本当に効果的な援助とは何か?これまでの援助の「常識」を覆す、新しい援助政策を明らかにする。
危機はなぜ起こるのか。回復はなぜ可能なのか。依然として残る経済・社会・政治の脆弱性と、その背景を解明。再生の条件を提示する。『東アジアの奇跡』続編。
世銀や国連の行なったハイチやトルコの大震災、エチオピアの大干魃、インドネシアを襲った大地震と大津波等の例から具体的な対応の成功と失敗を検証。先進国の例も豊富に提示し失敗による人災を明らかにする。
実習生・教員・実習指導者の三者が共通認識を持つのに役立つ一冊。
80年前の住宅改善事業に学ぶ。1933年の昭和三陸地震の被災地・東北で住民に寄り添いながら行われた社会基盤づくりのさまざまな試み。
阪神・淡路大震災から20年を経た今、様々な被災地復興支援・学術調査活動の成果や教訓が生み出され、東日本大震災における実践例の検証も進んでいる。本書は、阪神・淡路大震災以降、神戸大学において震災復興学を講じてきた研究者を執筆陣とし、災害に関する学問的課題や将来への展望を、広く社会に発信する一冊である。明日を担う若者たちが学際的知識を習得できる、震災復興学の入門テキスト。
複雑で混乱に満ちた21世紀の「国際政治」を、どう見ればよいか。理論と実践に通じたジョセフ・ナイとデイヴィッド・ウェルチが、ここに手本を提示する。国際場裏での新たな展開に対応して「現在の引火点」をまとめ、新たな議論や素材を盛り吐んで改訂。2色刷。
若手研究者がそれぞれの専門分野を語り、異分野への広がりをイメージする。鋭敏な思考と自由な発想が織り成す、未来志向の“学際”の花模様。