李巴陵は、先帝の後宮の美人であったが、のちの嵩帝竜基の寵を受け、貴妃となる。この異例の厚遇ゆえ、巴陵は嫉妬と権謀術数の渦にのみこまれる。折悪しく、国運の傾いた崔に殉じ、希代の恋で結ばれた二人は死す。が、唯一の娘小虎によって、仇討ちが…。-17歳(応募時)でこれだけ書けるという驚きに満ちた、はるか中国古代の幻の帝国・崔に託したロマンと哀しみの叙事詩。第1回ホワイトハート大賞「佳作」受賞作。
高度経済成長に沸く中国は、残された最後の巨大市場である。市民生活の動向に視点をあて、この国の現在をつぶさに見た貴重なリポート。
大地を揺るがす地鳴り、激しい縦揺れ、横揺れ…。悲鳴と共鳴するかのように倒れるビル、家屋。一瞬のうちに街は形を失い、激しく燃える炎のなかに埋没していった。1995年1月17日、忽然と街は消えた…。阪神大震災の記録を、神戸市を支えてきた長田の街とそこに住む人々に焦点を絞り、災害当日から撮影敢行。極限の状況の中からやがて再生への道を歩もうとする長田の人々の姿を、被災前から長田の街を愛し撮影してきたカメラマン・牧田清が追った迫真のフォトドキュメント。「ホームレスの詩」を送り出したコンビがふたたび世に問う珠玉の一冊。
日本を代表する141軒を精選。さらに三つ星11軒、二つ星24軒を厳しくランキング。読んで楽しく、使って納得のガイドブック。
本書は、震災後の復興に必要な法律上、実務上の諸問題について解説したものである。
市民参加型まちづくりの息吹を伝える地域に密着した「まちづくり通信」を合本。行政の配布資料も併載。
運は誰にも平等にある。ただ、使い方のうまい下手がすべてを決める。幸せに生きるための運の波と流れの正しい読み方をここに集約。
激甚災害下での借地・借家権の保護と不動産鑑定の実務。阪神・淡路大震災の現場からの報告。
安藤忠雄の新たな挑戦。生活・余白・記憶に満ちた明日の都市づくり。1995年度プリツカー建築賞受賞。
人の集まるところに強運あり。出会いの儀式から別れの儀式まで喜び事から悲しみ事まで自分を守り、幸せを呼びこむ風水の開運術。
市民参加型まちづくりの息吹を伝える地域に密着した「まちづくり通信」を合本。行政の配布資料も併載。
立ちはだかる規制。資産保全制度の欠如。縦割り行政。地方分権の遅れ。産業の競争力の喪失ー。阪神・淡路大震災が顕にした日本社会に潜む数々の弱点。災い転じて福となすには何が必要か。経済学者が、21世紀の日本を先取りしたモデル地域として甦らせる、市場原理に基づく大胆な構想を提示。
「生きた経済」を学べ!経済、金融、景気、企業戦争、そして国家財政からビジネス・トレンドまで、“日本という国”をミクロとマクロからとらえた絶好の入門書。