本書は骨関節疾患の病理組織学的診断を行うにあたっての基本的な事項を100の質問にまとめ、具体的な病理形態像を呈示し、できるだけ平易に解説した入門書である。したがって、病理医、整形外科医、放射線科医の日常の診療に役立つことを主な目的としているが、骨関節疾患に興味をもつ医師および研究者、さらには学生にも役立つことを願って書かれたものである。
人事査定制度は、日本大企業の中核的人事管理制度の一つである。本書は、人事査定制度の日本的特徴について、日米比較を通して実証的に解明する。とくに、従来の研究史を詳細に跡づけることによって、査定制度に関する日本の「常識」を検証しなおす、きわめてユニークでポレミークな研究書。
本書は、これから新しいビジネスとして投資信託に関わっていく銀行員のために書かれたものです。投資信託業務のビジネスプラン立案はもとより、現場での実務上の疑問にも即答できるように、テーマごとの一問一答方式になっています。合計121のQ&Aは投資信託の運用から販売に至るまで幅広く取り上げていますが、特に販売者側に立った編集を心掛けています。商品知識や運用に関するものも、販売者として知っておく必要があるものばかりです。
本書は、すでに90歳を越えた著者がまったく新しく書き下ろした、生物学の歴史と現状とそして未来を語ったものである。生物学の特質はなにか、物理科学とはどのように異なるか、それは自律的な学問であるか、われわれ自身やわれわれの倫理についてなにを教えてくれるか、など、著者が長年にわたって蓄え培ってきた知識と哲学が驚くほどの若々しさで語られている。さらに、生物学で問われる「なにが」、「いかに」、「なぜ」という三つの問いを具体的に明示するために、多様性生物学、発生生物学そして進化生物学について、これまで用いられてきた概念や方法論に照らしてその特性が述べられる。
今日的な「食料・食品問題」を学際的に研究しようと農業経済学、食品経済学、食品マーケティング、食品製造工学、食品栄養学など多彩な学者・実務家で組織している日本フードシステム学会では、1998年6月20日、東京大学大学院農学生命科学研究科の第8講義室において“現代の「食」を考える”と題するパネルディスカッションを開催した。本書は、その内容を取りまとめたものである。
本書は、独検3級の合格を目指す方が、重点的かつ効率的な勉強をすることができるようにと作られた参考書です。先に出版した「独検4級突破」と同じ方針のもと、1992年に始まった独検の過去の出題傾向を調べ、それに沿った受験準備ができるようにと考えました。
ショートステイから留学まで海外で生活する英語のコツ!ホームステイに自信がつく簡単英会話の入門書。
くしゃみをすると目をつぶってしまうのはなぜ?魚っておならをするの?瞬間接着剤はチューブの内側にくっつかないのかな?ふと疑問に思っても、なかなか人には聞けずにいる“つかぬこと”をみなさんお持ちのはず。そんな疑問が本書を読めば解消します!各分野の専門科学者からSF作家、在野の一言居士まで、あらゆる識者が身近な科学上の疑問にこぞって回答を寄せた、いつでもどこでも楽しめる究極の雑学Q&A本。
本書は『ITマスター教科書 Microsoft Exchange Server 5.5導入ガイド』の続編として、MCS(米国Microsoft Corporationのコンサルティングサービス部門)が執筆した解説書の翻訳です。Exchange Server 5.5の導入後に行う作業の概念と手順を、MCSに蓄積された実際の経験を基に解説します。Exchange Serverのシステム管理を行うIT管理者の方にお勧めします。
アメリカNo.1の販売コンサルタント・“販売の神様”が書き下ろした“セールスの極意”。
欧米のビジネス界で大きな注目を集めている「コーチング」。やる気を失っているビジネスマンや元気のない企業が、再び活性化する新しい時代のマネジメント手法とは。
日常生活からビジネスに必要な表現まで、5000以上の会話表現の文例を収録したもの。全16章のジャンル別編、および会話に役立つデータ編の2部構成。
本書は、留学前に身につけておくべき基礎英会話を大きく3つのパートに分けて勉強できるように工夫されています。第1章は授業。キャンパスで役立つ英会話、いわばサバイバル英会話ともいうべき項目です。第2章では海外生活で必須の生活英会話、銀行口座の開き方から郵便局からの手紙の出し方まで、留学生活していく上で欠かせない表現を集めました。第3章では留学中、万一トラブルがあった場合に役立つ、トラブル英会話をまとめています。特に留学中のトラブルが増加しつつある咋今、このトラブル英会話は必ずマスターしておくべき表現法です。
本書は、国が施工している多くの事業のうち、公共事業すなわち公共工事について、昭和63年度から平成9年度までの10年間に会計検査院がどのような検査を行い、どんな事態について指摘してきたかを主体に記述したものであります。
意表を突く質問、答えづらい質問にいかに対処するか。アメリカ流の面接対策を伝授。
わが国固有の領土である歯舞、色丹、国後、択捉の北方領土の復帰を実現して日ロ平和条約を締結するというのは、日本国民の悲願である。1956年、「日ソ共同宣言」により、両国は国交を回復したが、領土問題が未解決のため、平和条約締結には至らなかった。爾来、北方領土の返還を求める運動は全国民規模のものとなり、政府は、多年、外交努力を重ねてきたが、厚い壁にはばまれて進展しなかった。しかし、昨今、日ロ関係は新たな進展をみて、2000年を機に、同条約の成否は正念場を迎えている。本書は、懸案解決のため日ロ両国民がともにこの問題を考える資とするため、両国語で刊行されるものである。
いちからはじめる英作文。学校では教えない英単語の並べかた。単語が読めない、つづりがわからない、それでも英語の文章が書ける。
なぜモノは壊れるのだろう?物質はなぜそれなりの強度をもっているのだろう?かのファラデーをも悩ませた、材料強度に関する現象は、日用品から大型構造物の安全性や寿命などに多大な影響を与える。それにもかかわらず、応力集中などの知識は専門技術者の間でさえ定着していない。本書では、金属や木材、セラミックス、ガラス、骨などの強度は互いにどう関係しあっているのか、そしてこのような材料がさまざまな構造物ー建物、橋、船舶、航空機、乗用車などーのなかでどのようにふるまうか、なぜそのようにふるまうか、といった事柄を扱う。工学系はもちろん、理学系で実験に携わる人には必読の書。