動物たちの能力には、人間などの遠くおよばないものが山ほどあり、それらの多くは、いまだに神秘のベールにつつまれている。五キロ先の魚を見つけられるワシ、三世代もかけて海を渡るチョウ、きざまれた数だけふえるヒトデ、四年間も飛びつづける鳥・アジサシなどなど。ふだん、なにげなく見過ごしている動物たちの、知られざる行動、驚異のメカニズムを一挙に公開。この一冊で、あなたも動物博士だ。
動物的な勘、強力な個性で、社会、個人、男女の世界を予言。使用者・消費者として切実な実感から新たなビジネス・チャンスを発見。
世界のいろいろな都市で生活した日本の若者たち。この本には、異文化の中で感じた驚き、喜び、悲しみが、いっぱいあふれています。彼らの語る海外体験をやさしい英文で綴った「ケネス」の新シリーズ。
本書には、現代日本の実にさまざまな写真が収められている。その違いを見るだけでも面白いし、広告写真家のカタログとして利用しても重宝である。
「Yes」「No」「I’m sorry.」…こんな初歩の英語なのに、いざ使ってみると、意外にも怪訝な顔をされたり、ひどい時には相手を怒らせてしまうことさえある。それは、日本人が単語や文法を詰め込むばかりで“英語の発想”を知らないから。本書は英語の背景にある英米人の思考や文化をふまえ本当に通じる“会話の急所”をレクチャーする。
建築家であり研究者でもある著者は、建築のみならず都市・造園・遊具等々あらゆる環境の場を広く横断的に捉えうる本質的・実践的な計画・設計方法の必要性を感じ、人間のアクティビティを軸に長年にわたる研究・検証の作業をかさねてきた。本書はその集大成ともいえるもので、環境デザインと呼べるすべてにおいて適用可能な各種の実践的手法を、綿密な研究を裏付けにしつつ提示している。
本書では、日常生活のあらゆる場面での「言いたいけれど、言えない」状況を設定し、それぞれの状況でもっとも有効なテクニックを、実例のなかで示しました。電子メールやFAXに対応した現代ならではの「書き方」の実践書として、その特性を活かした使い分けの極意も自然に身につくようになっています。
本書は、中学校の数学の先生方に、中学3年の選択教科として、数学の学習に役立てて頂くようにした。中学3年は、中学最後の学年であり、高度ではあるが将来の科学技術界や社会での活動に展望を与えるよう、コンパクトにまとまった数学を扱うよう配慮した。
生まれたときから当たり前のように使っている言葉だからこそ、その言葉のしくみも知っていると思い込んでいますが、実はいざ聞かれると知らないことだらけ。疑問がスッキリ解決するだけでなく、驚くほど言語感覚が鋭くなる本。
南太平洋・ソロモン諸島における大規模開発事業の導入は、地域社会にいかなる矛盾を引き起こしたか。本書は、西洋社会から発せられてきた「開発」や「発展」「貧しさ」の意味を再考する。
手紙は人なり。愛の告白も方言なら。手紙は距離感で凝縮する。遺書と弔辞も手紙である。書いた手紙は一晩寝かせて投函せよ。具体を書け、想いを書け、生活を書け。
シュレッダー業界シェア8割を誇るセールスの精鋭集団。そのノウハウと、創業社長の「人を動かす要諦」を完全網羅。
一流の雑用係が一流のリーダーになる。
「楽しいな」、「かわいいな」と思えたらそれが、ちょうどよい距離感です。
心理臨床セラピストの著者が「悩める上司」のあなたに贈る、部下との関係がもっとうまくいく「簡単な」やり方。
北の地旭川の小さな動物園ー旭川市旭山動物園ーが、2004年の夏、月間入園者数日本一に輝いた。決して規模も大きくなく、交通の便もさして良いとは思えない。そのような動物園がどうしてこの驚くべき快挙を成し遂げたのか。本書はその秘密を、園内で働くさまざまな人々に精力的にインタビューすることで浮き彫りにする。小菅正夫園長と立松和平氏の対談は巻末を飾るにふさわしい。壮年を迎えた男たち二人が、少年に立ち返ったかのように夢中になって想いを語り合う。その熱気、その純情こそが、本書の根底にある。