<特集 お笑い×小説が起こす 物語革命!>
今やお笑い芸人たちはエンタメの地図を大きく塗り変え、その勢力図は小説の世界にも広がりつつある。今回は6人の気鋭の若手芸人による短編小説を中心に、その才能を余すことなく披露する!
書き下ろし短編
アブノーマル ラランド ニシダ
自分の悩みも「笑い」「コンビ愛」のタネなのか。自分を本当に理解してくれているのは誰なのか。「普通じゃない」と言われてきた主人公の、葛藤とやるせなさを描く。
みててよマシーン ゾフィー 上田航平
2052年、人類はついに観客ロボットを自らの手で作り上げた!? 舞台表現をこよなく愛する著者だからこそ書けた、演者と観客の未来をめぐるSFドタバタ小説。
巻き戻し 四千頭身 石橋遼大
恋なんて、めんどくさい。小学生の頃以来、異性との微妙な距離感を抱えて生きてきた男が、最近恋愛を面白く感じ始めたわけは? 20代の著者のほろ苦青春小説。
そそぐ 吉住
隣に、憧れのアイドルが引っ越してきた。僕は、顔だけ見て応援しているようなファンとは違う。あの声、あの佇まい、それさえあれば。なのに、まさかの報道……。
イルオ キュウ ぴろ
誰からも名前を呼ばれない僕は、この世界で存在していないも同然。だから代わりに、自分が全ての物の名付け親になる世界を作って過ごしている。
新発売! コナファ ギャンワアイランド トム・ブラウン 布川ひろき
世界は、無数の音で溢れている。新作ゲーム開発のため、まだ見ぬ擬音語を求めて彷徨う主人公の、愉快でぶっ飛んだドタバタ珍道中!
対談
芸人は最強のクリエイターだ! 劇団ひとり×ゾフィー・上田
特別寄稿
1伊坂幸太郎「ダウンタウンと私」
2加地倫三(テレビ朝日 エグゼクティブプロデューサー)
「”読書芸人”が教えてくれたこと」
3バイきんぐ 小峠英二 夢を追いつづける芸人たちの「歩行祭」
アンケート
小説家・お笑い芸人、50人に聞きました!
鼎談
「M-1 1回戦敗退したやつが、実は一番お笑いに詳しい説」
独占手記
コップ よねしろ「地底の中心で、お笑い愛を叫ぶ」
インタビュー
西澤千央 今、女芸人が一番面白い!
<全編公開>
今野 敏 署長シンドローム
<シリーズ>
道尾秀介 ハリガネムシ
長浦 京 NOC 緋色の追憶2
<エッセイ>
森川 葵 じんせいに諦めがつかない
<コラム>
〆切めし 安壇美緒
武田砂鉄 もう忘れてませんか?
<漫画>
益田ミリ ランチの時間
意思強ナツ子 るなしい
<本>
読書中毒日記 特別編 モモコグミカンパニー
<書評現代>
ミステリー 青戸しの
青春・恋愛小説 三宅香帆
時代小説 田口幹人
エッセイ・ノンフィクション 高橋ユキ
今月の平台
第17回小説現代長編新人賞3次選考通過作品&2次選考通過作品講評 発表
第18回小説現代長編新人賞募集
第69回江戸川乱歩賞募集
執筆者紹介
「上司とは距離が近いほうがいい!」こんなカン違い、していませんか?なぜ上司との関係で、あなたの評価が変わってしまうのか、上司と良い関係を築くのは、友人や恋人よりはるかに簡単、正しい距離感は、「星と星」くらい離れていていい、上司は親ではない、もっともやってはいけない「反射」パターン、上司との関係づくりに悩む人、必見!
クラスのカースト最上位ギャルの不破満天は、最近ちょっと太り気味。そんな彼女が対立するギャルにこき下ろされる緊迫の場面に居合わせ、「お前のあだ名、金肉饅だから」の一言に思わず吹き出してしまった宇津木太一。満天の逆鱗に触れた太一は、彼女のダイエットに付き合わされることになりーまさかの半同棲生活に突入!?
私たちに、新しい時間割り
『VERY』今月は...
【大特集】
オシャレの見直しで、ロスタイム減を減らしたい
私たち、生きる時間が足りなすぎる!
Part1手っ取り早くオシャレするならキーアイテム5
Part2シャツを買えば、MYユニフォームになる!
Part3切り札小物で、玄関ロスタイムを減らしてこう!
Part4“クローゼットのインフラ”整備が近道
Part5働くママは“時間を生む羽織り”を一枚!
▼FASHION
ママになったら、なおさら発想!
PART1スタイリスト福田麻琴さん「カジュアルなときは、なおさらワントーン」
PART2「カーゴパンツの日は、なおさらちょいヒール」
PART3公園↔︎ランチの「着回し力で選ぶなら、なおさらサロペット」
今年の運動会こそ、スポーティモードトレンドに乗っかろう!
上の子とだけ、向き合う時間
朝の送迎は決め打ち3点セットで乗り切れる!
デニム苦手ママへの処方箋
オシャレの更新感は、コスパ服に助けてもらお❤
PART1“適正価格ハンターわかな”は税抜U¥15,000で賢くオシャレを更新!
PART2税込U¥30000で「ワンツーコーデできちゃった!」
PART3チームVERYの2023春夏ユニクロ、未来の名品予測
あなたのニーズに一問一答♡ウィッシュリスト
「今欲しい!」がkokodeで買える!オンライン通販VERY STORE
ちびVERY<レゴランド/リゾートプール/箱根彫刻の森/グアム>
行き先別 子どもとお出かけオシャレ、もっと楽しみたい!
▼VERY NaVY
滝沢眞規子さんがミューズの
VERY NaVY
5月号DIGEST版は 全84P♡
▼BEAUTY
マイナス3歳に見せるのは細部ケア
▼CULTURE
申 真衣ちゃん特別インタビュー企画
「ソフィア・コッポラさん! 私の憧れです」
短期集中連載! VERY新人ライター白書❹
「私、実はVERY定期購読しています!」
武井 咲さん、arikoさんにお料理を習いに行く
松下洸平さん 自分の「感性」の磨き方
我が家でお誕生日会、みんなで楽しめる「ヴィーガンスイーツ」
VERY的年齢別 ディズニーランド攻略法
とにかく「笑える」育児情報を発信する
子育てインフルエンサー・木下ゆーきさん
「自分よりもパートナーのほうがほんのちょっとだけ大変だと思うようにしています」
私たちとマッチングアプリの距離感
アントレプレナー教育をおうちで実践
実は10代より多い40代の予期せぬ妊娠
▼連載
SHELLYの「これってママギャップ?」
サスティナママと「ビスポーク」の素敵な関係
今月のSHOES SHOW
My first stageを楽しもう!
大切にしたいBlack名品
ファッションディレクター小島令子さんのカジュアル塾
あの人の「お使いもの」ネタ帳【ゲスト:吉田怜香さん】
私の「新しい時間割り」
森 泉の「カートでさんぽ」
オトナになっても好きなこと 【ゲスト:田中琴乃さん】
辻元 舞の「自分ファースト」で行こう!
「遊びにおいでよ」が似合う家
家族のコトバ
小島慶子 連載短編
武田砂鉄のVERYな言葉狩り
Aぇ! groupがAERAの表紙とインタビューに登場 「6人でアイドルの天下人になる」
巻頭特集は「『村上春樹』を読む」/現代の肖像 鈴木エイト
4月10日発売のAERA4月17日号の表紙には、デビュー前でありながら高い人気を誇るジャニーズJr.のAぇ! groupが登場します。ロングインタビューでは、初の全国ツアーを開催中の彼らが、今後への思いを「日本のアイドルの天下人になりたい」など、強い言葉で語ります。巻頭特集は、「『村上春樹』を読む」。6年ぶりの長編小説『街とその不確かな壁』の出版が目前となるなか、村上春樹作品の魅力にどっぷりと浸れる特集です。AERA創刊以来の名物連載「現代の肖像」では、ジャーナリストの鈴木エイトさんの人物像に迫りました。旧統一教会問題に迫り続けるその思いの原点や原動力を浮き彫りにします。3月28日に亡くなった世界的音楽家の坂本龍一さんを追悼する記事もあります。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、天海祐希さんをゲストに迎えたラスト回。「憧れの人」について語り合いました。ほかにも読み応えある多彩な記事が詰まった一冊です。
●表紙&インタビュー:Aぇ! group
表紙に登場するAぇ! groupは、デビュー前ながら全国12都市44公演を行う「Aッ!!!!!と驚き全国ツアー2023」を開催中です。「自分をさらけ出せる。ステージは特別な場所」(末澤誠也)、「直に反応を見られる。ライブは幸せな時間」(草間リチャード敬太)など、ライブステージには特別な思いがあると言います。2019年の結成から時間をかけて絆を育んできた6人。「僕らの『今』を感じてほしい」(福本大晴)、「丁寧に楽しませることには自信がある」(小島健)と話します。「アイドルとしての誇りを持って臨んでいる」(正門良規)という仕事の現場で、「今が戦うタイミング」(佐野晶哉)というほど気合が入る6人の「今」が詰まったロングインタビューです。もちろん撮影は蜷川実花。彼らのあふれるエネルギーを閉じ込めた写真は必見です。
●巻頭特集「『村上春樹』を読む」
6年ぶりの長編小説『街とその不確かな壁』の出版が待ちきれない、という人も多いでしょう。そこでAERAでは、新刊を読む前に村上春樹の魅力に改めて浸るというための特集を用意しました。多ジャンルのハルキストたちが、自分にとっての魅力を語ります。三代目 J SOUL BROTHERSのリーダー、小林直己さんは「道しるべがなかった思春期を救ってくれた」と語り、『ねじまき鳥クロニクル』や『スプートニクの恋人』が特に思い出深いそうです。個人的交流もある、総合地球環境学研究所所長で霊長類学者の山極壽一さんは「彼は小説を書きながら音楽を奏で、踊っているんです」と分析。テレビ朝日アナウンサーの弘中綾香さんは「没入感がすごい。想像力をはるかに超えていく」と語ります。東京、広島、兵庫など、ハルキストが集う「聖地」を紹介する企画もあり、往年のファンにとっても、これから魅力を発見したい人にとっても、見逃せない特集です。
●現代の肖像 鈴木エイト
一人の人物像に迫る、AERA創刊以来の名物連載「現代の肖像」。今号は、ジャーナリストの鈴木エイトさんを取材しました。安倍晋三元首相の銃撃事件以降、メディアに引っ張りだことなった鈴木さんですが、まだ注目を浴びないときから、旧統一教会の問題やカルト問題に熱心に取り組み、地道な取材を続けてきました。その思いの原点はどこにあるのか、執拗な抗議を受けながらもくじけることなく追及を続けられるのはなぜなのか、彼の深部に迫ります。意外な横顔や、今後さらに取り組みたいことも描かれます。ぜひご覧ください。
●追悼・坂本龍一
世界的音楽家の坂本龍一さんが3月28日に亡くなりました。映画「戦場のメリークリスマス」のタイトル曲やYMO時代のテクノポップスなど、その音楽に世界が酔いしれました。記事では、坂本音楽の「魅力の核」とはなにかに迫ります。坂本さんは、社会問題に積極的な発言をしていたことでも注目を集めました。批判されることもありながら、なぜ発言を続けたのでしょうか。記事では、2011年の東日本大震災後に福島市であった音楽フェスで、記者に本人が語っていた言葉も紹介しています。
●松下洸平 じゅうにんといろ
ドラマ「合理的にあり得ない」で共演する天海祐希さんをゲストに迎えた対談のラスト回です。最後は、松下さんと天海さんが「憧れの人」について、具体的な名前を挙げながら語り合います。天海さんが、初共演の松下さんに抱いた印象も語られます。そして、各ゲストの最終回に恒例の「松下さんが選ぶゲストの色」も発表されます。これまでの対談を通して、「天海さんはポジティブで前向き」という印象を繰り返し話してきた松下さんが選んだ色は何色でしょうか。二人のカッコイイ撮り下ろし写真、ゆるめの自撮り写真とともにお楽しみください。
ほかにも、
・プーチンは死ぬまで権力離さない
・女性の政治進出阻む幾重もの壁
・大学は贅沢ですか いまだに認められない大学生の生活保護
・「AIは世界の終わり」 イーロン・マスク氏らも警鐘
・誹謗中傷引き起こすネット記事の配信責任は?
・フィンランド サンナ・マリン首相敗北の背景に「経済」
・戴冠式を迎える英王室の課題
・私のことはスルーして 仲間内SNSで“リアクション待ち”されるストレス
・ピンチは雪だるま式に おとなの「大ピンチずかん」
・タカラジェンヌのセカンドキャリア
・大宮エリー東大ふたり同窓会 ゲスト 泉房穂・兵庫県明石市長
などの記事を掲載しています。
巻頭特集
ハルキストたちが語る
識者
「村上春樹」を読む
6年ぶりの長編小説出版を前に
【小林直己】道しるべがなかった思春期を救ってくれた/【山極壽一】小説を書きながら音楽を奏で踊る
【村治佳織】1回目は無音で、読み返す時には音楽を/【弘中綾香】没入感がすごい。想像力を超えていく
【マシュー・チョジック】サイケデリックな夢/【武内佳代】批判多い女性の描き方は「何を語っているか」
現場
「聖地をめぐる冒険」
村上春樹作品のファンが集う場とその理由/ブックカフェ「6次元」、「ドライブ・マイ・カー」の広島
「戦争反対」とは言わず、想像力のところで思わせる
国際
プーチンは死ぬまで権力離さない
国際刑事裁判所が出した逮捕状の深刻な副作用/ベラルーシに戦術核とイスカンデル/さらなる脅し
女性
女性×働く[議員] 女性の政治進出阻む幾重もの壁
最も遅れている政治分野/男女格差は146カ国中139位で世界最悪レベル/「候補者男女均等法」はどこへ
教育
大学は贅沢ですか
いまだに認められない大学生の生活保護/進学率8割なのに60年前のルール適用/「均衡論はおかしい」
社会
私のことはスルーして
仲間内SNSで“リアクション待ち”されるストレス/面倒なやりとりに「スルー願望」/スマホと距離必要
時代を読む
戴冠式を迎える英王室の課題 チャールズ国王は求心力を取り戻せるか
本
ピンチは雪だるま式に おとなの「大ピンチずかん」
“あるある感”満載/駐車場の精算機で小銭なし→後ろに高級車→焦ってドアをぶつけて
人
タカラジェンヌのセカンドキャリア
コミュ力武器に居場所切り開く/ダンサー、ホテル支配人、診療情報管理士/協調性と個性
インタビュー
Aぇ! group
全員を越えて「天下人」を目指す
アイドルとしての誇りを持って/僕らの「今」を感じてほしい/ライブは幸せな時間
トップの源流
新連載 日本生命・筒井義信会長 「自主」の精神が染み込んだ
社会
配信責任は「誰」にある
ヤフーニュースは誹謗中傷「被害」を拡大したのか/プラットフォーマーの責任
米国
「AIは世界の終わり」
イーロン・マスク氏らが開発の一時停止を求める/ユタ州で未成年のSNS利用制限の法律
国際
フィンランド総選挙・マリン首相敗北の背景に「経済」
追悼
坂本龍一さん「愛するものを信じた」
連載
松下洸平 じゅうにんといろ ゲスト・天海祐希
「憧れの人」を語る/「多くの方の言葉が今の天海さんをつくっているんですね」(松下)
表紙の人
Aぇ! group・アイドルグループ
現代の肖像
鈴木エイト・ジャーナリスト/古田真梨子
AERA-note
編集長敬白
好評連載
eyes 内田 樹
浜 矩子
大宮エリーの
東大ふたり同窓会
ゲスト・泉 房穂
■【特集】新たなエネルギー地政学 脱ロシア、脱炭素時代を生き抜く
ロシアによるウクライナ侵攻は国際的な燃料価格の高騰を招き、
エネルギー情勢の“世界地図”は大きく書き換えられた。
脱ロシアに苦心する欧州、存在感を増す産油地域・中東、
日本との距離を縮める豪州、石炭火力から逃れられないインド・ASEAN、
そして、毎夏のように電力逼迫が叫ばれ、節電要請を強いられる日本─。
石油危機から50年。「安定供給」と「脱炭素」の狭間で揺らぐ
世界の潮流を読み解きながら、わが国のとるべき道を探ろう。
文・小山 堅、進士義友、今里和之、高橋雅英、アームストロング士郎、南 亮、有馬 純、大場紀章、編集部
PART 1 総論
世界の分断深刻化 脱炭素と安定供給との“二兎”を追えるか
小山 堅 日本エネルギー経済研究所 専務理事・首席研究員
PART 2-1 欧州 1
「ロシア産天然ガスには頼らない」 欧州の新たな戦略とは
進士義友 海外電力調査会(JEPIC)欧州事務所長
PART 2-2 欧州 2
欧州が新たに直面する課題 脱中国依存と技術革新
今里和之 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)欧州事務所長
Column 1 太陽光 次世代太陽光技術がカギ 充電いらずの“究極のエコカー” 編集部
PART 3 中東
石油危機から50年 日本は中東諸国にこう向き合え
高橋雅英 中東調査会 主任研究員
Column 2 LNG 電気は「あって当たり前」 安定供給支える現場の苦悩と矜持 編集部
PART 4 豪州
重要性高まる豪州 エネルギーを軸に日豪関係強化を
アームストロング士郎 オーストラリア国立大学 豪日研究センター長
Interview 脱炭素戦略
脱炭素社会実現に向けて 多様で現実的な道筋づくりを
南 亮 経済産業省 首席国際カーボンニュートラル政策統括調整官
Column 3 核融合 持たざる国日本の切り札に? 核融合は希望の“光”となるか 編集部
PART 5 インド・ASEAN
途上国の現実を受け止め 日本はアジア地域の“代弁者”たれ
有馬 純 東京大学公共政策大学院 特任教授
Column 4 石炭火力 日本発で世界に貢献 石炭火力のゼロエミッション技術 編集部
PART 6 日本
原発・再エネフル活用で燃料価格変動への抗堪性を高めよ
大場紀章 ポスト石油戦略研究所 代表
■WEDGE_OPINION 1
・世界経済はまるで「モナ・リザ」 金融危機のリスクに備えよ
倉都康行 RPテック 代表取締役、国際資本システム研究所長
■WEDGE_OPINION 2
・薬剤師ってこんなにいるの? 定員制限と役割拡大を急げ
成瀬道紀 日本総合研究所調査部 副主任研究員
・COLUMN 薬剤師余り 厚労省と文科省に問う 編集部
■WEDGE_REPORT 1
・エルドアン再選後のトルコは何を守り、何を変えるのか
今井宏平 日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所 海外派遣員
■WEDGE_REPORT 2
・日本人のアフリカ観は時代遅れ 悲観か楽観かで捉えるな
白戸圭一 立命館大学国際関係学部 教授
■連載
・新しい原点回帰:「本屋」の代名詞・三省堂書店が考える新時代の書店とは(磯山友幸)
・MANGAの道は世界に通ず:『推しの子』 負の原体験が強さを生む (保手濱彰人)
・インテリジェンス・マインド:明石元二郎と石光真清は日露戦争勝利にどう貢献したか(小谷 賢)
・各駅短歌:トランプ(穂村 弘)
・近現代史ブックレビュー:『近代日本の政治家』 岡 義武(筒井清忠)
・1918⇔20XX 歴史は繰り返す:日ソの「宣戦布告なき戦争」 ノモンハン事件が示す教訓(花田智之)
・さらばリーマン:豊富な経験と深い郷土愛 奈良に誕生したECメーカー
坂口竜一さん ライズクリエイション代表取締役(溝口 敦)
・時代をひらく新刊ガイド:『アンビシャス』 鈴木忠平(稲泉 連)
・Letter 未来の日本へ:自らと他者の「死」に寄り添い お別れを“より良い”ものに
木村光希 納棺士、ディパーチャーズ・ジャパン 代表取締役 (河合香織)
●拝啓オヤジ (相米周二)
●一冊一会
●読者から/ウェッジから
MISAMOのミナ、サナ、モモがAERAの表紙とインタビューに登場
「3人だからこそできる表現を」
AERA7月31日号の表紙には、大人気ガールズグループTWICEから結成されたユニットMISAMOの3人が登場。練習生時代から一緒にいることが多いというミナ、サナ、モモが、3人で表現したいものやお互いへの思いについてたっぷりと語っています。
MISAMOは、アジア発9人組ガールズグループTWICEから結成されました。ミナ、サナ、モモの3人によるユニットで、「TWICEではお見せしていない、MISAMOの3人だからこそできる表現を大切にしている」と言います。それが詰まっているのが、まもなくリリースする1stミニアルバム「Masterpiece」。3人で意見を出し合い、「この3人だったらこういう雰囲気がだせるよね、とコンセプトを決めて作り上げていった」と言います。「『私たちの沼から一生抜け出さないでほしい』という思いで、その沼に引きずり込むような世界観を目指した」とも。お互いへの思いや、グローバルに活躍する3人に憧れる10代へのメッセージも聞きました。大人っぽさとかわいさが詰まった、蜷川実花撮り下ろしの表紙とグラビアとともにお楽しみください。
●巻頭特集:英語“最強脳”の作り方
中高大と英語教育を受けてきたのに英語は苦手という日本人は多いです。多くの人は、それなりの英語力を持っているのにしゃべれないと否定してしまう「アイキャント症候群」だと専門家。ではそれを克服してしゃべれるようになるにはどうしたらいいのでしょうか。「日本語大げさトークが鍵」「アルファベットでなくカタカナで学べばOK」「英会話は筋トレ」など、目から鱗の英語学習法が紹介されています。また今は、AIやアプリなどさまざまなテクノロジーが進化中。ChatGPTを使って無限英会話レッスンもできるので、利用しない手はない! 英語苦手記者の実践などを通して、ツールの使いこなし方も紹介しています。ビジネスパーソン必須の“できる感”が増す英単語やフレーズも紹介。ぜひ参考にしてください。
●「君たちはどう生きるか」をどう見るか
宮崎駿監督の10年ぶりの監督映画「君たちはどう生きるか」が話題です。さっそく見た方からは、独自解釈を含めた賛否の声が聞こえます。この「語りたくなるアニメ」であることが、ヒットの理由だと専門家は指摘します。ストーリーのなかでは説明されない部分があり、その隙間を観客は語りたくなるのだそうです。82歳の宮崎監督が見せた「新機軸」の作品であるという声も。何が新しいのでしょうか。まだ見ていない方も、これから見る方も、ぜひ記事を読んで、宮崎駿のジブリワールドに触れてみてください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
松下洸平さんがホストを務める対談連載は、初対面のゲスト、放送作家の高須光聖さんを迎えました。高須さんが松本人志さんとともにMCを務めたラジオ番組「放送室」が大好きという松下さん。「高須さんの番組によって僕自身が形成された」と言い切るほどです。そのラジオ番組は、松下さんが出演したNHK連続テレビ小説「スカーレット」にも大きな影響を与えていました。どんな影響でしょうか? 高須さんはこの対談のオファーをもらったとき「何かの間違いかなと思った(笑)」と言いますが、話し始めると一気に距離が縮まり楽しいトークが深まっていきました。ほかでは聞けない内容です。
●時代を読む:長期化する母娘問題
母と娘は、同性同士ということもあって関係が複雑です。子どものころから過干渉や依存、虐待などを受け、母と格闘し、関係に悩んできたという人も少なくありません。特にいまの団塊世代の親と、団塊ジュニア世代の娘は、その価値観が大きく転換した時代を挟むだけに隔たりも大きい面があります。進学や就職、結婚で家を離れ、しばらく距離を置いていた母娘も、母が老いて弱ってくると介護の問題に直面し、再び接近せざるを得ず、また諍いが起こるというケースもあるようです。高齢化によって長期化し、複雑な心理をはらむ母娘問題について深く掘り下げました。
ほかにも、
●揺らぐ米国の三権分立 連邦最高裁判所で相次ぐ保守的判断
●日本での出産に言葉や環境の壁 外国人女性の妊娠・出産の支援ニーズ急増
●藤井聡太七冠が棋聖戦4連覇「八冠にまた一歩近づいた」
●トム・クルーズは人間アトラクション なぜ、そこまで?
●宝塚歌劇110周年 多彩な演目で新しい恋に誘う
●松田元太(Travis Japan) 俳優としての入り口
●東大生親の職業 管理職母は5%
●プレミアム商品 物価高のなかむしろ割安感
●「新NISAで長期投資を」 “積み立て王子”のススメ
●武田砂鉄 今週のわだかまり
●ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
●大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・鳩山由紀夫
などの記事を掲載しています。
放課後の空き教室で、床に仰向けになった鳴無亜衣梨は太一に向けて囁いた。「宇津木くん。ワタシとキス、してみたくない?」…一体全体なんでこんなことに?清楚さと妖しさを兼ね備えた新たなギャルの登場で、不破満天が大爆発!?あわれ太一の運命や如何に!
若き日に東大闘争を経て、小児科医院を開業した後、「寺小屋」活動に参加、「隅田川医療相談会」では野宿者と会話を重ね、“学校・医療・介護”の現実と向き合った日々の記録!友人・鶴丸幸代さんとの対話。
クラスで別グループだった2人が、一緒にYouTubeをやる仲に!!趣味も好みも性格も、いろんなものが正反対だけど、17年間喧嘩ゼロ。「病んだときの対処法」「女同士が仲良くなる方法」「友達とのちょうどいい距離感って?」など、ゆるっと綴ります。“普通の女の子代表”ならではの、小さな工夫に満ちた、優しくあたたかなエピソードが満載。仕事でもプライベートでも仲良しな2人から、友達関係のヒントが得られる…かも?
「けーちゃん、またあしたね」-その約束は果たされず、幼き日の霧島圭介は唯一の親友だった男友達・まーちゃんと離ればなれになる。そして10年後、親の再婚でやって来たのはー可憐な陽キャ美少女として成長した、まーちゃんこと真咲だった!ずっと男と勘違いしていた圭介が戸惑う一方で、兄妹として昔よりも近い距離で接してくる真咲。一緒にゲーム、一緒にごはん…どころか一緒にお風呂まで入ろうとして!?共に暮らすなかで、10年の空白がなかったかのような居心地の良さを感じる二人。それでも、二人の心と身体は成長していてーひとつ屋根の下という状況から、どうしてもお互いを意識してしまい…!?
団塊世代の真摯な回想。激烈な競争の中で、高度経済成長を支え、さまざまな社会現象を生み、労働市場、消費と貯蓄、企業経営、社会保障制度等に変革をもたらした団塊の世代。本書は同世代との間に微妙な距離感があった「自己」について省察したものである。
【国際女性デー】「働く女性のリアル」を特集
ラッパーのAwichさんが表紙とインタビューに登場
AERA3月11日号は、3月8日の国際女性デーにちなみ「働く女性のリアル」を特集。日本の女性が直面する現状や課題、模索する持続可能な働き方とはどんなものかを考えます。その表紙には、女性のカリスマでもあるラッパーのAwichさんが登場。ロングインタビューでは、自分の命とエネルギーをかけてやりたいことへの思いを語っています。突然の結婚発表で国内外に衝撃が走った大谷翔平選手についての記事も。その存在が、世代を超えた多くの人にどれだけ影響を与えているかがわかります。新しい女性像を切り開き、社会問題への発言でも注目される小泉今日子さんのインタビューもあります。また、一人の人生に迫る人物ルポ「現代の肖像」は、純烈のリーダー、酒井一圭さんが登場します。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優の仲野太賀さんとの対談が続き、「仕事とプライベート」について語り合います。ほかにも、多彩な記事が詰まった一冊をぜひご覧ください。
●巻頭特集「働く女性のリアル」
女性の地位向上やジェンダー平等について考える「国際女性デー」。AERAはこの日にちなみ、女性の生き方や働き方を考える特集をします。女性が男性化することでキャリアを積む時代は終わり、持続可能な働き方の模索が始まっています。仕事かプライベートかではなく、どちらにも同じ熱量を注ぎたいという思いや若い世代の変化の兆し、また社会がどう変わらなくてはならないかなどを多角的に報じています。特に男女格差が激しい政治分野の課題や、女性の健康を考えるフェムケアについての記事もあります。さらに、女性の生き方をテーマに、創刊以来、手厚い報道を続けてきたAERAのこれまでを振り返りながら、女性の変化を読み解く記事もあります。
●表紙&インタビュー:Awich
新時代を切り拓くラッパーのAwichさん。スタジオに現れた“女王”は、ステージで見せる堂々としたカッコよさに加え、柔らかな雰囲気をまとっていました。沖縄出身、10年以上の空白期間を経てメジャーデビュー、いまや若い世代を中心にカリスマ的人気を誇ります。「Awichがきっかけで新時代が来た!となったら面白いし、今は、カルチャーや沖縄の若い人たちの意識が変わっていったり、日本の女性たちが活発になっていったり、変化を感じるのが楽しい」と話します。そして女性たちにメッセージを届けます。「自分がどうしたいのか、なぜそう思うかを掘り下げていけば、揺るがないものがきっとあるはず」。撮影は、もちろん蜷川実花。時代をリードする女性クリエーター二人の共演によって撮られた、時代のその先を見つめる視線が印象的な写真の数々、ぜひ誌面でご覧ください。
●大谷翔平 結婚の衝撃と今季への期待
国民の“アイドル”とも言える大谷翔平選手。ドジャースに移籍して最初のオープン戦で本塁打を放ち、話題をさらったと思った矢先、驚きの結婚発表でさらなる衝撃が走りました。女性ファンのなかには、「心臓に悪かったです」「デコピンになりたい」など、複雑な心境も。それだけ老若男女から愛される存在だということがわかります。また、大谷選手のスプリングトレーニングを通して、現地でどんな反響があるのか、今季への期待はどうか、などについて在米ジャーナリストが書いた記事もあります。世界中の注目が集まる大谷選手の“いま”が詰まった記事です。
●小泉今日子「楽しそうな大人」として立つ
その言動に常に注目が集まる、小泉今日子さん。明確な意志を持ち、新たな女性像を切り開き続けてきた存在です。そんな小泉さんに、新刊刊行を機に、「日本の女性の現状」や「芸能界やメディアの転換点」など、社会的テーマについても聞きました。自ら道を切り開く原動力は、若い人たちへの思い。「私はちゃんと『楽しそうな大人』としてたくましく立っていてあげないといけないなと思います」と語っています。いまの思いが詰まった貴重なインタビューです。
●現代の肖像:酒井一圭・純烈リーダー
スーパー銭湯アイドル「純烈」のリーダーといて、年間300近いステージに立つ酒井一圭さん。常に自分を客観的にプロデュースし、熱意で周囲を巻き込む姿勢が、唯一無二の存在感を築いてきました。その紆余曲折、波瀾万丈な人生を、本人だけでなく酒井さんに近しい方々にもじっくりと取材した人物ルポです。ここでしか読めない、酒井さんの一面が垣間見える内容です。
●松下洸平×仲野太賀
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優の仲野太賀さんとの熱いトークが続きます。今回は、仕事だけでなくプライベートの話にも及びます。仲野さんのフットワークの軽い休みの過ごし方については、松下さんもびっくり。お互いに刺激を受け合う様子が伝わってくる内容です。二人の距離感の近さが伝わってくる、さまざまな表情を捉えた写真も必見です。
ほかにも、
・政倫審出席も暗雲はれず 岸田政権の終わり方
・【独自】新NISAで1月に買われた株「高配当だらけ」
・10代に広がるオーバードーズ 若者のSOSのサイン
・花粉症と入試シーズン重なる問題
・「オレたちは“最下層”だ」 ヨルダン川西岸地区の難民キャンプルポ
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・新連載 会いたい人に会いにいく 杉山邦博さん
などの記事を掲載しています。
住まいのインテリアデザインを中心に暮らしにかかわるテーマを幅広く取り上げ、「住まいにおける心地良さとは何か」を提案する、“上質”“本物”志向のライフスタイルマガジン特集/THE GREEN CONNECTION 庭づくり、家づくり
住宅実例 緑が演出する美しい住まいの風景
自然との心地良い距離感は、山々を眺めたり、草花を育てたりと人によってさまざまで、住まいにおいてはそれが個性の一つに。家族で楽しむ中庭やインドアグリーン、街の一部となる外構など、住み手の感覚と暮らしに合わせて自然を取り入れた住まいを紹介します。
外での時間を楽しむアウトドアアイテム
光や風を感じながら、本を読んだり、食事をしたりするひととき。室内と同じ過ごし方でも、屋外というだけで心身が解きほぐされます。そんな外での時間を豊かにしてくれる家具やアクセサリーを厳選。三つのシーンに分けて紹介します。
CLOSE-UP Poltrona Frau
Poltrona Frauは2021年、アウトドア家具をスタートしました。創業約110年という長い歴史のなかで培われたブランドの美意識は、インドアと同様にアウトドアにも体現されています。室内外をシームレスにつなぐ同ブランドのアウトドア家具に注目しました。
CLOSE-UP コルゲートハウス
1965年に設備設計家、川合健二の自邸としてセルフビルドされたコルゲートハウス。現存する貴重な建築遺産が、2023年9月に一棟貸し宿泊施設として生まれ変わりました。雄大な自然と共生する川合の思想がつまった空間が、暮らしや生きることについて新たな視点を与えてくれます。
緑のアーチがゲストを迎える、イタリアの住まい
木々や草花を愛でながら、家族やゲストと過ごすくつろぎの時間。今回訪れたイタリア・ミラノに立つM邸は、都市にいることを忘れさせる緑豊かな庭をもつ住まい。植物の壁によって周囲の喧騒から逃れた庭は、静かで心地良い雰囲気に満ちていました。
CLOSE-UP RK GARDEN
長野・軽井沢にある倉庫を改装したレストラン、RK GARDEN。“豊かな自然を体感できる場”をテーマに、光が降り注ぐ半屋外スペースへとリノベーションされました。提供するのは、素材の味を生かしたヴィーガン料理。五感で自然に触れる時間が、心まで満たしてくれます。
REPORT Heimtextil 2024
ドイツ・フランクフルトで毎年1月に開催される、ハイムテキスタイル。1971年から続く、ホームテキスタイル業界最古であり、最大の国際見本市です。2024年、現地で体感してきた、テキスタイルの最新デザインと最先端の技術・機能をレポートします。
現代のライフスタイルに沿う“土間空間”の取り入れ方
日本家屋に多く見られた土間。ライフスタイルが多様化する昨今、特定の目的をもたない、多用途な使い方ができる空間として住まいに取り入れられるように。今回は、土間を中心に据えた2軒の住宅を紹介。現代の土間の在り方を考えます。