レーガン政権のもと、ウォール街全盛の時代にアメリカがなぜ歴史上最大の債務国に転落したのか、またその陰で日本がいかにして世界最大の債権国にのしあがったのか-。本書の著者が、三年間にわたり日本の金融界を調査して得たものは、この十数年のうちに日本の「円」が世界の基軸通貨となり、日本の金融支配下にアメリカが組み込まれていくであろうという確信だった。世界最大の金融帝国、野村証券をはじめとする各金融機関の壮大な戦略のもと、新金融大国日本の可能性とアメリカの行く末をダイナミックに描いた力作。
青年海外協力隊員の途上国体験は、新しい日本人をつくっていた。日本流でない生き方を知った協力隊卒業生の10のドラマ。
化学に魅了された著者が若い世代に熱いメッセージをこめておくる化学入門書。有機化学の基礎をエッセイ風にまとめ、肩がこらずに学べるいまだかつてない楽しい本。楽しい化学のワンダーランドで“化学の魅力”を十分堪能できるでしょう。
決算書とは、まさに「経営の羅針盤」。本書は、決算書の基本的な読み方から経営分析のしくみ、さらには各種管理資料とあわせて自社の課題を把握する方法まで、わかりやすく解説。自社の現状を正確にとらえ、経営判断に役立つ手引きとして、活用できる。
韓国の首都ソウルに飛び、地元で評判の路地裏の名店を徹底取材。ここでしか味わえない激ウマ料理の秘密を解剖した、韓流料理“オモニの味”レシピ大全。「本書を見ておいしそうな料理を作ってみる→ソウルへ飛んで本場の味を確認」「本書をガイドにソウルで食べ歩く→おいしかった料理を日本に帰って再現」と、使い方はご自由に。ちょっと変わったアノ料理や、料理に関する面白話をコンパクトにまとめた、“実用的な”料理&旅行本。辛いだけじゃない韓流料理の神髄がここにある。
松下電器産業社長・中村邦夫、ソニー名誉会長・大賀典雄、トヨタ自動車会長・奥田碩、日産自動車会長兼CEO・カルロス・ゴーン、キヤノン会長・御手洗冨士夫-。67人の経営のプロが直面したターニングポイント。そこでの「決断」が組織を活性化させ、常勝軍団をつくり上げた。10のキーワードで導き出す「勝者の方程式」。
食の歴史は、遺伝子の歴史。あなたの体に本当に必要な食べものは?ネイティブ・アメリカンにアルコール依存症や糖尿病が多いのはなぜ?話題の古代食ダイエットってどこの古代食?ギリシアの男性が悩まされるソラマメ・アレルギーとマラリアの意外な関係とは?世界各地をめぐったフィールドワークから見えてくる「進化美食学」の世界。
原因はわからないが、突然痛みを感じることは誰しもある。こんなときに、民間療法からヒントを得た操体法でスッキリと解消。
本書は、我が国や世界各地の現状を認識し、金沢に期待される今後の公共領域に対する景観への思いを展望するものであり、また歴史的にもおよそ400年にわたって戦禍を免れた金沢の地形、風土、生活文化に息づく点景のなかから、金沢らしさを構築する姿を抽出したものである。