レーガン政権のもと、ウォール街全盛の時代にアメリカがなぜ歴史上最大の債務国に転落したのか、またその陰で日本がいかにして世界最大の債権国にのしあがったのか-。本書の著者が、三年間にわたり日本の金融界を調査して得たものは、この十数年のうちに日本の「円」が世界の基軸通貨となり、日本の金融支配下にアメリカが組み込まれていくであろうという確信だった。世界最大の金融帝国、野村証券をはじめとする各金融機関の壮大な戦略のもと、新金融大国日本の可能性とアメリカの行く末をダイナミックに描いた力作。
ガマンにガマンの亭主のホンネ大爆発!妻のため、家族のため、日夜仕事に励んでいるのに、女房はワガママ、子供は無視。これでは寄り道したくもなる…!?そんな亭主の不満と願いに、ちょっと耳を傾けてみませんか。家庭円満、お家繁昌の近道がみえてきますよ。
肩こり、腰痛、冷え症、便秘、妊娠・出産の異常まで。万病を治療した著者の豊富な実績と、誰でもできる「湧命法」を収録。健康と若さを、あなたも取り戻してみませんか。女性のからだ110番。
『男はつらいよ』が第40作をこえ、山田洋次監督の気持ちに区切りがついた機会に、『男はつらいよの世界』の著者が同シリーズの作品構造をあらためて徹底解明する。寅さん論の決定版。
忙しさにふり回され、不規則な生活が日常化した現代のビジネスマンは、胃痛、食欲不振、便秘、下痢など胃腸の異常といつも隣り合わせの生活を送っています。胃腸はまさに“心の鏡”。ストレスに敏感に反応して潰瘍をつくったり、最近多い過敏性腸症候群になったり。心生き生き、胃腸も生き生きで活力を取りもどしましょう。
階段を急ぎ足で上がっただけで心臓ドキドキ、息切れ、冷や汗…。となると、心臓に黄信号点灯です。放っておけば、ある日突然アナタを襲う激しい胸痛!休みなく働き続ける命のポンプが食べすぎやストレスでジワジワと蝕まれてゆくのです。狭心症や心筋梗塞の原因は、ひと口でいえば、血管の“傷み”。血管を守る生活を、さあ今日からスタートさせましょう。
“沈黙の臓器”といわれる肝臓はいわば人体の化学工場。不平もいわず黙々と働き続けるさながら無人のロボット化場。それだけに異常を知られる症状がでたときはかなり悪化しているケースが多いのです。だからこそ普段から肝臓をいたわる規則正しい生活が大切なのです。また社会問題化したウイルス肝炎にも正確な知識で冷静に対処しなくては。あなたも肝臓を守る生活法が必要です。
“身体がだるい”“のどがかわく”“視力障害”“体重の急激な変化”…こんな症状がでたら、もう重症!糖尿病はいまや増加の一途をたどる危険な成人病です。放っておくと、失明、えそ、人工透析が必要な腎臓障害と恐ろしい状態に移行してしまいます。
野球発祥の地、クーパースタウンの町並。長島茂雄・一茂親子の二世代に渡る野球人生。メルセデスの中の中日ドラゴンズ星野仙一監督のはにかむような笑顔。熱帯国キューバでの広島カープ山本浩二監督の燃えるような瞳。“ボール”に青春をかけ、夢を抱き続ける人々の〈光〉と〈影〉。そんな彼らを追った一人の書き手が綴るスポーツ年代記。
動悸、めまい、息切れ、不眠、イライラなどは、あなたがストレスにつぶされそうになっている危険信号。放っておくと、心身症に。またストレスと免疫の意外な関係。免疫は、細菌などから身体を守る体内の防衛システム。このミクロの軍団は、ストレスが高じると能力が低下、風邪をひきやすくなったり、体調不調に。あなたの免疫力は、大丈夫?
安政6年、アムール艦隊の軍医として来日した著者の描く幕末期江戸の貴重ルポルタージュ-本邦初訳。攘夷の嵐の時代の江戸見聞記。
わたしたちが呼吸し、触り、食べ、飲み、嗅ぐ、すべてのものが分子からできている。バーベキューの味もばらの香りも分子で決まっている。しかし、目に見える現実の背後にかくれている限り、分子はたいたいの人には抽象的で、なじみのない概念にすぎない。著者は、楽しくて読みごたえのある解説によって、分子の世界をわかりやすく身近に感じられる存在にしている。