一瞬の驚きに声を上げた唇が触れ、身体中が痺れ、涙が止まらない鼓動だけが高く早く波打ち、下半身は硬く強く…ついに運命の夜は二人を結びつけた。もっと激しく燃えたい!甘美な想いが二人を包む。メガヒット・ロマンス新刊第4弾。
私が古美術品に惹かれ集めだしたのは随分と古い、学生時代に青山の骨董店で季節の壷を手に入れたのがはじまりである。それ以来四十数年、原稿料や印税が入ると、少しずつ好きな仏教美術の小品を買っていった。こうして買うことのできる小さな仏像や印仏等についての随筆も、おりにふれて書いた。本書は、この種の文章を集めたものである。
昭和の終焉に際会した著者が、昭和天皇のご不例から崩御、新天皇の践祚までを辿りながら、昭和天皇の類稀れなる御事蹟を振り返り、昭和の意味と平成日本のあるべき姿を提示する。
選手引き抜きからライバル球団潰し。日本のプロ野球の歴史は誕生の瞬間から現在まで、「巨人」読売新聞の強大な支配のもとで編まれてきた歴史だった。力を背景に君臨する読売王国から追放された一人の男。関門海峡を渡って流れ着いた九州の地でまかされたのはノンプロもどきの弱小球団。男は、西日本鉄道の九州一国論を背景に、中央集権国家の牙城、東京に再び闘いを挑む。
アメリカとソ連首脳の平和サミットが間近に迫る頃、一隻の中国の原子力潜水艦がひそかにハワイ沖へ向けて出発した。彼らを派遣した将官が目論むのは世界制覇。そのためにサミット初日に米ソ両国をミサイル攻撃して第三次大戦を誘発させるのが艦の使命だつた。情報を察知した米海軍は未曽有の破局を回避すべく、ソ連に協力を要請するが…。深海に展開する米・ソ・中原潜の死闘。ハイテクの粋を駆使して描く軍事スリラーの傑作。
ご存知、“寅さん課長”の著者が初めて明かす、〈寅さん映画〉の秘話、面白エピソードがいっぱい。
不眠・耳鳴り・イライラ・吐き気・偏頭痛・めまい等、肩コリにともなう諸症状が、これで解消できる。
高級車が出入りする郊外の館ー夜毎くり広げられる秘密パーティと肉の儀式。卑劣な罠におちて館に連れ込まれた女子大生の亜矢子。夫の冷酷な復讐の餌食となって生贄に供される名家の人妻・千鶴。羞恥と汚辱にまみれて調教され、愛奴として嬲られる美女たちを微細にわたって活写する長篇SMハードロマン。
あの笑い、涙、人情…感動の名場面を、厳選写真で一挙公開。
女の死体が発見されたのは、かつてチャーリー・レズニックが住んでいた地域だった。当時とは様変わりして快適そうな住宅地での殺人は、ありふれた家庭内でのいざこざによる事件と思われた。2人目の被害者が出るまでは。レズニック警部以下CIDのメンバーの捜査は孤独を癒そうとした被害者の共通点がローカル新聞の個人広告欄『ロンリー・ハート』にあることをつきとめた。
TVディレクター、ハロルド・ロイの家に忍び込んだ二人の泥棒。欲求不満だったハロルドの妻マリアは在宅していて、泥棒の一人グラビアンスキと恋に落ちる。頻発していた家宅侵入事件を担当するレズニックのチームはロイ家の事件に注目するが、金庫にコカインがあったことから捜査は麻薬捜査隊との合同捜査に発展する。寂しい現代人をリアルに描いて好評のシリーズ第2弾。
長い勤務時間が終わり、ガールフレンドに会いに行こうとしていたインターンが襲われた。凶器は鋭利な刃物でその傷は被害者ティムの将来を閉ざすほどのものだった。レズニックのティームが捜査に動くが、さらに同じ病院の看護士が被害者に。病院関係者を狙った怨恨による犯罪か?それとも狂気による動機なき襲撃か?捜査陣は更なる犯行をくいとめようと必死の捜査を続けるが。警部チャーリー・レズニック・シリーズ第3弾。