世間は厳しく、男の目は残酷だ。それでも元気に生きています。哀しくも愛おしい、お嬢さんによる超爆笑エッセイ集。
著者が、第一作の『男はつらいよ』に出会ったのは二十八年前のこと。それ以来、寅さんと山田洋次監督に「銀幕」を通じて声援を送りつづけ、折々に、寅さんを論じてきた。そして、今回、全四十八作の完全版が仕上がった。数ある寅さん論の最長評論である。寅さん映画を、小津安二郎以来の日本映画の「家族」を描く伝統のなかで位置づける。
結婚式を挙げに行く途中のカップルが拾ったヒッチハイカーは、赤い眼に裂けた耳、犬のように尖った歯をしていた…。やがてコネティカット州山中の脇道で繰り広げられる恐怖の連続殺人劇。狂気の殺人鬼の魔手にかかり、次々に血祭りに上げられていく人々-悪夢のような夜に果して終りは来るのか?熱に憑かれたような文体で不可能を可能にした、探偵小説におけるコペルニクス的転回ともいうべきカルト的名作、ついに登場。
旅先で知り合った小説家の娘歌子(吉永小百合)への寅さんの慕情を描く『柴又慕情』、数年後、夫と死別し津和野の図書館で働く彼女と再会し、その再出発を願って寅さんと「とらや」の人々が活躍する『寅次郎恋やつれ』の二作品に小学校時代の悪友デベソの妹で画家のりつ子(岸恵子)との友情と恋を描く『私の寅さん』を併録。
寅さんとインテリの因縁は深い。妻を亡くし、一人暮らしとなった博の父(志村喬)と意気投合し(『寅次郎恋歌』)、寅の幼馴染みに恋する東大助教授(米倉斉加年)を助け(『寅次郎夢枕』)、変わり者の考古学教授(小林桂樹)とマドンナを争いつつも、共にふられ友情を結ぶ(『葛飾立志篇』)。傑作三本立て。
えらい兄貴にはなれなかったがよき伯父さんであった寅さんがたった一人の甥、満男の恋のために奮闘努力する四作品(『ぼくの伯父さん』『寅次郎の休日』『寅次郎の告白』『寅次郎の青春』)を収録する青春編。
中山式自然療術がつらい慢性痛からあなたを救う。ある女性を襲った腰痛の悲劇とその復活へのヒストリー。ある日突然腰痛に襲われた女性が、悩み苦しみながら治療法を求めてさまよい、やがて最良の施術、中山式自然療術に出会い、痛みがなくなるという物語。
記憶、学習、推論といったいまだに解明されていない脳の認知機能を、計算論的に解明しようという野心的な試みへのアプローチとして「ニューロイダルモデル」を提唱する。
水道の水はチョロチョロ出したほうが節約になる?毛は剃ると濃くなる?…世間で囁かれる眉つば話に白黒つける。
砂漠で魚を釣る方法から、男が母乳を出すコツ、イタリア式の便秘解消術まで、人生をよりエキサイティングにする必笑の“奥義”を授けましょう。
本書は、日本橋商事という会社をモデルとしてとりあげ、その会社の決算書を実際に読みながら、決算書の数字のもつ意味、つまり、決算書の数字がなにを表現しているのか、このことを、徹底して、説明しております。決算書を読破することによって、決算書から、会社の経営上の問題点を探り出す方法を、具体例で示しております。税法や、改正商法の取り扱いについても、できるかぎり、ふれております。
暮しにとけ込むスポーツの実態を「する」「観る」「視る」「読む」「支える」「話す」といった多面的側面からとらえ、その量的な把握を試みるとともに、今後の国民生活におけるスポーツライフ充実のための課題、方向性を明らかにしたもの。調査対象者は、18歳以上の男女2442人。