特攻出撃、緊迫の飛行、そして生還。死へと向う飛行は、上官の命令だったのか自分の意志だったのかー。緊迫、手に汗をにぎる決死の飛行記録。
桜高巳は18歳。幼い頃から病弱、霊感体質でダブリの高校2年生である。体質ゆえに『人ならぬモノ』の気配に敏感な高巳は、季節外れの転入生千住蓼太に怪しい気配を直感した。極力、関わり合いになるのを避けていた高巳だが、ある日学校帰りの公園でとんでもない光景を目撃してしまいー。
肩こり。腰痛。しびれ。身体の痛みがたちまち消える法。
幼いころから雪が大好きで、とうとう、雪と氷と気候についての研究者となった森永由紀さん。観測のためヒマラヤへ、女性初の日本観測隊員として南極へ、そして、チベットへ-。おっちょこちょいで、失敗もするけれど、けっしてくじけない彼女の足跡を追うとともに、いま、話題の環境問題、オゾンホールや地球温暖化についても、やさしく語る本です。小学校中級以上向き。
「誰しも死にたくない」それでも特攻隊員である彼らは、爆弾を抱いて生還の望みのない出撃へと向かっていった。迫り来る死の足音を聞きながら、切々と綴った彼らの手記をもとに、生死の狭間で悩みながら任務の達成に殉じた、若者たちの群像を描く。
祖国ノルウェーをナチスのくびきから解放しようとした名もなき一兵士に、いったいどんな運命が待ちかまえていたのだろうか。ナチスに追われた男の決死の逃避行。
練馬の第1連隊から函館の第28連隊へ、そして習志野の空挺部隊へとエリート自衛隊員の4年間の思い出。
ナースが日々の看護において必要とする情報が、臨場感あふれるコミックやシナリオを用いて描かれており、教科書からは得られない生き生きとした看護現場の知識を学びとることができる。看護現場に即した的確なアドバイスが、ポイントとして簡潔にまとめられている。疾病、看護技術等についての、レベルの高い知識が解説されており、実際の看護と関連づけながら、しっかりと学習できる。
本書は、産褥2カ月までを5つの期間に分け、タイムテーブルにのっとって各時期の病態生理の解説、その時期、実際に褥婦が感じている問題点、あるいは助産婦、看護婦、保健婦といった看護、指導する側が直面している問題点、指導時の注意点が精神的援助、新しい試みまで含めて取り上げ、実践に即して解説されており、日常診療上のマニュアルとして活用できる。
本書は、疾病、障害をもって自宅で生活する患者、家族に寄り添い支えようとする医療、福祉関係者が、実際に現場で行動するための最初の一歩を記したガイドブックである。