ザンビアの人と野生の動植物と共に生活し活躍する青年達の青春。NHK番組「鯉よ!大瀑布をのぼれ」の出版化。
この小説は二つの大きな海難事故が土台になっている。1988年の東京湾浦賀水道で発生した『なだしお事件』と1976年の岩手県宮古市沖で発生した『第38いづみ丸』沈没事故である。生命がけで職務を全うする海上保安庁特救隊の指揮者がもし失態を演じたら…その部下が事故死したら…それに同情を装う人間との絡み…特救隊員の青春像と指揮官を取り巻く自由奔放に生きる海のGメンや上級幹部の立場と思惑などが点と線になって交錯する。
最近、我が国においても高齢化が進み、患者層の高齢化が顕著になってきている。こんな時代の医療で、ナースの占める役割は真に重要である。重要であるというような程度でなく、21世紀医療では主役を演じているのではなかろうか。本書は現在米国で最も権威ある脳神経疾患看護学テキストである。
夢にまでみた南極観測隊に参加しておめずおくせず大奮闘!スリルと笑いと感動の手記。
特攻!苦悩する昭和史最後の証言!昭和の終焉を見て、初めて書かれた大西長官特攻作戦決意の真意!零戦と共に生きた予科練出身搭乗員が書き残す、渾身の記録。
本書は、小児看護の特殊性、生活の援助、対症看護、診療の補助と検査、治療、処置の介助、未熟児の看護、看護記録など、小児看護全般を網羅し、新採用看護婦、実習生にも解りやすく、写真、イラスト入りで丁寧に説明してある。
特攻隊員には遺骨はない。彼らにとっては爆弾を抱えて飛び立った“幻の基地”万世(加世田市)が本当の戦死場所でもある。若き隊員たちが最後に綴った血涙の書を集大成した慰霊戦記。
テレビや新聞が伝える海外からのニュース、災害、飢餓、内乱、戦争…。そこで困難やくるしみに直面している人を目のあたりにして、だれもが「何か力になれたら」と思う。その思いを行動に、そして一生の仕事とするのが国際協力の専門家といわれる人たちだ。世界平和のために自分の能力をいかす、そんな夢を持つ人たちが今待望されている。