震災発生後いち早く自衛隊は災害出動し、多くの人命を救ったー。自らも被災しながら地域住民を支援した松島基地の隊員、掃海部隊による水中捜索、歯科医官による身元不明遺体の検視等々…その活動は多岐にわたる。なかでも原子炉容器を冷却するため、原発からわずか二百メートルまで近づき真水を供給した「オペレーション・アクア」の実際はほとんど知られていない。それぞれの持ち場で献身的に務めを果たした自衛隊員四十数名の声を航空自衛隊OBが現地取材。震災三年目にして初めて語られる真実!
海外の医療経験豊富なバイリンガル医師・看護師による「生きた医療英語」が学べる!
忘却され消費される物語。特攻のイメージはなぜ日韓で大きく異なるのか。日本人以上に日本人らしくふるまわざるを得なかった彼らの足跡をたどり、植民地支配と歴史認識を問いなおす。
きびしい選抜試験を突破して憧れの海軍搭乗員となった少年が見た戦場ー日米開戦の翌年に、十五歳で予科練に入隊、“地獄”の訓練に耐えて大戦末期に母艦航空隊に配属された下士官パイロットが、予科練から始まる過酷な訓練の実相と、実施部隊での熾烈なる戦闘体験、ともに戦った戦友たちの姿を書き遺した感動作。
16、7歳の少年搭乗員の生と死。水上特攻艇「マル四艇」の真実ー艇首に250キロの爆薬を詰めたベニヤ製の高速ボートを駆り、敵艦船に体当たり攻撃を行なうために死と向き合った苛酷な青春の日々を紙上に再現する。
急性期から在宅まで今ここにある栄養の課題!高齢患者への早期介入により地域を守り、急性期医療を救う!
たくさんカネを持っている者が偉いんじゃない。心がきれいで、困っている人を助ける者が世の中で一番偉いんじゃ。生まれたばかりの我が子に繰り返した父の言葉は、「今だけ、金だけ、自分だけ」の荒廃した日本社会を今も照らしつづけている。
かつてはイケメンサッカー少年、今は編み物大好きゆるふわ男子のソータはある日、九年間付き合った恋人のウタコに振られてしまう。惚れ直してもらうため、ソータが選んだ就職先は、陸上自衛隊!?しかし、辛すぎる訓練の日々から「脱走」を図ったソータの前に立ちはだかったのは、無口で無愛想な同期の佐倉だった…。陸上自衛隊が舞台の熱血バディコメディ!
“韓国の芥川龍之介”と言われた作家の新聞小説の傑作!19世紀後半、朝鮮王朝末期の内憂外患の緊迫した時期に、国王の実父大院君は高宗の摂政として権力を揮るった。本書は、若き日の興宣君があえて官職を辞し、市中の無頼となって、蔑まれ、貧困に甘んじた時代を経てようやく“春”をつかむまでの物語。人間的葛藤と当代の腐敗した朝鮮社会の鋭い矛盾を映し出した歴史小説。
女性泌尿器科の外来診療から入院手術、退院指導まですべてがわかる!
ナースが見るべきこと、やるべきことをトコトンわかりやすく解説!「呼吸」「循環」がわかれば、ICUはこわくない!
熱が出ました、ゼロゼロが止まりません、ゲロしました。日常よく出合う症状の診かたのポイント、家族の味方となるコツがつかめる!クリニック開業23年の著者が豊富な経験則をもとに診療の極上エッセンスを伝授。
もっと多くのいのちを救いたかった。日本を震撼させた大震災から17年。大都市を襲った直下型地震による大規模火災、ビルの倒壊と闘った消防隊員の記録。