診療情報管理士をめざす初学者から診療録管理に携る実務者まで、レベルに応じて着実に実力が向上するトレーニングブック。実際の症例をもとに作成された具体的な演習問題。現場で求められる適切なコーディング法を習得。コーディングにおける迷いを払拭する。
ウルトラセブンのアンヌは私のなかの一瞬の出来事でした。隊員服を脱いだひし美ゆり子のフォト&エッセイ。
著者は昭和19年8月15日、陸軍特別幹部候補生として入隊、満一年の苛烈な軍隊生活を体験する。その間に日本初のロケット戦闘機「秋水」の実験に従事した記述は、本書の圧巻。
世の中では急増する児童虐待、突然の事件や災害による外傷後ストレス障害、身体疾患や治療によるうつ状態や危機状態、触法精神障害者へのケア体制の課題など、こころのケアに関する多くの課題はまだ山積している。本書では、山積する課題を乗り越えていくため、臨床の現場で活躍されている看護師・保健師の方々が、地道でかつケースの変化をもたらす“臨床の知”を、事例を通して紹介した。
本書は、2000年にメディカ出版の看護専門誌に掲載されたクリニカルパスに関連する報告をコンパクトにまとめたものの改訂版である。
本書では、大学病院や公私立病院、個人病院において、日常の産科周産期看護のなかで遭遇した患者の身体上の問題をはじめ不安や葛藤、ストレスなどさまざまな看護上の問題について、豊富な臨床経験を持つベテランナースが解決方法を具体的に言語化していただくことを心がけた。
17歳のスザンナ・ケイセンは、ごく普通のティーンエイジャーだった。ある日、彼女はアスピリン1瓶とウォッカ1本を飲んで病院に担ぎ込まれた。動機が何だったのか、自分でもよく分からない。たしか頭痛がした。不安だった。…けれど、自殺するつもりではなかった。専門家は彼女を境界性人格障害と診断し、そのまま精神病院に入院させる。そこでスザンナは自分と同じように、心に問題を抱えつつ生きる同年代の女の子と出会う。反抗的で何度も病院から脱走しているリサ。空想癖のあるジョージーナ。そんな彼女たちとのふれあいの中で、スザンナは見失っていた自分自身に向き合う勇気を取り戻していく。映画のセリフがすべて分かる完全対訳と充実の語句解説付。
本書は、日々直面する基礎的な看護技術の共通事項についての再学習のテキストとして編纂された。本書は、先人たちの編み出した経験知を尊重しつつ、新たな研究によって得られた成果を取り入れ、各領域別、専門別看護に共通な基礎技術について、実践的な立場から述べている。しかし、手順書ではないため、1つの方法に固執せずにヴァリエーションを例示し、あるいは応用能力につながるような展開も試みている。事例を素材にして自己の日常の看護実践を振り返ることもできよう。
「看護は観察で始まり観察で終わる」とはよくいわれる言葉です。しかし臨床の現場で、いったい何を、どのように観察したらよいのでしょう。そして、観察したことをどうアセスメントし、いかに対処したらよいのでしょう。科学的知識と経験によって裏打ちされたベテランナースがあなたに贈る看護観察の知識と技術の集大成。
「一人の患者について必要なことを知り尽くそうとする終わりのない努力…」(山下格)を私たち精神科医はその職歴の間に何百回と繰り返すのだろう。今、そのキャリアの入り口にいる若人に、精神科的な診察や診断について何を伝えるべきか、編者2人とその精神医学教室の現時点でのまとめが本書である。
脳卒中による死亡数は減っているものの、発生数は増え続けていることをご存じですか?本書では、脳卒中(脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血、クモ膜下出血)の急性期の診断・治療・管理・リハビリ、そして回復期のリハビリまで、最新の知見、情報をもとに詳しく解説。
簡単な英語+カタカナで緊急時のフレーズを収録。シチュエーション別なので必要な表現がすぐ見つかる。基本単語の発音がわかる便利なミニCD付き。
本書は文字どおり“わかる”ことを念頭に置いて構成した。患者さんが泌尿器科を訪れるとまず問診・検査が行われ、診断が確定される。続いてインフォームド・コンセントを得て治療へと進み、さまざまな治療経過をたどることになる。ナースのみなさんが実際に遭遇するそれぞれの場面を想定して、診療の一連の流れが一目でわかるようにフローチャートを設けた。チャートに沿って読み進むことでさらに理解を深め、またいつでも全体像の理解へと戻れるように配慮した。