100年有余の時を経て初めて紹介されるオックスフォード大学史料。福沢諭吉研究に画期的前進をもたらす驚くべき新事実。100通余の宣教師報告書が語る近代化の巨人像。
本書は、幕末の開港以来、西欧文化の導入拠点となった横浜を主として述べた論集等である。
本書は、(社)日本旅客船協会が旅客船を対象として、実用的でわかりやすい救命設備の使用方法等に関する手引書として編纂されたものである。
宣教師たちがアメリカ・バプテスト・ミッションに送った手書きを含めての報告書を収集・判読・翻訳・分類するという綿密な作業の積み重ねで完成した本。エフリアム・H.ジョーンズ師をはじめ多くの宣教師の活動がとりあげられている。
十九世紀から二〇世紀初頭は、アメリカの海外宣教師熱が顕著な時期であった。神学生はキリスト教とアメリカ文化を扶植するエージェントとして東アジア諸国へと赴いた。朝鮮近代史におけるアメリカ型近代の扶植・受容・発展に焦点をあて、近代朝鮮の多様性を解明する。
小選挙区比例代表並立制の導入が、政党による公認候補選びや、実際に当選する候補者の傾向に与える影響を、1960年以降の衆院選挙での公認に関するデータの統計分析結果と自民党候補者へのサーベイなどをもとに、初めて分析した実証研究。
データマイニングの実証として事例3件を収載。
計量政治学とフィールドワークを駆使した実証的な選挙分析を通して日本政治の核心に迫る論考を集成。一九七二年田中角栄内閣の衆院選から二〇〇〇年森喜朗内閣の衆院選まで、時系列分析による政治構造への深い洞察は、今日いっそうの輝きを増し、政党政治の混迷を超え出ていく示唆に富んでいる。
経済発展における国家の役割とは何か?民主主義と経済発展はどのように関係しているのか?8カ国の事例研究をもとに経済学者と政治学者が共同で研究した渾身の一作。
昭和36年以降の過去問をテーマ別に整理。過去問を読みくだして理解する、初めての問題集。
上・下巻全100問で憲法のあらゆる出題パターンに対応できる能力を養成。上・下巻全100通の参考答案で、合格答案のイメージを具体化。合格答案作成のすじ道(「思考のプロセス」・「学習のポイント」等)の明示により答案の自己分析が可能。
東日本大震災の余燼も冷めやらぬ中で行われた2011年4月の統一地方選挙は、いかなる選挙であったのか。原発事故、地域政党といった要因はもちろん、不振続きの政権政党・民主党と、これに立ち向かう野党各党との対立の構図は、選挙戦をどのように展開させたのか。本書では、全国各地の特徴的な選挙を調査することでその実態を明らかにし、また統一地方選挙が国政に及ぼす影響についても視野を広げる。