馴れ親しんだ物語の中に作家の素顔がかくれんぼ…。数学的発想からキャロル作品のドクケをゲドクするミラクルハテナ集。
21世紀の世界的な激動の中で、福音宣教と教会の去就に迷う日本の教会にとって、欧米キリスト教国の宣教地であったという成り立ちの経過を、今、全体的・根源的に顧みる必要があるが、そのための余裕と力量に乏しい。著者(西南学院大学教授)は、そういう難題の克服の道を、遠く200年の昔、アジア伝道に乗り出して試行錯誤と艱難辛苦をなめたアメリカンボードの経験に求め、それがアジア諸国、諸民族に及ぼした功罪を、ボードの記録、宣教師たちの報告の原典探索から把握しようとする壮大な冒険に乗り出した。今日、袋小路に踏み込んだ日本宣教の混迷を克服するためには、この企ては必ず大きな成果をもたらすであろう。本書は全3巻からなる構想の第1巻であり、1810〜1850年を鳥瞰する。
「起業・新事業成功」の戦略、手法のすべてがわかる画期的実戦書!大前研一、竹内弘高、高橋俊介、小川政信…最強の講師陣が、事業創造の基礎知識、立ち上げ、育成、成長の各ステージについて、成功ノウハウと必須スキルを伝授する。
マルサスと同時代人たちを知性史のなかに位置づける。マルサスと関わったひとびとの思想と理論を検証し、いま経済学に求められる新たな知性を探究する試み。
戦争犯罪とは何か。どのような者が戦犯になるのか。たんに条文を解説するのではなく、国際刑事裁判所(ICC)の将来を見据えつつ、実際の裁判の場でどのように法が適用されているのかを、具体的なケースに即して説明する。3年間、旧ユーゴ戦犯法廷の判事を務め、裁判実務に通暁する著者にして初めて成った本邦初の教科書。
英字新聞を読む、英語放送を聞く、ビジネス現場で話すー英語力を仕上げるための実践編。
東京で切手コイン商を営む40歳の山内が、成り行きから自民党公認の候補として川崎市議会議員補欠選挙に出ることに。そんなドブ板選挙を戦い抜く彼の姿をとらえていく。地方選挙の内幕に迫った異色のドキュメンタリー。
1848年、普通選挙で世界に先駆けたフランスの民衆は理想社会の実現という壮大な夢を描いたが、それは空しい夢となった。大統領にはルイ=ナポレオン・ボナパルトが選出され、議会は選挙改悪へと傾斜し、そして大統領自身がクー・デタを決行する。普通選挙は重大な試練に直面した。普通選挙が導入されてから、第二共和政と第二帝政を通して、フランス国民は選挙の「主役」になるどころか、むしろそれに絶えず翻弄された。世界初の普通選挙その実態と動向を解明する。
コンプライアンスを実践するうえでこれだけは押さえておきたい「基本的法令の趣旨とその要点」を分かりやすく解説。
明治・大正期の初期の日本宣教の一側面と日本社会のあり様を描き出す第一級史料。