いにしえの歴史伝える「湯」の真髄。「お湯が違う」「宿が違う」「歴史が違う」日本唯一の温泉教授が誘う「全国屈指の古湯巡り」。
まったくの政治の素人が、ある日かかってきた1本の電話で、「公募」に誘われた。自民党の公認候補として川崎市議会議員の補欠選挙に立候補する気はないか、というのだ。政界に馴染みのないフツーの人が体験した選挙戦は、摩訶不思議なことだらけ。自民党ならではの圧倒的な組織選挙の渦に巻き込まれていく。そこには、お金がかかる選挙の実態、自民党の支持基盤の姿、そして、日本の民主主義の根幹が垣間見えるのだった。映画「選挙」で描ききれなかった真実。
大阪国際空港(伊丹空港)の中にある中村地区は、約150世帯400人の在日の人びとが暮らす、日本最大規模の「不法占拠」地域である。2002年、国と伊丹市によって移転補償が決定し、真新しい共同住宅へ集団移転することになった。中村地区の生活誌を丹念に掘り起こして人びとの「生きられた法」をすくいあげ、公共性を組み替える「寛容な正義」を説く。
ストップ地球温暖化を、デとサインで考える。
一八五九年の開港に伴い、横浜にはヘボンやS.R.ブラウンなど、多くの宣教師が来日した。日本においてキリスト教は長く禁教とされてきたが、まもなく伝道が許され、彼らは、和英辞書の編纂や聖書翻訳、教会の創立など、「異教の地」でさまざまな活動を展開した。また、M.E.キダーを始めとする女性宣教師は、ミッション・スクールを創設して女子教育に大きく貢献した。本書は、各ミッションの伝道本部やゆかりの教会、学校などに残る資料をもとに、横浜のキリスト教文化の基礎を築いた十一人のアメリカ人宣教師の足跡を紹介する。
「レイモンさん」の手はふっくらとして、とても大きくてやわらかいのです。その大きな手から作り出されるハムやソーセージを口にした瞬間、豚肉のうまみや油の濃厚さが舌や胃袋に語りかけてくるのです…大正時代、国際結婚した最愛の妻と手づくりハムの店を始めたレイモンさん。戦争に向かう嵐の時代の中で、妻と日本への愛を貫いた波乱の人生。
この本では、複雑でわかりにくいと考えられている選挙のしくみについて、少しでもわかりやすくするため、選挙に関する用語ごとに解説を加えてあります。さらに巻頭特集では、「わたしたちの暮らしと選挙」というテーマで、学級会選挙など、身近なところから選挙を考えてみます。
『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルは、本名をチャールズ・ドジソンといい、26年間にわたってオックスフォード大学で数学の講師を務めた高名な数学者だった。彼は、どんな数学者で、どんな仕事をしてきたのだろうか。『四色問題』の著者ロビン・ウィルソンが、ルイス・キャロルの生涯と、彼が愛した数の世界(幾何学、代数学、論理学、投票数学、暗号、パラドックス、パズルなど)を軽やかに綴る、出色の数学ドキュメント。貴重な写真と図版を多数収録。
最新の制度のもとに、主として候補者や運動員の方々が選挙運動を展開されるに当たって留意すべき事柄等について平易に解説。
覚える!わかる!身につく!時事問題から日常生活、一般教養まで、これだけは知っておきたい1000問。
1946年9月10日。ダージリンへ向かう列車の中で受けた啓示が、のちの彼女の生き方を一変させたー。本書は、1985年から「インド心の旅」を主催し、マザーと親交の深かった著者が、その素顔と真実の姿、「神の愛の宣教者会」を作ったエピソードを初めて紹介。生前ほとんど語られることのなかったボランティア活動の原点、イエスが語りかけた「“I THIRST”(私は渇く)」の言葉の真相が今明かされる。
日本で選挙報道に携わり、公正・中立を保つのに苦労した著者は、特定の候補者の支持を打ち出すアメリカのメディアの姿勢に衝撃を受けた。有権者は、どちらのメディアを求めているのか。
さあ、寄ってらっしゃい。鄙びた寒村・戸蔭村でン十年ぶりに選挙があるよ。真面目一徹、村を愛する村議・深沢清春に対するは、実力者を推薦人にずらりと揃えたエリート助役。人は足りない金もない。ないない尽くしの清春が、家族を頼りに打って出た、一世一代の大勝負の行方や如何に!?地方発、こんな候補でニッポンが変わる。笑いあり、涙ありの痛快選挙小説。
人への接し方がわからない子どもが増えているいま、犬が学校を訪問する「ふれあい授業」や動物への読み聞かせが注目を集めている。日本の小学校での授業の実践方法、その後の子どもの変化を、米国での最新状況を交えて活写する。