2011年3月15日朝、東京電力福島第一原発の爆発で噴出された放射性物質は、風に乗って北西へ運ばれ、雨とともに美しい村へ降ったー。原発北西30〜50キロ圏に位置する福島県飯舘村は、当初、村の一部以外避難区域に指定されていなかったが、次第に放射能汚染が明るみになり、4月22日、全域が計画的避難指示区域に指定されるに至った。村長・菅野典雄氏が、国やマスコミとの攻防と奮闘、命か暮らしかで決断を迫られたその時々の心の内、さらに「2年で村に帰る」展望など思いのたけを綴る。
かつて一世を風靡したグラビアアイドル・春乃マキ。今や崖っぷち、落ち目のマキを再浮上させようと、事務所社長は政界アイドルへの転身を目論む。絶対に嫌だと怒るマキだが、マネージャー山崎の説得で故郷の市議選出馬を決意。ヤンキー時代の仲間たちに支えられ、サイレント・マジョリティー=“マジョ”の代表として「あたしがやってやる!」とヒートアップ。マキの闘いが始まった。
香山の厳正な財務手腕によって世界各地の現地法人の中でも高い評価を得るようになった日本ワーナー・パーク社。不当な降格を堪え忍んでトップに返り咲いたメル・グッツが確固たる経営基盤を築き上げたかに見えた本社も、交代した新CEOの野心ゆえに提携先だったライザー社から敵対的買収を仕掛けられる。
お客様に選ばれ買ってもらうためには、どうすればいいのか?自然に売れる仕組みづくりがストーリーで学べる。
「ネット選挙」が解禁するも、投票率が上がらない時代。しかし、インターネットをツールとした政治の透明化に向け、市民も行政もすでに動か出している。情報社会論と公共政策学を専門とする著者が、従来の直接民主主義/間接民主主義の対立を越えた、「ネット選挙」以後に目指すべきこれからの「民主主義」を描き出す!
公共経済学は、政府の行動と政策について考える学問です。時に期待を裏切るような政策が実行されてしまうのはなぜか。政治や政策に関わる人びとの動機を考えることで見えてきます。私たちが直面する問題について考えるための基準を、本書で身に付けましょう。
今から九百年以上も前に、大江匡房は「戦いというのはただ勝てばいいのではない、ズルをして勝つのではなく、正々堂々と戦うべきである」と、日本の戦うスタイルを宣言しました。それが『闘戦経』なのです。
フェイスブック、ツイッター、TVで大反響!「選挙」ってなに?「民主主義」って、どういうこと?「数の論理」は民主主義じゃない!!“18歳初選挙”の年に、緊急復刊!!
人畜無害な普通の高校生(だがシスコン)・柊木夕也。彼は、携帯電話を教室に置き忘れたため、夜の学校に忍び込む。そこで出会ったのは2人の美少女だった!「…がう…なわばり」(美少女その1)。「ふははははは、見せてあげましょう、ネクロマンサーの秘密を!」(美少女その2)。び、美少女…だった!?事情を聞くと、どうやら2人は学校で寝泊まりしているらしい。流されるがままに夕也も学校に泊まることになり…?至って普通(シスコンだけど)な高校生とちょっと非日常的な美少女たちが贈る、部室で同居な学園ラブコメディ開室。
いかなるときでも、株式市場の方向性を予測するのは、不可能とは言えなくとも大変難しいものだ。しかし、市場に明確で予測できる周期的なパターンがあることもまた事実である。簡潔で良識ある指針を示す本書では、過去50年にわたって開発と洗練を重ねて、時の試練に耐えてきた最高の指標やパターン、季節性をまとめている。また、経済の長期的な好況と不況のサイクルを説明するだけでなく、1年のうちでトレードに最適な時間や日、週、月を含めて、短期的な傾向も取り上げているほか、85%以上の期間で市場に勝つと証明された、実行しやすい戦略の使い方を示す。その他、大統領選挙の周期性、「サンタクロースラリー」、最高の半年戦略など、イベントに触発されたサイクルやパターンのなかでも信頼度が極めて高いものを数多く説明。戦争、平和、インフレ、政治変動などを含めて、重要な外的要素が市場に及ぼす長期・短期の影響を徹底的に調べ上げている。
あたりまえの幸せに充たされる甘い時を求めて、そうだ、パリ、行こう。フランスの“おやつ”に魅せられてー泣き笑いパリ留学記。
あなたの毎日を豊かに、美しくする「暮らし提案誌」◎特別付録
『暮しの手帖』の前身 『スタイルブック』創刊号 1946夏 復刻版
◎特集
特別企画『暮しの手帖』初代編集長 花森安治
川津幸子「ステーキの焼き方」
瀬尾幸子「野菜が主役のかんたんレシピ」
阿部 務「とっておきのリモンチェッロ」
上田淳子「はじめてのおてつだい」
玉井健太郎「三世代で着る自由な服」
長尾智子「すっぱいはおいしい」
高木俊介「わたしの箱のつくりかた」
西山繭子「祭りを見に行く」
座談会「若い人におくる選挙ガイド」高橋源一郎と4名の学生たち
◎新連載
文・荻上チキ × 絵・ヨシタケシンスケ「みらいめがね/女の子の生き方」
◎連載
岡本仁「今日の買い物/いのくまさんに会いに行く」
佐藤雅彦「考えの整とん/錨を下ろすとこんなことになります」
瀬戸山玄「彼女のチカラ」
神田裕行の新・おそうざい十二カ月
ホルトハウス房子「わたしと和菓子」
高山なおみ「気ぬけごはん」
細谷亮太「いつもいいことさがし/生命が息吹く季節」
小嶋ルミ「菓子職人のおしゃべり/“おいしい”お菓子」
原由美子「服と装/色あせないおしゃれ心」
澤田康彦(本誌編集長)「薔薇色の雲 亜麻色の髪/おかあちゃん」
「あの時のわたし/若尾文子(前編)/一途な思い」
「健康交差点/肥満外来で健康にやせよう」
「買物案内/シミを取るのはとにかく早く」
「暮らしのヒント集」「エプロンメモ」「わたしの家」「ワンピースのおんな」「わたしの仕事」「すてきなあなたに」
随筆:堀江敏幸、山本寛斎、江國香織、早野龍五、竹井正和、坂井真紀
グーグル検索を使ったり、フェイスブックで「いいね!」を押したり、アマゾンで買い物をしたりするたびに、その裏では、特定のアルゴリズム(問題を解決するための計算方法・手順)が、私たちの行動と嗜好を常に分析している。アルゴリズムの導き出す答えはどれほど正確で、公正で、効果的なのか。数学者である著者みずから、さまざまな簡易的実験や関係者への取材から、アルゴリズムやAIの現在の到達点、将来の可能性と限界を評価。AI脅威論の真実に迫り、人々の疑問と疑念を解いていく。とりわけ、フェイスブック・データを不正に利用して英国のEU離脱投票やトランプの大統領選の勝利に携わったとされる選挙コンサル「ケンブリッジ・アナリティカ」の効果を一刀両断にした文章(本書収録)は海外でも話題となった。
統計学の博士号を持ったスーパービジネスパーソン?マーケティングがわかるハッカー(プログラマー)?「21世紀で最も魅力的(セクシー)な職業」と称され、あらゆる業界で引く手あまたのデータサイエンティストとは、どんな仕事か。21世紀の産業を支えていく次世代の人材像について、ネット界のエバンジェリストとして知られる起業家が余すところなく語る。
若者を対象にした調査で、6割が政治に興味を持ち、7割が投票すると答えた。「若者は政治に興味がない」という通説は、必ずしも正しくない。若者の実態について調査・マーケティングしてきた著者が、政治改革を起こす世界の若者と、日本の若者を取材する中で、一見無気力にも見える彼らの優しさや欲のなさ、素直さに、民主主義への希望を見出す。
五輪エンブレム騒動、若手女子社員過労自殺…。いま、広告代理店に逆風が吹いている。ネット上には、「パワハラ・セクハラは日常茶飯事」「社員はコネ入社で使えない人間ばかり」など、虚実入り交じった悪評が連日書き込まれている。なぜ電通・博報堂はこんなにも嫌われているのか。それは彼らが高利益をあげ、高い給料を得ている(とされている)にもかかわらず「何をしているかわからない」からである。長らく広告業界は、敢えて自分たちの仕事内容を開示せず、クライアントとの情報の非対称を利用して仕事を進めてきた。そのツケがいま、きている。本書は、博報堂出身の筆者がおくる真実の会社案内であり、業界案内である。
国立大学病院の最高峰、天都大学医学部付属病院。その病院長・宇津々覚が謎の死を遂げる。「死因は不整脈による突然死」という公式発表の裏では自殺説、事故説、さらに謀殺説がささやかれていた。新しい病院長を選ぶべく院長選挙が近く病院内で開かれる。候補者は4人の副院長たち。「臓器のヒエラルキー」を口にして憚らない心臓至上主義の循環器内科教授・徳富恭一。手術の腕は天才的だが極端な内科嫌いの消化器外科教授・大小路篤郎。白内障患者を盛大に集め手術し病院の収益の4割を上げる眼科教授・百目鬼洋右。古い体制の改革を訴え言いにくいこともバンバン発言する若き整形外科教授・鴨下徹。4人の副院長の中で院長の座に就くのは誰か?まさに選挙運動の真っ盛り、宇津々院長の死に疑問を持った警察が動き出した…。
これまで扱った選挙-市町村議員選から国政選挙まで100件超の実績から、本音プラス実戦的な選挙ノウハウを大公開!経験豊富なスタッフとともに「選挙のビジネス化」に乗り出し、候補者のイメージづくり・必勝組織のあり方・ポスター戦・有権者の動きのつかみ方など、“負けない選挙”の戦略・戦術を方法論化。北陸の快男児・橋爪寛一とそのスタッフが全国の選良と候補者・参謀に贈る、最強の“助っ人本”の登場。
地球時代の生き残る会社、滅びる会社をズバリ指摘。