日本と日本人論の古典的名著。日本社会を詳細に分析した本書は以後の西欧人の日本人論に大きな影響をあたえた古典。
日教組は、なぜ混迷を続けたのか?日教組情宣局40年の著者が、ウズのなかで見た「事実」を赤裸々に告白。日教組が抱える問題の本質を抉り、進むべき道を提言する。
甲府駅近くの路上で、深夜、盗難車がブロック塀に激突、後部座席から女性の絞殺体が発見された!!何人かの住人が、甲府駅の方へ走り去る男を目撃し、ただちに非常警戒が張られたが、犯人は消えたあとだった。この事件を取材することになったルポライター・浦上伸介が、動機の一番強い人物としてマークした河合貴一。だが彼には完璧なアリバイが…。そして浮かび上がる第二の容疑者!?甲府ー横浜の時間の壁に名探偵・浦上が挑戦する。
東京見物中の赤かぶ検事夫妻。かみさんはビデオ、赤かぶはカメラを片手に楽しんでいた。奇怪な事件は、かみさんが暴漢に襲われてから始まった。伊豆の爪木崎水仙郷で、一人の男が転落死したのだ。彼は、赤かぶ検事の写真に写っていた、不審な四人の一人だった。伊豆・越前・淡路と、水仙の名所で起きる、衝撃の連続殺人。好評シリーズ書下ろし。
1891年(明治24年)、宣教師として来日したウィリアム・キャラハン。本書は大分県中津に建てられた宣教師館「キャラハン邸」の波乱の「半生」を軸に、激動の日本近代史のなかで、キリスト教宣教を通してつちかわれた草の根の異文化交流をていねいに描き出す。1993年、朽ち果てようとする寸前に、人びとの働きと祈りによってよみがえったキャラハン邸。つねに時代に翻弄されながら、しかしなお懸命に生きる人びとー。感動のノンフィクション・ノベル。
橋本龍太郎vs小沢一郎。「一龍」一騎討ちの構図。立候補者の政策の対立軸、パーソナル・データ比較で選挙戦が10倍楽しめる。
本書は、新たに選挙事務に携わることになった選挙管理委員会の職員の方を念頭に置きながら、公職選挙法のあらましをできるだけ簡略に説明しようとしたものである。
本書では、テレビが、大きな政治イベントの中継を通して、政治や政治家のイメージを形成し、またそうすることで政治の性格とあり方に影響を与える筋道について検証している。
全国の一級河川の建設省直轄管理区間(一部指定区間も含む)に関する水質調査の結果および水質問題に関する調査・研究論文等を掲載する年鑑。
本書は主として職業能力開発大学校等の「安全衛生管理」に関係する教科で用いる教科書としてまとめたものであり、「安全工学」の応用面を「安全を管理する」視点で編集し、安全を管理する人材の育成に役立てようとするものである。ものづくり現場において作業者自らの安全をいかに守るかは最重要事項であるが、同時に他人の安全を確保することもきわめて重要である。さらに、作り出したものが製品として利用される場面での安全を、製品を生み出す時点で保証することも重要である。そこで、安全とは何かという基本的な問題を災害防止の視点で分析し、安全管理の仕組みと安全管理対策を、ものづくりの現場での具体的な事例を取り上げながら述べている。また、安全管理の基礎知識および災害防止の方策等、安全管理に関する考え方(法規と理論)を示し、機械、電気・電子、建築施行の各技術分野について災害事例と防止策を述べている。「安全な機械」というよりは「災害防止を配慮した機械をどのように使い創り出すか」を主たる流れとして全体を構成しており、「機械」を「建築物」に置き換えるなら、建築施行分野での安全管理も同じ流れに含まれる。
介護保険の見直し、比例区定数の削減などをめぐって、自自公・巨大与党にほころびが見え始めている。衆議院解散の時期を窺う政治家は選挙のことしか頭になく、生活に追われる国民からは、解散総選挙を求める声が大きくならない。長期にわたって蓄積され、構造化された政治制度、行政制度から脱却するにはどうすればよいのか。