二〇〇五年の衆院選は、「コミュニケーション戦略(コミ戦)」が試みられた、史上初の選挙となった。キーパーソンは、NTT出身の自民党議員・世耕弘成。民間企業の広報PRを政治の場に応用すべく結成された「チーム世耕」は、徹底した危機管理と情報操作で、ついには自民党を大勝利に導く。二大政党の一翼とされる民主党もコミ戦に着手している今、私たちはどのように政治報道に向き合えば良いのか?本書は、四半世紀もの間テレビメディアの世界で生きてきた著者が、政党によるメディア・コントロールの手法を具体的かつ詳細に暴いた、選挙前の必読書である。
買収や酒宴接待など、現在も絶えることのない選挙違反。候補者はいかに法律の網をかいくぐろうとし、国民はそれをどう受け止めてきたのか。様々な時代や地域の選挙違反の実態に映し出された、近代社会の歪みを探る。
元幹部自衛官がペンタゴン、自衛隊の思考回路・行動原理を大公開!アメリカ仕込みの最新技法をビジネスに応用する。
超プロが明かす選挙のウラの裏、選挙に行って笑っちゃおう。2007年は統一地方選と参院選が12年に一度重なる「亥年」選挙イヤー。選挙と世間の常識の落差。これぞ選挙の愉しみどころ。これを知れば選挙を二倍も三倍も楽しめる。
参議院通常選挙において政党・政治団体が政治活動する際の手引書として、政党その他の政治団体等の役割・公職選挙法上の政治活動の意義・政党その他の政治団体の機関紙誌の発行規制・公職の候補者等の政治活動・政治資金の規正の五つの項立てにより解説。また、よくある質問について、具体例に沿った問答形式に解説。
暴力団が暗躍する票の取りまとめ、一晩で2000万円の選対事務所飲食費、自作自演の暴行事件、選挙資金20万円でトップ当選…etc.選挙のためにここまでやるか。
本書は、国会議員や県会議員、市会議員とその選対関係者数人に取材をして集めた、選挙に関する“ここだけの話”である。ウソのようなホントの話から、表だって言えない裏話まで。
6年振りに大幅改正された選挙執行経費の算定内容等を解説。
テレビ報道をとりまく環境は、大きく変化しつつある。マスメディアに対する人々の意識も変わってきている。メディア不信なども叫ばれるなかで、テレビ報道はどうあるべきか。「筑紫哲也NEWS23」デスクを務め、9・11直後にワシントン支局長に着任するなど、常にテレビ報道の第一線で活動してきた著者が、イラク戦争報道、海外メディアの現状など、さまざまな事例をもとに考察していく。三〇年来、テレビ報道に携わってきた著者が、自らの経験をふまえて語る、現場からの論考。米原万里さんとの対談も収録。
ザビエルがキリスト教宣教師として日本に上陸して以来、イエズス会宣教師は布教活動のかたわら、日本の宗教・信仰文化の調査・報告にも従事した。本書はその報告書に基づき、日本における信仰、とくに神道のありようを詳細に再現し、日本人の神概念を浮き彫りにする。
前代未聞の内弟子修業。名人三木助から小さんへ、そして…。当代古典派大看板が、天職「落語」に捧げた波瀾の寄席高座五十年を初めて語る。
邦和信託銀行神田支店。ある朝、開店時間を過ぎてもシャッターが開かない。一社員の嫌がらせかと高を括る上層部だったが、立てこもった犯人から全社員に宛てた一通のメールが届く。「神田支店は占拠された。宣言する。これはストライキだ」邦和信託の恥部が詰まったデータで経営陣に揺さぶりをかける占拠犯は、交渉役として、六年前の金融危機で袂を分かったかつての同期を指名するー。
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