高校生が社会の仲間として、主権者として社会問題を考え、自由に声を上げることのできる社会へ!-制服向上委員会と高校生たちの挑戦!
“お犬サマ”まで立候補。開発か、魚湧く悠久の海かー村を引き裂く対立の向こうにニッポン国の政治がくっきり。巨額の金が動く「産業廃棄物処分場」プロジェクトの誘致を巡り小さな村は真二つに。前代未聞の次期村長候補を担いだ推進派。トンデモ候補相手に苦々しくも大真面目な選挙戦を強いられる反対派陣営。妨害・謀略・寝返り…ヒト・イヌ(?)入り乱れ混戦模様の戦いを制したのはー。
9年ぶりの改訂!首長・地方議員・後援会の日常の政治活動に特化した1冊。公職選挙法より政治活動に関する全項目を抜粋。政治資金規正法より寄附等の注意点を重点掲載。難解な条文を平易にわかりやすく解説。100例に及ぶ豊富なケース解説を掲載。政治活動を平時と選挙時に分けて解説。
民間企業社長から一念発起し、市長選出馬に踏み切った著者が見た、選挙の内情を告白。経営者の視点から見た、日本の選挙戦、地方政治のあり方を問う渾身のレポート。
アメリカ合衆国憲法は州の人口に比例して下院議員の議席を配分することを要求している。州内のすべての選挙区の人口が同じであれば、州の人口に完全に比例して議席を配分することは、州間には1票の価値に格差が存在しないことを意味する。しかしながら、完全比例は不可能なので、ここでの「人口に比例して」とは「可能な範囲で、できるだけ人口に比例して」と解釈されている。本書は、まさに、このことを議論している。すなわち、人口に比例して議席を配分するにはどうすればよいのか?この問題は、アメリカだけの問題ではなく、代議制を採用するどの国にも共通の普遍的な問題である。
いまやメディア各社が実施し、国民の関心動向、世論を測る重要なツールとして定着している世論調査。今ほどの存在感を示すようになるまでに、どのような軌跡をたどったのか。本書は、新聞各社の世論調査や選挙情勢調査に加え、企業や政府のさまざまな意識調査など、数多くの調査に携わってきた著者が、世論をめぐる歴史、各国比較を踏まえて、世論とはいかなるものかを検討する。
帝国議会の開設から政党内閣の成立・進展、そして軍部の台頭による終焉までを議会・政党・選挙の三つの視座と詳細なデータをもとに鋭く分析。
自・公両党は「3分の2」を超える議席を得て政権復帰したが、実は自民党は比例代表得票は惨敗した先回の得票からさらに219万票も減らしていた。でも、なぜ圧勝したのか?今、あらためて小選挙区制の是非を問う。
従来多くの大統領の再選を阻んできた経済低迷の中、オバマは2012年選挙でなぜ勝ったのか、また共和党の下院支配という「分割政府」の下、その政策理念をどう推進してゆくのかー選挙の争点、メディアの役割、両党の選挙戦略、市民各層の投票行動等、本書の多面的分析から見えてくる、わが国にも大きく影響するアメリカ政治の実際と“オバマ後”の展開の可能性。
学問としての政治学と、現実の選挙活動との乖離、そして接続ー。「保守・旧革新・改革」の三極構造に迫り、衆議院選挙を捨て身で闘った政治学者だけに見えた「政治家だけが知りえること」とは。
スローターさんは夫とともに環境保護運動に参加したことから、郡議会に出て当選し、州議会、下院へとのぼっていった。下院では8期連続当選を果たし、今も現役ばりばりだ。著者は1988年以来スローターさんに密着し、その選挙と政治活動を追い続けた。ケンタッキー州ハーラン郡炭鉱町生まれの女性がワシントンにいたるまでを見事に描き出したフィールドワークは、日本の政治学の新たな1章となろう。