本書は、著者が、10回にわたって体験してきた市議・府議・市長選挙の豊富なノウハウのすべてを注き込み著した、“新・現代選挙実戦マニュアル”である。
ブッシュ再選が決まり、世界中は凍りついた。大統領選挙を2年間にわたり密着取材していた国際ジャーナリスト角間隆がその内幕を鋭く分析。緊急最新書き下ろし。日本国中に警鐘を鳴らす。
「志→挫折→挑戦→歓喜」波乱万丈!汗と涙と笑いの物語。2年10ケ月で3回の選挙戦の実況中継。失業保険をもらいながら立候補。選挙資金は退職金残り50万円。アルバイトで支えた家族5人の生活。マスコミで話題の「可児ショック」電子投票トラブルの顛末。若者、女性、団塊の世代へ明るい市民派選挙のすすめ!選挙戦を通じて議員・行政・民主主義のあり方を考える。
再度の「ねじれ」国会で迷走から足踏みへ。民主党は何も生み出せない人材不足を露呈し、菅総理と小沢一郎氏の確執は深まっていったー。これからの政治の展開を読み解き、日本をより良く変えるための、大胆な予想と具体的な提案の数々。
1988年のリクルート事件以来、日本の政界は「政治改革」という旋風に巻き込まれた。しかし政治改革は、いつのまにか選挙制度改革と同一視され、中選挙区制は小選挙区・比例代表並立制に変わった。当初は、政策を争う二大政党への移行が理想とされた小選挙区制だったが、いったい、この制度は政治市場で、実際にはどのように機能しているのか。代議士たちはどのように公認され、どのような選挙活動を行なっているのか。小選挙区における新人代議士誕生までの過程を、都市部の選挙区で克明に追ってみた。
オバマ大統領が画期的成果と自賛した医療保健改革法の成立は、逆に、ティーパーティ運動の活発化はじめ反対勢力の結集を招き、中間選挙で大勝した共和党の勢いの前に、今やオバマの再選さえ危ぶまれている。この現状の下、中間選挙での選挙運動と投票行動、共和党指導者の活動、選挙制度の問題、対外援助政策等、2012年大統領選挙を焦点に、日本で報道不十分な実態も含め的確に分析した、オバマ政権と現代アメリカ政治考察第三弾。
今なお私的領域あるいは公の陰の領域に広く根を張る日本的反民主主義思想の強さの秘密とは何か。天皇機関説をめぐる論戦で美濃部達吉に敗北し、日本憲法学史から葬り去られ、闇の存在とされてきた東大憲法学教授上杉愼吉。近年その存在に対する関心高まる上杉が、その思想を分かりやすく語った三書の合冊版。日本は他の国と違うという信念と日本型集団主義の精髄。民主主義の「うまくいかない現実」に対する批判として現れる「日本主義」の核心。