1955年の結党以来、自民党は半世紀にわたり、この国の政治を牛耳ってきた。それが、日本の政治の現実である。もちろんこれまでにも、自民党が選挙に負けたことはいくらもあるし、政権から滑り落ちたことさえある。しかし、自民党体制は揺らぐどころか、むしろ強化されてきているようにしか見えない。一見、負けたように見えても、実は負けてはいない。嗚呼、自民党、お前一人がどうしてそんなに強いのか?教科書が教えられない政治学、好評シリーズ第2弾。
最新の選挙制度に基づき、内容の全面的な見直しを行い、主として候補者や運動員の方々が選挙戦に臨むに当たって留意すべき事柄をできるだけわかりやすく解説。平成15年統一選挙用。
政治環境は変化している!小選挙区制の問題点、無党派層の政党選択など、選挙を多角的に分析して、一票の有効性を問う。
過去の判例から注目すべき48例を抜粋。内容・条文等に則して各ジャンルに分類。難解な判例をできるだけ平易にリライト。巻末には参照条文(憲法等)を一括掲載。
昨年夏の参院選に続いて与野党逆転になるか、34年も続いた自民党単独政権に終止符が打たれるか、を焦点とした平成2年2月18日の第39回総選挙は、戦後の日本政治史の中でも画期的なものになりました。毎日新聞社は、東京本社はじめ各本支社に選挙本部を設け、総選挙期間中、朝刊、夕刊、地方版で多角的に関連記事を掲載しました。本書は、これら大量のデータの中から重要と思われる基礎データを収録し、90年総選挙の特徴を浮き彫りにしたものです。
衆参両院選の詳細分析。自民安定多数確保の総選挙。自民惨敗与野党逆転の参院選。当選全議員の写真略歴コンパクト版。
新制度のしくみ、選挙運動に与える影響はもちろん、なぜ政治改革が「小選挙区比例代表並立制」の導入になったのか、新制度で政治浄化は本当に達成できるのか、諸外国の選挙制度とはどう違うのか…選挙プロデュースの第一人者として知られる著者が選挙のウラの奥深くまで鋭く切り込む。