本書は、青森県の参議院選挙区選挙の通常選挙と補欠選挙を含めて21回の選挙の記録をまとめたものである。
地方分権の推進が重要な課題となっている現在、公正な選挙を実現するため、選挙に臨む者には公職選挙法などの法令を十分理解したうえでの、ルールに則した準備や選挙運動を行うことが求められている。本書は、立候補前の活動から当選に至るまで、時系列に沿って関係する公職選挙法のポイントを隈なくまとめ、また、実践するうえで疑問が生じないようにケース解説を加えるとともに、届出書などの様式と記載例を数多く掲載し、わかりやすさに徹した構成に配慮した。
なぜ今「90年代初頭の政治」か。89年7月参院選の自民党敗北、93年7月衆院選で自民党長期政権の崩壊。この政治状況は98年7月参院選における自民党敗北とその後の政局混迷と酷似する。
小選挙区制は二大先進国民をどこへ導いたか。制度と民意の矛盾の中で、いま新たな改革と選択の道にふみだそうとする英、米両国民の長い模索と探求。日本の小選挙区制論議にも役立つ。
選挙のプロが新・選挙制度の魔術を古今東西の実証例で種明し。
本書は、主として候補者や運動員の方々が、選挙戦に臨まれるに当たってぜひとも知っておいていただきたいことや、いろいろな届出など、準備するものについてわかりやすく平易に解説したものである。
選挙区を移動しながら、下院選挙に出馬する議員たち。彼らはなぜ生涯に何度も選挙区を変えるのか。今日とは異なる、18世紀イギリスの議会政治の実像に迫る。
いま、日本の政治に求められているものー「改革」「有権者に対して開かれた政治」「きれいな政治」。“自分達で自分達を治める”という民主主義本来の姿を取り戻すには、選挙制度の改革が必要不可欠である。選挙制度の善し悪しで、一国の政治はガラッと変わってしまうのである。本書は、世界各国の選挙制度を見渡した上で、日本の選挙制度の経緯を踏まえ、その核心に迫ったものである。「有権者主体の政治」実現に向けての、筆者ならではの具体的な提言を盛り込む。
憲法理念と時代の趨勢からの根源的・本質的分析で、民意を歪めて強権政治に導く危険なねらいを明らかにする。
本書は、公明選挙のために、いかに間違いなく運動をすればよいかを分り易く書いたもので、初めて出る人にも、選挙になれた人にも適当な案内書であると思う。