「Disillusion」「きらめく涙は星に」が話題となったシンガーの3rdシングル。タイトル曲は本人の作詞・作曲で、切ない恋心を歌ったグッとくるナンバー。TVアニメ『彩雲国物語』のエンディング・テーマ。
ここに集めたみごとな刺しゅう画は、ポーランドにおけるホロコーストを生き抜いたエスター・クリニッツの驚くべき体験を再現している。15歳の彼女は、13歳の妹とともに、家族と別れ、身を隠した。友、隣人の家を追われ、森の奥に逃げた。行き場をなくしたふたりは、カトリック教徒として農家で働き、大戦の嵐吹き荒れる数年を、恐れおののきながら生きた。やがて終戦。ふたりを待っていたのはつらい現実だった。エスターと妹は生き延びたが、ふたりの両親、兄、妹たち、そして何百万人ものユダヤ人が死んでいた。エスターは、絵の勉強をしたことはなかった。しかし、50歳のとき、あの体験を刺しゅうによって再現しようと思いたつ。素朴でありながら精緻をきわめるこれらの刺しゅう画は、身の毛もよだつ戦争の恐ろしさを語り、戦争開始以前にあった家族との平和な暮らしの懐かしい場面を語る。エスター自身の言葉に彼女の娘バニース・スタインハートの説明がそえられている。本書は、けっして忘れてはならないひとつの時代と出来事を振り返るための、心に残る1冊である。
没後一年「リベラルなカミソリ」が遺したメッセージ。
人嫌いでもないのに、なぜか他人と距離をおいてしまう大学院生・叶野礼人は、仕方なく参加した合コンで、大学生の有沢深行に強引にキスされてしまう。しかしそれをきっかけにふたりは親しくなり、いつの間にか礼人の中で彼への気持が恋に変わってしまうのに時間はかからなかった。だが深行に告白などできず、深くなるばかりの想いをもてあますようになった礼人はできるだけ彼から離れようとするが、弟の授業参観で担任教師として現れた深行と再会してしまいー。
歌おう!昭和の名曲の数々…!本書は昭和の歌謡曲を170曲余収録しています。タイトルがわからなくても、歌い出しからひける「歌い出しさくいん」と、タイトルで探せる「五十音さくいん」がついています。全曲にメロディ譜を掲載しています。
大正・昭和にかけ関西画壇の重鎮であった日本画家橋本関雪の孫として京都に生まれ育ち、戦後、下鴨の潺湲亭で義父谷崎潤一郎やその家族と四年間暮らしを共にした著者が、四十年余りの封印を解いて語る晩年の文豪とその家族の物語。『源氏物語』の六条院の生活だといわれた谷崎家の日常生活、松子夫人のかげでひっそりと生きた妹重子の人となり、『瘋癲老人日記』の颯子のモデル問題、十年間で三百通を超える谷崎との往復書簡のことなどが率直に綴られる貴重な回想記。谷崎潤一郎宛未発表書簡21通を付す。
物理をテーマにした素朴で読みやすい12のおはなし。圧力、投射、自由落下などの基本の現象を取りあげながら、楽しいイラストとやさしい言葉で物理のエッセンスを伝えます。子どもの目線に立ったシンプルな内容で、おはなしを読むだけでも理科的な視点を養うことができます。理科(物理)に興味をもつきっかけにもってこいの一冊です。
盗まれた「神の眼」を追い、スタンやルーティたちと共に旅を続けるリオン。自分に愛情を示さないオベロン社総帥である父、亡き母の面影を持つメイドのマリアン、実の姉のルーティ、そして仲間としての絆を感じ始めたスタンへの想いを胸に、彼はその命を賭けての決断をするのだが…!?人気RPGのプレイステーション2版を、リオンメインで描く外伝シリーズ完結編。
きものやゆかたを着たときに、ヘアスタイルもぴったりときまっていたら、装いはもっと綺麗に映えるものです。この本では、和装に合わせたヘアアレンジを満載しています。きものやゆかたの用途や雰囲気に合わせて、気軽にアレンジを楽しんでみましょう。
なぜ誰もが失敗すると思った起業を成功させ、流通の常識まで変えることができたのか?若き日の鈴木敏文の軌跡を読み取れ。
変わりたい-でも変われない…。そんなあなたに、小手先の
「話し方」は「生き方」。感動した瞬間の自分自身を覚えておく。論より小さなエピソード。手で考えよう。初めて聞く話だと思って聞く。「たかが人間」からはじめよう。才能も技術もいらない。口下手に悩むあなたに『しあわせの雑学』の著者が贈るコラム。
非常識をリセットして、最新の常識をインプット!あなたのスキンケアを一変させる美肌の教科書。
レコード会社各社共同企画によるベスト盤シリーズの第2弾。役者としても活躍する岸田智史のヒット曲「きみの朝」をはじめ、デビューからの初期作品を中心にセレクトされた一枚だ。
鋼次と“いしゃ・は・くち”を誹謗中傷する紙がばらまかれ、房楊枝が戻されてきた。おきわという女性と知り合った鋼次は、好意を抱くようになり、店を手伝いに出かけていく。ところが、その鋼次に身の危険が迫っていた。さらには、志保や妹のお房も狙われていく。その背後には、桂助の出生の秘密を知り、自らの権力拡大のため、桂助に口中医を辞めさせようとする者の存在があった。一方桂助は、実弟であることは伏せられたまま、将軍家定の歯の治療を直々に行ったのだった。さらなる激動を予感させる、人気シリーズ第六弾。
思いやりや心づかいにあふれた「江戸しぐさ」は、粋でいなせな江戸っ子が身につけていたマナーです。仲良しきょうだいがネコの案内で江戸のまちを大冒険。