子ども自身にどんな喜びがめばえ、どんな希望がひらかれるかに焦点をあてて発達の道筋を描き出し、「できる・できない」にとらわれない保育の内容と課題を提案。魅力あふれる多様な実践を、子どもと保育者、子ども同士の対話とともに、保育者の喜びや失敗・葛藤に至るまで生き生きと再現。計画づくり・日々の記録・園ぐるみのふり返り・保護者との対話など、保育をつくる保育者たちの営みを丸ごと公開。子どもの姿が目に浮かぶエピソードや写真、食事指導や環境設定など、現場目線のコラムも豊富に収録。
現れては消える数々の疑似科学。私たちは、科学の仮面をかぶったニセ物をどう見きわめ、いかにつきあっていけばいいのだろう。本書では、疑似科学の問題点や科学と疑似科学をめぐる考え方を整理するだけではなく、疑似科学を信じてしまう傾向を、「ニセ物なのに信頼のおける科学だと思い込む誤信念」ととらえ、その核心に迫る。宏観異常現象による地震予知や血液型性格学をはじめとして、疑似科学に共通してあらわれる特性を鋭くついた決定的な入門書。
仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。引っ越し先の、子供の頃に少しだけ過ごした思い出の商店街で奇妙なプレートを飾った店を見つける。実は時計店だったそこを営む青年と知り合い、商店街で起こるちょっぴり不思議な事件に巻き込まれるうち、彼に惹かれてゆくが、明里は、ある秘密を抱えていて…。どこか懐かしい商店街が舞台の、心を癒やす連作短編集。
何歳まで生きたいですか?大往生は万人の願望。マスコミは90歳を超えても元気な「スーパー老人」をもてはやし、死ぬまで健康であるべきだという圧力は強まる一方だが、いま現実はどうなっているのか。現役医師2人が、誰も本当のことを言わない高齢者の生き方・老い方・逝き方を赤裸々に語り合った。アンチエイジングを謳い、高齢者を飯の種とする医療界はどこまで信用できるか?そもそも医者の多くがなぜがんになるのか?大往生は可能なのか?等々、遅かれ早かれ誰もが直面する生死の真実。
ある日、古い教会で行われた結婚式。結婚行進曲が演奏されるなか、花嫁、花婿、ふたりの両親、友人たち…居合わせたそれぞれの想いが交錯する。そして、ブライス家に大きな影を落とした、アンの息子ウォルターの戦死。アンに似て詩の創作を愛した青年を亡くした悲しみを、残された家族はどう見つめるのかー。人生の光と影を深い洞察で見据えた、「アン・シリーズ」感動の最終巻。
成人になった6人のADHDの当事者が自分の体験や想いをつづり、それぞれに編著者が「かいせつ」を加えた。自分の発達障害を「個性」として付き合ってきた当事者たちと、ナチュラルサポーターとのさまざまなストーリーが描かれている。
小さなことでくよくよしたり、なにもかもが面倒くさくなったり、ついつい遠慮しすぎてしまったり…。いくら直したいって思っても、なかなか直ってくれない“自分のダメな性格”。そのカラクリを解き明かしながら、性格が“がらっと変わる”秘訣を紹介します。
世界最強の頭脳の前に立ちはだかる「無限大パズル」。20人を超えるノーベル賞学者らが織りなす、60年にわたる真実探求の壮大なドラマ。
往年の名曲をスーパープライスで!
思い出は心を豊かにもすれば、苦しめもするー小さなガラス瓶、古いお守り袋、折り鶴…、そうした小さな手がかりから、依頼人の思い出に寄り添うようにして、人や物を捜し出していく“思い出探偵”。京都御所を臨む地で「思い出探偵社」を始めた元刑事の実相浩二郎は、他のメンバーと共に思い出と格闘し、依頼人の人生の謎を解き明かす。乱歩賞作家が紡ぎ出す、せつなさと懐かしさが溢れるミステリー。
社員が考案!すぐにできて、新しい!おかめ豆腐を使ったアイデアレシピ。
日本医療の実態とは、どのようなものなのか?「点滴は血液を薄めるだけ」「消毒は傷の治りを遅くする」「抗がん剤ではがんは治らない」「健康診断に熱心な人ほど早死にする」…。本書は、こうした驚くべき実態に迫り、医者と患者の間にある壁の正体を明るみにする。医師会・厚労省・マスメディアなどの生み出す幻想の実態を晒すことから、これからの日本医療のあり方を問いなおす。ベストセラー作家でもある医師による、渾身の日本医療論。
「私は変わらなきゃいけない」。マサヒコに後ろから揺さぶられながら、二十二歳の翠は決意する。かっこよくて自惚れ屋で自分勝手。絶対に女を幸せにしない男、マサヒコ。束の間彼とすれ違い、交わった六人の女たちは、彼を捨てることで人生の一歩を踏み出すー。女たちのまっすぐな気持ちを赤裸々な性とともに描く、キュートで切ない連作小説。
長期大型計画を実行するための、物心両面のノウハウとは?H-1、H-2ロケットのプロジェクトに参画した研究者による、宇宙技術開発の困難さ、成功と失敗、教訓、そして素晴らしさ。
人を動かすためには必要な能力は、一方的にしゃべりまくって圧倒してしまうことではありません。本書は、硬軟織り交ぜた質問の使い分けで、よい人間関係を築きながら、商談、ミーティング、交渉・説得、部下の指導などのさまざまな場面で成功をおさめるための“5つの質問力”を紹介します。
ヘこんでいるときに近づけば恋人になれる。集団の団結力を高めるには共通の敵を作れ。人のココロの裏をかく180の実践テク。