「これでおまえも一人前だな」入社三年目の夏、常に最下位だった営業成績を大きく上げた修哉。上司にも褒められ、誇らしい気持ちに。だが売上伝票を見返して全身が強張る。本来の注文の11倍もの誤受注をしていたー。躍進中の子役とその祖母、凄惨な運命を作品に刻む画家、姉の逮捕に混乱する主婦、祖母の納骨のため寒村を訪れた青年。人の心に潜む闇を巧緻なミステリーに昇華させた5編。
ムーミンパパは、自らの「思い出の記」を記します。みなし子で、まわりにその才能をなかなか理解されなかった暗い時代、なにかになりたくて、ひとり、自由な世界へ飛び出したのでした。天才発明家のフレドリクソンとともに、大海原や空を大冒険します。スニフのお父さん、スナフキンのお父さん、ミムラとちびのミイといった魅力的なキャラクターたちがつぎつぎ出てきて、にぎやかな人生の賛歌を奏でます。現代的な文章で、読みやすく、クリアで美しいさし絵に、全点差し換え。原書最終版に基づき細部にこだわった決定版。
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常磐線はかつて日暮里〜上野間に顔を出すだけの、都心部とは縁遠い地味な路線だった。しかしその車両群は機関車、客車、電車、気動車ともに魅力に富んでいて、その沿線の千葉、茨城、福島、宮城方面を探訪する人も多かった。今や上野東京ラインへの乗り入れで、東京、新橋、品川へ多数の特急、通勤型が都心に顔を見せている。本書はその原型ともなった時代の懐かしい写真を紹介する一冊である。
思い出が入った箱を背負ったゾウのエルファ。しかし中を見ると、思い出がなくなっていていました。不安になるエルファですが、友達と一緒に思い出を探しにいきます。
戦中、敗戦という非常時下で、苦悩呻吟し、しかし一筋に書いていくことに励み、友人後輩を励まし酒に誘い、豹変的民主主義に憤り日本虚無派を標榜し…人恋しくも文学への思い一筋に。編集者、師・井伏鱒二、友・今宮一、伊馬春部、後輩・小山清、田中英光、そして妻・美知子へ…惚れたが悪いか、泣いて血を吐く含羞の一〇一通。
台湾通の著者おすすめの調味料と、それを使った現地ご飯のレシピをご紹介。
道具と素材の選び方から、作品の仕上げまで、「方寸の世界」を写真と図解でわかりやすくご紹介。
29歳にしてすべての仕事をリタイアし、日本にやってきた崎義一、通称・ギイ。彼は晴れて最愛の恋人・託生との甘い同居生活をはじめることに。懐かしい思い出の九鬼島を再訪した2人は、そこで偶然、高校時代の後輩・真行寺と出会う。そしてその10年前、託生は忽然と姿を消したギイに会うためニューヨークへと向かっていたー!オトナになったギイとタクミの物語。第3幕ついに登場!
「んっふふふ…桁が、もう少しで…ふふふ」没落侯爵家の令嬢・テレーゼは帳簿を眺めるのが日課。念願叶い城の女官見習になり、あとはガッポリ稼ぐだけと思っていた矢先、先輩女官に目をつけられる。でも超鈍感なテレーゼは地味な嫌がらせにも気づかず、お母様直伝・お城で生き抜くメソッドを持ってマイペースにお仕事一筋!だが大公の婚約記念式典が近づくと、妃の専属女官の座を巡る争奪戦に巻きこまれ!?節約好きの型破り令嬢、今日も大金めざして爆走中!