『艦長たちの太平洋戦争』姉妹篇。士官と兵のはざまにあって実質上、戦闘部署のいっさいを掌握し、信念に徹して努力を惜しまず、部下を慈しみ、つねに戦う者の原動力として、第一線での重責を担った下士官たちーある者は操縦員として、またある者は機関室員として、一機一艦におけるそれぞれの現場で奮起した若者たちの証言。
惚れちゃってゴメンナサイ。思いつめちゃってゴメンナサイ、こんな時代に珍しい、片想い純愛日記。
幼年時代から『1984年』を書いた晩年まで親交のあった52人の同時代人が語りあかす「素顔のオーウェル」
本書は、なまけ人間と多忙人間を対象に、これならやれるといった体操ばかりをとりあげてみた。トレーニングは、改めて体操着を着てやるものではない。テレビを見ながらでも、机に向かっていても、風呂に入りながらでも、散歩をしながらでも、あるいは通勤途上でも、だれにでも短時間にやれるものである。
人目もはばからず、ワイワイキャッキャッと大騒ぎ…思ったことをそのままストレートに口に出してしまう…机の上はいつもキチンとしている、とはお世辞にもいえない…周囲の眼はわずらわしいほど、あなたを見つめています。「そんなささいなことを…」と軽んじていては、うしろ指さされることになりかねません。それじゃ、せっかくの良さも誤解され、人とのつき合いもギクシャクしてしまうでしょう。名司会者である著者が、よくありがちな“女性らしくない”“思いやりに欠ける”言動を、厳しく温かく鋭く診断。「ここにちょっと気を配れば、あなたは誰にでも好かれ愛される」具体的な処方箋をつくりました。一読、これで、あなたのおつき合いの輪が広がり、人気者になれること、うけあいです。
父と母は常にかさなって生の重みを肌で知らせてくれた。在りし日の母を慕い、父との黄金の歳月を顧みて、思い新たに深く生きる日々。豊かな感性と知性で綴るくらしの中の心もよう。
世の亭主諸兄! こんな悩みや実感はありませんか? 料理の味つけや献立がどうも気にくわない。市販のそばや豆腐に歯ごたえを感じない。わが子がいじめにあって女房が頭を抱えている。休日になると家庭サービスを強要されるetc.体験に基づく処方箋がここに満載!
日頃、交通ポリスから“弱い者いじめ”されているバイク・ライダーたち。そのうえ罰金10万円時代に突入ーとなれば、テクを磨き、メカに強くなるだけでは不十分、法律の知識が必要だ。道交法はもちろん民事、刑事、国家賠償から公安委員会規則にツヨくなれ。バリバリに突っ走るためにバイク法律はもう一つのガソリンなのだ。
1960年代前半に、オークランドで結成された“ヘルズ・エンジェルズ”は、数年後には、大狂走集団に変貌した。殺人、強盗、傷害、強姦、麻薬売買……!白人以外で初めてメンバーになった日系3世のティム・サブロー・フクイは、幹部のピューマが誘〓してきた日本人社長令嬢・中本みずえをレイプする傍で、同時通訳するはめに……ところが、みずえがピューマを刺し殺し、サブローが犯人と間違えられた!怒り狂った“ヘルズ・エンジェルズ”と、みずえ救出をはかるFBIとが、逃走するサブローとみずえを追う!奇妙な絆で結ばれた1組の男女を乗せたハーレイが、アメリカの荒野を爆走!長編青春冒険小説の白眉。
ユーモアにあふれいつも家族に笑いをふりまく父だった…。皇太子の先生で、一代の論客だった小泉信三の追憶記。