ビジネスは他人の協力なくしては成就できない。どんなに能力に優れ、情熱に溢れていようとも、思うところを明確に表現し、分からせ、相手を動かす力-説得能力-がなければ成功は覚束ないのだ。長年「話し方」教育を実践してきた著者が、説得能力を高めるための貴重なノウハウを余すことなく開陳。説得される側から説得する側へ変身するための1冊。
絶妙の筆致、よみがえる記録
医師が語る戦争秘話。人間が精神的・肉体的忍耐の極限に達した時、戦争で体験した悲惨さを克明に語る。
未来を背負っていく子どもたちに、親がやってやれることは…。過保護でも調教でも飼育でもない。厳格と寛容を使い分け、心をこめて子どもを見、心をこめて話をし、話を聞くことが子育ての基本である。
レーガン大統領もチャーチルもケネディも専門家とスピーチの練習をしていた!「人前でどうすればうまく話せるか。あがってうまく話せない。生まれつき話し下手で悩んでいる。」こんな悩みを解消して、あなたもたちまち人を魅きつける話し方が身につく本。
リカは、わたし。リカは、あなた。貴少女たちの同窓会。永遠の少女たちへ。
都民の足として活躍した都電全41系統を回想する。
誰にも「人に好かれたい」欲求がある。ただ、それが強くなりすぎて“八方美人”になると、問題が出てくる。あちらにもこちらにも“いい顔”をしなければならないために、板ばさみとなって自己分裂を起こしてしまうからだ。また、「好かれたい」がために、始終、相手の“ご機嫌うかがい”をしていなければならない。その相手が、自分に不快な言動で接してきた場合、〈好かれない自分〉への不安感が生まれ、さらには自己嫌悪におちいる。人とうまくつきあえない人は、こんな経過から自己に閉じこもってしまう傾向が強い。大切なのは、逆に相手の環境・立場・心の状態を知って、「思いやり」を示すことなのだ。「誰とどうつきあうか」-社会生活での基本“いい人間関係づくり”の方法を、著者の体験からする実践的アドバイス。
彼らはなぜ殺人を犯さなければならなかったのか?学生、老夫婦、女流舞踊家たちの内部にいつしか忍びこんだ“影”…。人間たちの“存在”を追求する表題作他5篇。
社会問題、日常の事柄、なつかしい思い出の数々…。鋭い感性にユーモアというエッセンスを添えて贈る心温まるエッセイ集。
無声映画からトーキーへ、さまざまな有為転変の末、大きくさま変わりした日本映画界は、戦後、娯楽の王者として、スクリーンに大輪の花を咲かせ、多くの人びとを魅了した。本書は、戦後初の時代劇映画『国定忠治』や、東映隆盛のきっかけともなった『笛吹童子』等のシナリオライターとして大活躍した著者が、映画製作者の内側にスポットを当てて、軽妙洒脱な筆致で、とっておきのエピソードを紹介する!
読者のみなさんは、この本でノーハウを身につけ、会社で、あるいは個人的に友人、知人に、このすばらしい方法を教えてもらいたい。あるいは、上司や先輩の“パテント秘書”になって、その人たちの“思いつき”を手軽く権利にしてあげてもらいたい。20万円もかかる出願原稿を、1時間で書けるーこの技術を身につければ、あなたの人世はパーッと明るくなるだろう。
非凡の“学者商人”反町弘文荘主人が語る、昭和の古典籍大移動史。独自の善本捜索網を全国に張りめぐらし、北は札幌から南は鹿児島までも奔走。時には大入札会で業界の巨頭と国宝本の札を競い、時には地方同業の店頭に天下一本を掘り起こす。学問的な目録の編纂と、きびしい実戦で自らを鍛える、三十代の著者の努力奮闘記。昭和8年から20年まで。
ブランショのフーコー論。フーコーの死後2年の沈黙を破って、本書は今夏、前ぶれもなく出現した。狂気、牢獄、血と性/真理、主体権力…フーコーの言葉が孕む最重要問題に、正面から向き合う。