本州中部の甲武信ケ岳に流れを発し、豊かな大地の中をとうとうと流れ下り、日本海に注ぐ信濃川。この日本一長い大河の上流部に当たるのが千曲川である。佐久、上田、長野、飯山と次々に連なる盆地を流れ、四季折々に表情を変える千曲川。過去から現在まで、絶えることなく流れ続けてきたこの川は、上流から土砂を運び、肥沃な土地をつくりだし、流域に住む人々に豊かな川の恵みをもたらしてきた。この川の流域には、長野県民の約7割に当たる人々が生活している。千曲川は、これら多くの人々の生活の舞台をつくりだすとともに、長い歴史を通し、豊かな文化をもはぐくんできた。この川は、そこに住む人々にとっては、まさにふるさとの原風景をなす母なる大河である。
日本各地でいつでもどこでも楽しめる。出会う鳥たちの名前、ドラマがよくわかる。気にすると見えてくる、全国ウォッチング確率の高い鳥200種。
森の出来事をお話ししましょう。ブナの森でくり広げられる草木や虫、動物たちの生命の営みを、美しい写真と絵でつづる森林ガイド。
江戸時代の江戸市中(大江戸)を解説した事典。江戸の土地柄や風俗習慣を約200の項目にまとめて紹介し、全体を7分に構成した。各項目は見開き単位でまとめる。巻末付録として「大江戸の二百七十年」がある。
この地球における生物すべての営み、そして、その営みを支えている自然の事象は、子どもたち一人一人にとって、すべて学びの対象となり、学びの場となる。しかし、自然界の長である人類は、己の豊かさ、己の便利さを追求するあまり、己を育んでくれる自然界のバランスを崩しつつある。我々大人は、そのことに重きを置き、やがてこの地球を支えるべき大人の育成に務めなければならない。今ある子どもたちが地球人として生きるために。