愛知県をメインに岐阜県南部まで路線を張りめぐらしている名古屋鉄道。現在の総路線長は近畿日本鉄道、東武鉄道に次ぎ、私鉄第3位の長さだ。路線の多くは、JR名古屋駅前の名鉄百貨店の地下にある名鉄名古屋駅を中心に、放射状に広がっている。昭和の名鉄は、日本初の前面パノラマ式電車「パノラマカー」で一世を風靡したが、それは世界のトヨタのお膝元、クルマ王国=名古屋への挑戦だった。中部国際空港「セントレア」の開港後は空港アクセスの重責も担い、平成時代は新たなる施策で地域の足を担っている。本書は名鉄電車の昭和と平成の比較や歴史、名鉄ならではの営業施策をまとめた“雑学読本”である。
廃林道から地方の名望家が作った道、未成隧道、森林鉄道などなど『廃道探索 山さ行がねが』で探索した8編に続いて、こんどはもっと困難な道を踏破した記録を、ボリュームたっぷりに全6編収録。道を作るべく奔走した明治から昭和のさまざまな人びとの痕跡をたどり、道じゃなくなった道をたどり、机上調査を続けたヨッキれん。その成果をとくとご覧あれ。ん?いま踏破って書いたけれど、中央自動車道の「南アルプス隧道」って、開通してないんじゃ…?
鉄道輸送において列車は「商品」であり、利用者から求められる品質とは、「速い(所要時間が短い)」「直行する(乗り換えずに行ける)」「乗りたいときに乗れる(本数が多い)」の「便利3要素」ということになる。品質の向上には車両や軌道などハード面の改良は不可欠であるが、そのハードの能力に最適化された「列車ダイヤ」を設定することによってようやく「便利3要素」が達成される。-列車ダイヤの基礎や運行計画の考え方をわかりやすく説明した上で、JR発足時から30年を経て如何に「便利3要素」を達成した「列車ダイヤ」が数多く誕生し、目覚ましく進化したのか詳しく解説。
時を越えるてよみがえる昭和のSLサウンド、蒸気機関車24種類が登場
ハートが燃える名曲の数々……誰もが知っている懐かしのアニソンを完全オリジナル音源で収録!
心に響く名曲の数々……誰もが知っている懐かしのアニソンを完全オリジナル音源で収録
「エデンの東」「鉄道員」「太陽がいっぱい」、、懐かしの映画音楽の決定盤
JR、私鉄、第三セクターを問わずに撮影した約4500駅の中から、著者がセレクトした四季の絶景駅。1枚の写真が物語る駅の歴史と周囲の大自然。
東京と関西を一時間で結ぶ超特急、リニア中央新幹線。さまざまな宣伝文句とともに、事業費10兆円を超す巨大事業が動き出した。だが、容易に解決のつかない多くの問題が、工事の前に横たわっている。この超巨大事業は、とてつもない負の遺産となって後世に遺されるかもしれない。リニア問題を追及してきたジャーナリストが、現場に足を運んでつぶさに検証し、7つの課題として整理する。