安全な鉄道輸送を支える技術の全貌を初公開。軌道・構造物、車両、信号・通信設備、電車線・電力設備、駅設備、踏切設備などのハードウェアと、それらをベースに展開される、運転計画、指令、教育などのソフトウェア的方策までを総合的に解説。鉄道事業者が繰り広げる輸送の保安・安全管理技術を網羅。
大阪から金沢に向かう特急のトイレで銃殺事件が起きる。容疑のかかる女性は黙秘を貫くが…(「雷鳥九号」殺人事件)。紀行文学のパイオニアによる時刻表を駆使した短編ミステリ二編(隆起海岸の巻、石油コンビナートの巻)。東京で起きた殺人事件。容疑者のアリバイを証明できる人物が、なぜか行方をくらませる(準急“皆生”)。ノンポリ学生が退屈しのぎに考え出した新幹線による要人暗殺計画が実行に移され…(浜名湖東方十五キロの地点)。国鉄車両が舞台の名作五編を収録した人気シリーズ第三弾。
えちごトキめき鉄道・日本海ひすいラインの泊駅で、普通列車に乗っていた男が青酸カリで中毒死した。被害者は元警視庁刑事で、五年前に起きた副総理暗殺事件の捜査方針に不満を持ち一年前に退職していた。そして暗殺現場のホテルで働いていた清掃員を単独で追っていたようだ…。十津川は副総理暗殺と元同僚殺害事件の真相にたどり着けるのか!?
明治から令和の鉄道地図を厳選して収録。
機関車、貨物、コンテナ、ダイヤ編成、施設…に工夫を施し、安全・正確な物流を担っている貨物列車。そこにはどんな技術やプロの努力があるのか?驚きの最新事情に迫る!!
車窓の風景は四季折々に装いを変えていく。春先や紅葉シーズンだけではなく、いつ旅に出ても、その時々にしか出会えない景色が車窓から広がる。雪景色を掻き分けていく冬もよし、旅行者が忌み嫌う梅雨だって悪くない。一月から十二月までその月ごとの旅の楽しみ方を記し、『時刻表2万キロ』『最長片道切符の旅』に続けて刊行された、汽車旅のバイブル。
日本全国の鉄道を紹介。鉄道会社別・地域別に分類し、車両形式ごとに掲載しているので、知りたい車両がすぐに見つかる!!普段見ることができない貴重な車両や、深夜の保線作業に密着した記事なども収録。この1冊で鉄道の全てがわかる!!
西日本を代表する大動脈。その各駅には何がある?東海道本線に次ぐ大動脈たる山陽本線。異国情緒溢れる港町からはじまって、時には海を見ながら、時には山の中に分け入って、最後は世界初の海底トンネル・関門トンネルで九州に渡る。途中には誰もが行ったことがあるだろう名高い都市がいくつもある。しかし、もちろんそうした町ばかりではない。なかなか観光で訪れることもないような町や駅ばかりが続く。しかしどんなに小さくて地味な駅であっても、駅があればお客がやってくる。かならずそこに、物語があるものだ。総延長は534.4km、駅は126駅。その端から端まで、すべての駅を降りてみよう。
思わずビックリ!この目を疑う楽しい鉄道シーンの数々。
全国のおもしろ踏切を大紹介!
駅舎で買う簡素な軽食から、豪華な食堂車での温かな特別料理へ。鉄道旅行の黄金時代を支えた列車での食事の変遷を追う。レシピ付。
明治天皇は維新後の国をまとめるべく、積極的に鉄道に乗り行幸へ。大正天皇はサンドイッチやサイダーなどを車内で楽しむ、ハイカラな鉄道旅をしました。昭和天皇は地球約6周分と、最も鉄道に乗車した天皇です。そして平成の天皇(明仁上皇)、令和の今上天皇は、国民に寄り添う意志のもと、一般と同じ列車での移動を望まれました。鉄道開業以来5代150年にわたって日本をめぐった、天皇陛下たちの鉄道旅をご紹介します。