消費者の商品に対する低価格志向は根強いものがあるが、商品を購入する動機は「お得感」であり、価格が高い商品でも価値が伝われば購買に結びつく。利幅の高い商品を売って利益を伸ばしている企業は、この「お得感」の演出が上手い。本書は、攻めと守りのバランスを重視した価格競争戦略を、簡単な図表と計算式、具体例を用いてわかりやすく解説する。
ウソかホントか、だまされまいぞ。同心円の円周は長さが等しい?2/3の確率で勝てるサイコロがある?5つの相似三角形に分割できる三角形とは?トリックやパズル、ゲームがおりなす不思議の世界へご招待。
本書は、量子力学をめぐる現在の発展の状態を、数式を一切使わずに述べたものである。
人の五感はなぜ騙されるのか?人間の目・耳・舌・鼻・皮膚は多くの情報収集と分析をしますが、時に騙されもします。これが「錯覚」という現象です。本書では、錯覚のメカニズムを徹底的に解き明かします。
この本で扱う内容は虚偽論中心の論理学のレポートに5年間で6千以上接するうちに偶然発見されたものです。それは日常の何気ない態度と突発事故体験との間の奇妙な符合から引き出されたものですが、恐怖と不安に代わる人間の第3番目の危機対応様式であり、また科学と宗教の間のミッシング・リンク(失われた環)ではないかと思われます。
本書は、日本SF作家クラブが中心となって企画された初めてのオリジナル・アンソロジー。新しい世紀の始まりにあたって、稀代のSF作家たちが提示する、全篇新作書き下ろしの競演。いわばミレニアム特別企画として、発案された。その結果、ベテランの作家から新人まで、いずれも力作が集まった。さまざまな主題と問題作が共存するこのSF世界は、二十一世紀に開かれた科学文明の世界観にわたる夢を織り込んでいるといっても、過言ではあるまい。
社員は優秀。経営幹部も知恵者ぞろい。何をするべきなのか、社内のだれもが理解している。ところが、だれもそれを実行していない。それどころか、反対の行動ばかりをくり返して身動きがとれなくなっている。-いったいなぜだろう?やり方を知っているだけでは不十分だ。才気だけでは知識を活かせない。すばらしいアイデアも、読んだり、聞いたり、考えたり、書いたりするだけでは「ただのアイデア」で終わってしまう。目には見えなくても確かにそこにある「知識と行動のギャップ」を埋めないかぎり、どれほどすばらしい経営理念を掲げ社員研修を重ねたところで、あなたの会社は変わらないのだ。では、どうすれば肝心の「実行」に結びつけられるのか?答えは、本書の中にある。
新しい言葉の予感に満ちて、未来の物語が動きはじめる。「現代詩手帖」好評連載詩を含む、第3詩集。
からだと動きの錯覚を解く。日本人の身体特性について、私たちが正しいと思っていた動きが、実は合理的ではなく、トップアスリートたちの方法とは違うことを写真やイラストを交え解説。
こだわりを捨てることで可能になる省電力工場、ディズニーを目指さないサービス、生産技術がイノベーションを生んだ富士フイルム、技術者の意地の活用に成功した三菱電機と日亜化学、意外な選択で組織統合を成功させたコニカミノルタと富士ゼロックスー。浅知恵の「常識」を超えた現場発の智恵。
商品やサービスが、ますます多様化し選択肢に溢れる「大比較検討時代」において、建て主が大切にする想いを、不動産会社と建築家がきっちりバトンパスしていくための「フロー」と「六つのケーススタディ」。建築と不動産のあいだにはいったいどんな価値があるのか。不動産やお金にはどんな意味があるのか。住宅からオフィスまで、様々な建物づくりを新しい視点で捉え直す一冊。初版限定オリジナルしおり付。
Virtual Reality(VR:仮想現実)、Augmented Reality(AR:拡張現実)。VRによる外科手術ナビゲータや人体解剖教育、ARを応用した脳卒中の機能障害治療など。3D医用画像活用の第一人者が世に問う、VR/AR医療ソリューションと実践のすすめ。
本書は、労働新聞社定期刊行誌「安全スタッフ」の連載「事故防止 人の問題を考える」の原稿を基に、難敵であるヒューマンエラー災害に挑むため、最近の事故の傾向、現場の安全対策の実態などを踏まえつつ、様々な災害事例などに基づき、ヒューマンエラーの原因となる人間の行動特性が、どのように実際の災害に関わっているのか、現場ではどのような対策が必要なのかなどを解説しています。
累計43万部超!『進化しすぎた脳』『単純な脳、複雑な「私」』の脳講義シリーズ完結編。タイトルに込められた「本当の意味」とはー
京極夏彦原作のベストセラーを基にしたTVアニメのサントラ。ナイトメアの主題歌のほか、INFINITECIRCLEなどでも活躍する村井秀清が音楽を担当。昭和20年代末期を舞台にした怪奇ミステリーの場面場面を、クラシカルを基調とした切ない音楽でドラマティックに盛り上げる。
私たちの身近には数学的に考えたり、把えたりすることのできるのが少なくありません。その対象の中に潜む数学をいかにつみけだすか、そこに数学のおもしろさがあります。本書は、私たちに親しみ易い話題をとりあげ、数学的に解明し、練習問題に入ります。問題には楽しい機知に富んだものが多く、生徒を数学のとりこにする好個なものです。解答付。
抽象の世界から現実に向かう数学者たちのブレークスルー開始。