結婚直前に事故で失明した菜穂子は、担当医から人工眼の埋め込み手術を提案される。婚約者に見放されることを恐れた彼女は、まだ動物実験の段階だと知りながらも承諾し、光を取り戻した。しかし、ある事件の目撃者になったことから、その未来に暗雲が漂いはじめ…。
からだと動きの錯覚を解く。日本人の身体特性について、私たちが正しいと思っていた動きが、実は合理的ではなく、トップアスリートたちの方法とは違うことを写真やイラストを交え解説。
古い信仰が根強く残る閉鎖的な孤島で、7年ぶりに開かれる大祭ー。人気ミステリー作家の串田寥生は、次作の舞台として興味津々。島の出身で担当編集者の神凪守は、密かに想いを寄せる串田に請われ、取材で島に向かうことに。ところが、そこで見たのは、実家と神社を繋ぐ隠し通路、祭壇に飾られた乳児の白骨…。守は帰りたい気持ちとは裏腹に、推理が冴える串田に想いは募り!?-。
人生、勝ち続けることはできない。人は誰しも負けを経験する。では、勝者と敗者を決定付けるポイントは何だろうか。それは「負け方」だ。多くの日本人は「負けない(失敗しない)こと」を是とし、官僚に象徴されるように、時には「3勝1敗」の人物よりも「0勝0敗」の人物が出世することさえある。しかし、実際にビジネスの現場において、どちらが「できる」人物であるかは、自明の理だろう。成功する人は「負け方」を知っているのだ。本書ではベストセラー『ツキの法則』の著者、谷岡一郎氏が成功に結びつく負け方について、ギャンブルを例にしながら分かりやすく解説した。敗者諸君よ、君たちは敗北を誇れるか。
顧客を囲い込む、年末に一年を振り返り反省する、新製品が売れなかったときに「売れない理由」を分析するーこんな考えを改めれば、あなたは勝てる。
サブリミナル効果などというものは存在しない。いくらモーツァルトを聴いても、あなたの頭は良くならない。レイプ被害者は、なぜ別人を監獄送りにしたのか?脳トレを続けても、ボケは防止できない。「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の艦長は、目では船が見えていたのに、脳が船を見ていなかった。徹底的な追試実験が、脳科学の通説を覆す。
「温暖化防止」の名のもとに、いまなお空前の盛り上がりを見せる環境ブーム。実際に自然界で起こっていることに目もむけず、科学的な見地も理解せず、ただ声高に異を唱える現状は、本当に正しいのだろうか。世界中を巻き込む一大ムーブメントに隠された、陰謀やウソや偽善を暴き、私たちの愁活に本質的に関わる真の環境問題を考える。話題の生物学者が提唱する、画期的な一冊。
世界一やさしい経済学を学んで人生に勝つ。自分だけは大丈夫ーこれが罠に陥る第一歩。行動経済学が示す成功率アップのメカニズム。学歴や教養は無関係、人生の罠を徹底解明。人生が楽しくなる経済学。
欠陥だらけの経済学をリコールしよう!日本経済がうまくいかないのは、経済学が事実をさかさまに理解する“天動説”に陥っているからだ。経済政策を正しい“地動説”に戻すだけで日本は生き返る。
本書は、サイコセラピー分野の世界的第一人者による、汚染恐怖に焦点を当てた初の新刊本である。本疾患の定義からはじめ、さまざまな症状を考察し、精神的汚染・接触汚染の両者、および、嫌悪感について検討している。最も重要なことには、認知行動テクニックに基づいて、本疾患の治療法や臨床的ガイドラインの制定に関する論説を展開している。