既存の理論ではなぜ経済の変動を読めないのか。ケインズの知恵と行動経済学の成果を組み合わせて資本主義をもっと深く理解する。行動経済学という新興分野を活用して、経済の本当の仕組みを記述。人々が本当に人間であり、あまりに人間的なアニマルスピリットに囚われているとき、経済がどう機能するかを説明している。経済の本当の仕組みについての無知によって、資本市場の崩壊からいまや実体経済崩壊まで視野に入ってきた世界経済の現状がもたらされたことも説明した。
「心の世界」と「物理的な世界」は異なるものだと「私」は思っている。しかし実際には、五感でじかに接触している(と感じる)有形の世界と、私たち一人ひとりの中にある(と思える)心の世界は、どちらも同じように脳が創り出す「錯覚」にすぎない。脳は何を隠し、何を伝えているのか。脳イメージング研究の先駆者である著者が、古今の心理学実験や臨床研究の科学的成果をふんだんに盛り込みながら、脳と心の関係を明快に解き明かす。
派遣切り、ワーキングプア、就職氷河期…すべてを「小泉改革」のせいにしていいのか?“人事・雇用のカリスマ”が定説、俗説を斬る。
会社が「大きくならない」「繁栄しない」要因は、社長自身にあった。多くの会社を繁栄に導いてきたトップコンサルタントが叱る、愛すべき「アホで、マヌケな社長」の実態。
その報道は真実か?その解説は適切か?その通説は正しいか?データを読めれば、「今」がわかる。明日に打つ手が見えてくる。『学力低下は錯覚である』の著者がおくるあなたの知らなかった世界の見え方。
全国模試で日本一を7年で7人も輩出した、カリスマ塾長が教える「4つの習慣づくり」。
出さないと生きていけないのが人間です。自分になんでもツメこみすぎると、すぐにいっぱい。それ以上詰まらない人=つまらない人になってしまう!いつもカラにする気持ちをもつと、新しいものがどんどん入ってくる!上手に損をすることを心がけると、自然に得をするようになっているのです。
言語を考察し、歴史を顧み、時事を分析。言葉の真実を解き明かす一冊。
森の奥深くにある別荘で起こった密室殺人、覆面レスラーの悲しい殺意、2本の鍵が握る、遺言の行方…。本格ミステリ作家クラブが厳選した、ファン必読のアンソロジー。
京極夏彦原作のベストセラーを基にしたTVアニメのサントラ。ナイトメアの主題歌のほか、INFINITECIRCLEなどでも活躍する村井秀清が音楽を担当。昭和20年代末期を舞台にした怪奇ミステリーの場面場面を、クラシカルを基調とした切ない音楽でドラマティックに盛り上げる。
二酸化炭素が増えたから温暖化したわけではない!それほど温暖化もしていない!そもそも温暖化は悪いことではない!にもかかわらず、「南極の氷が解けている」「ツバルが沈むほど海水面が上がっている」とウソ報道に洗脳され、エアコン28℃で酷暑を我慢する。しかし京都議定書をまじめに守っているのは日本国民だけで、政府もそれを隠蔽していたのだとしたら…。「わが社はCO2削減に全力を尽くしています」。聞こえのいい偽善にだまされ、損をしないために、すぐに知っておきたい環境問題のからくり。
崩落する氷山、海に沈むツバル、ホッキョクグマの受難ー繰り返し放送されるこれらの温暖化トリック画像を真に受けてはならない。被害を過大に見積もった科学者の一部とNHKをはじめとするマスメディアが行った誇張された報道や誤報こそが環境問題への誤った認識を植えつけた実行犯である。手段であるべきリサイクルが目的化した構造から、CO2を主犯と見なす性急な温暖化対策の愚まで、なぜウソがまかり通りつづけているのか、その本質に迫る。
自国と個人の利益が優先される情け容赦ない冷厳な現実を前に、善意と良識を信じ続けた日本人。前ITU事務総局長、3000日の孤独な戦い。
広く流布する日本人論の検証を通して明らかになった、状況の力と思考のバイアス。国家、民族間に溝をつくりだし、しばしば政治的な対立を激化させる文化的レッテルへの警鐘。
ハートが踊る、ヘビが回る。脳はなぜだまされるのか。
新しい言葉の予感に満ちて、未来の物語が動きはじめる。「現代詩手帖」好評連載詩を含む、第3詩集。