逆境に強い企業。盛衰を分ける「新市場経済」原理。
高齢化社会を支える莫大な社会保障や医療費は、誰がどう負担するのか?将来にわたる世代ごとの負担と受益の関係を明らかにすることこそ重要だ。政策指標としての「財政赤字」を批判し、新概念の必要性を大胆に説く。
神業としかいいようのない飛行を当たり前のようにこなしてしまう静かなる男たちに共通するものは何か。著者自ら、F-15イーグルでG6.5の世界を体験取材。
人はいかなる時、その闘争本能に目覚め、闘いを挑むのか。冒険作家クラブのメンバーが個個の状況、視点で捉えた“闘”をテーマに競作。書下し七篇に加え、志水辰夫,船戸与一、森詠の座談会を収録。
エイズから脳死・臓器移植、宗教、差別、進化論、時間論にいたるまで、科学と社会の関係性をめぐる諸問題をラディカルに論究し、構造主義科学論から導かれる多元主義社会を展望する。
人を操る宣伝文句から、詐欺の手口、彼女の気を引くテクニックまで、巧妙で狡滑なトリックには御用心。
吉田茂から現在まで、アメリカや社会党との関係に揺れ動いた戦後歴代内閣の国防政策の変遷を探り、“戦後日本的平和主義”成立の過程を検証する。
無限に続く階段、くねくね歪んだ直線、遠近あべこべになった風景、一人の顔に二人が同居する謎の顔…。視覚と心理の盲点をついた摩訶不思議な迷錯絵画に、思わずわが目を疑ってしまう。学校で職場で、はたまた家庭でワイワイ楽しむゲームの本。
ウソかホントか、だまされまいぞ。同心円の円周は長さが等しい?2/3の確率で勝てるサイコロがある?5つの相似三角形に分割できる三角形とは?トリックやパズル、ゲームがおりなす不思議の世界へご招待。
産業、経営、経済、技術、社会の最新事情をクロスオーバーに論じ、自信喪失のビジネス界に喝を入れる待望の書。
ぼけや痴呆はどうして起こるのか。いったんぼけたら治らないのか、どう対応すればいいのかー。決して他人ごとではない深刻な問題に痴呆症治療の専門家たちがわかりやすく答えます。
ばかやろー。ウサギと間違えられるだけでも屈辱だっていうのに、こんなへんぴな惑星に無理矢理つれてこられて、そのうえ〈悪魔の使い〉呼ばわりされて殺されそうになるなんて、いくらジゼルが猫だからって、あんまりだー。ジゼルは猫型生体機械。飼い主は、衰退をめざす銀河文明のなかでただひとつ発展をつづける巨体企業E・R・Fコーポレーションの会長夫妻の娘、なつめだ。身体の弱いなつめのために、銀河のあちこちを見てまわり、内蔵のレコード装置に記録しようと、勇んで旅に出たとたんにこの大騒ぎだ。わけのわからぬ宮廷内闘争にまきこまれるし、ジゼルはいったいどうなっちゃうんだろう。ねえ、アスラ、なんとかしてよー。『ねこたま』『まさかな』につづく小林めぐみの最新長編。煌きのコスミック・ファンタジー。