「相場で儲けたい」と思って、大切な“トラの子”をつぎこんで四苦八苦しても、肝心の相場の仕組みを知らなければ“カモ”にされるのがおちです。そこで、いままで誰も書かなかった、相場の裏・仕組み・予想についての“採点法”をまとめてみることにしました。
人間が〈錯覚〉によって現実を二重化し、現実にかわる〈分身〉をつくりだす表象作用をギリシア悲劇、形而上学的哲学からロマン主義文学、精神分析学にわたる広大な文化空間において検討し、〈実在の哲学〉の立場から〈錯覚〉と〈分身〉の基本的江造を解明する。
ヒトはなぜ錯覚を起こすのか?錯覚による不思議な現象、興味深い実験の数々。人間の感覚の“あいまいさ”を探る。
私たちの身近には数学的に考えたり、把えたりすることのできるのが少なくありません。その対象の中に潜む数学をいかにつみけだすか、そこに数学のおもしろさがあります。本書は、私たちに親しみ易い話題をとりあげ、数学的に解明し、練習問題に入ります。問題には楽しい機知に富んだものが多く、生徒を数学のとりこにする好個なものです。解答付。
日本はエコノミック・アニマルという1種目制覇を狙ったスペシャリスト国家。これで慢心し、向上心を捨ててはいけない。もっと広範に世界とのかかわりをみつけ、経済的・短期的利益を超えて、世界に対して健全なリーダーシップを発揮できるようにならなくてはいけない。-国際社会の中での新しい国づくりを斬新な視点で考えた話題作。
分かりやすくて、やさしく、しかも肩の凝らない異色の文章読本。
アメリカ合衆国では、過去40年間に膨大な数のUFO目撃が報告された。熱心な研究家たちによってさまざまな検討がなされるいっぽう、政府はそれを単なる見間違いか、特殊な自然環境がつくりだした幻影ということで片づけ、その存在を否定してきた。なぜ、その事実が国民の目から隠されなければならなかったのか?そのために、どのような隠藪工作がおこなわれてきたのか?政府は、どこまで謎の核心に迫っているのか?政府が回収したと噂される、墜落したUFOと宇宙人の遺体は実在するのか?-豊富な経験と鋭敏な推理力で、ホールはそれらの疑問をひとつひとつ検証していく。
本書では、ステレオ技術、建築音響、放送技術、コンピュータを駆使した音声合成・音声認識、音楽の自動採譜など最先端の技術に関する最新の話題が提供されている。これらの分野において人間と機械とのよき適合にいかに多くの工夫が凝られされているかが理解できて興味深い。
さまざまな小説ジャンルが氾濫するなか、今、読者にもっとも強烈なインパクトを与え、質量ともに豊かな世界を築きあげてきた日本冒険小説のエッセンス。-日本冒険作家クラブのメンバーが、好評「敵!」「血!」に続き、“友”をテーマに競作した、会心のオリジナル・アンソロジー第3弾。
円高を乗り越え、新たな高度成長時代を実現した日本経済。その次なる課題は、高付加価値製品による市場創造だ。円高好況をいちはやく予測した著者が説き明かす技術大国・日本の明日のシナリオ。
人間が本来持っている高貴なる精神が鈍磨し、閉塞してしまった状況をいかにして克服していったのか。とらえどころのない現実を直視し、一切の束縛から自由に生きたいと願う人間が、現実の見えざる“壁”の向うに何を見たのか。日本冒険作家クラブの個性豊かな面々が腕を競った会心のオリジナル・アンソロジー。
養毛剤・育毛剤・発毛促進剤・発毛療法・植毛法・カツラなど1000億円市場でしのぎを削る頭髪関連業界の実態!
冒険小説の時代が、いよいよ到来した!それらは、本当の男と本当の女の命を賭した生きざまがハードに、そしてスリリングに描かれ、強烈なインパクトを読者に与えずにはおかない。結成から5年「日本冒険作家クラブ」の俊英たち(志水辰夫・川又千秋・大沢在昌・森詠・伴野朗・西木正明・田中光二)が“敵”をテーマに競作、独自の視点から“状況”を見つめた会心のアンソロジー。全作書下し!
ビジネス文明を謳歌する、現代日本の「大いなる錯覚」を襲つ。ラディカルな現代文明批判。