意外なトリックにあなたが挑戦!巧妙に仕組まれた鉄壁のアリバイ、そして謎を呼ぶダイイング・メッセージ-「狙いは瞳に」「消えた鍵の秘密」「八つのマーク」「通り抜けた車」などなど、完全犯罪に隠された死角をあなたは見破れるか。
鳴海章『花男』-特殊な経緯で結ばれ普通の家庭を作った男を惑わす、妻と自分の「心に潜む謎」。桐野夏生『グレーテスト・ロマンス』-絶望から逃れるため、獄中の男は妄想を紡ぎ続ける。やがて、妄想の女から一通の手紙が届き-。野沢尚『ひたひたと』-少女時代に受けた心の傷から逃れられない女。その傷を与えた少年が当時のままの姿で現れた。三浦明博『声』-竿も持たずに釣り場に現れた男が尾行してきた…。バンブーロッドが取り持つ男の友情。赤井三尋『秋の日のヴィオロンの溜息』-来日中のアインシュタイン博士のバイオリンがすり替えられた。ケースはそのままなのに、なぜ。
本書は、論理的に考え、正しい判断をするために不可欠な数学思考の入門書です。クイズを解きながら読み進め、練習問題にチャレンジすることで、計算、確率、統計など、数学を使った世の中の読み解き方を身につけられます。すばやく暗算をするテクニックや、計算間違いをしないための基本ルール、意思決定に役立つ順列と組合せの考え方などを伝授します。数学を仕事に活かしたい人、大人になって再入門したい人に最適です。
外国人に「本当にアピールすべきこと」とは?世界37都市の調査でわかった新常識!
二人の幼い命を奪ったひき逃げ事故。犯人の横顔と子供の飛び出しを誘った若い男の姿を目撃した香織は、白骨温泉でその証言を封じようという何者かに殺された。ところがもっとも疑わしいひき逃げ犯と事故現場にいた男までもが命を落としてしまった。ひき逃げ事故で得をした人物は誰か。推理サスペンスの傑作。
本書は、日本SF作家クラブが中心となって企画された初めてのオリジナル・アンソロジー。新しい世紀の始まりにあたって、稀代のSF作家たちが提示する、全篇新作書き下ろしの競演。いわばミレニアム特別企画として、発案された。その結果、ベテランの作家から新人まで、いずれも力作が集まった。さまざまな主題と問題作が共存するこのSF世界は、二十一世紀に開かれた科学文明の世界観にわたる夢を織り込んでいるといっても、過言ではあるまい。
未来を浪費する無謀な成長に終止符を打つ新たな経営を理系経営者が大胆に提示。21世紀企業の必須アイテム。
商品の中身を大きく見せるワザ、“激安”と信じこませる巧みなシステム、いちばん売りたい商品に誘いこむテクニック…。あなたは、この“ウラ仕掛け”を見抜いているか?広告宣伝、陳列、値付け、販売法…“売り手の超トリック”を大公開!!
“ちょっとしたこと”で、「見えている世界」がガラッと変わる!見た目・色・手触り・思い込み…で、“不思議”が起こる!
この短編ミステリがすごい!本格ミステリ作家クラブ厳選、冒頭からラストまで一気に読ませる傑作アンソロジー。選ばれたミステリの匠は、麻耶雄嵩、中田永一、滝田務雄、里見蘭、小島達矢、岸田るり子、鳥飼否宇、乾くるみ、乾緑郎、七河迦南、戸川安宣の11人。スリリングな読書体験をぜひ!
本格ミステリ作家クラブが選んだ2016年のベスト本格ミステリ短編&評論のすべて!
当たり前だった現実が突然逆転したり、人生の見方がガラリと変わるような出来事が起こったり、この世界には驚くような謎や奇跡が鏤められている。そんな人生の一瞬を捉えた収録短編5作は’14年に発表されたミステリから、実作者たちにより吟味されたもの。日本が世界に誇る本格ミステリの世界へようこそ!
本書は、サイコセラピー分野の世界的第一人者による、汚染恐怖に焦点を当てた初の新刊本である。本疾患の定義からはじめ、さまざまな症状を考察し、精神的汚染・接触汚染の両者、および、嫌悪感について検討している。最も重要なことには、認知行動テクニックに基づいて、本疾患の治療法や臨床的ガイドラインの制定に関する論説を展開している。
「飛ぶ矢は止まっている」は本当か?古代ギリシャの哲学者・ゼノンが残したパラドックスは、以来2500年間、解き明かされずにきた。しかし、時間認識が人の脳の中にある仕組みから生み出されているのだとしたら、この逆説は人間の本質そのものだということになる!?
神業としかいいようのない飛行を当たり前のようにこなしてしまう静かなる男たちに共通するものは何か。著者自ら、F-15イーグルでG6.5の世界を体験取材。