所得税、法人税、消費税、相続税、地方税。日本の税制は複雑でわかりにくい。何が問題で、どう改革すべきなのだろうか。政治家や官僚、役人に委ねられがちな税金の仕組み。市民の目線で見直せば、その改善の糸口が見えてくる。税制の基礎を解説するとともに、改革への課題を指摘する。好評書の新版。
「企画力」とは何か。それは文字通り「企み」を魅力的に語ることにより、人間や組織を動かす力のこと。そして、その力が結晶したものが「企画書」に他ならない。では、魅力的な企画書とは何か。それは「企みの物語」を、推理小説のごとく一挙に読ませるもの。本書は、そうした企画書を作るための細やかな技術と深い心得を、22の格言を通じて、新たな思想と視点から語った書籍講義である。
サブリミナル効果などというものは存在しない。いくらモーツァルトを聴いても、あなたの頭は良くならない。レイプ被害者は、なぜ別人を監獄送りにしたのか?脳トレを続けても、ボケは防止できない。「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の艦長は、目では船が見えていたのに、脳が船を見ていなかった。徹底的な追試実験が、脳科学の通説を覆す。
「地球温暖化を防止しよう」だって?そんな瑣末なことは、どうでもいい。大事な「問題」は、別にある。環境問題の本質を突く、緊急提言。
ドリームキャスト、PC98、レーザーディスクはなぜ、市場から消えたのか。すべての答えは、ハイテクの落とし穴キャズムにあった。
日本はエコノミック・アニマルという1種目制覇を狙ったスペシャリスト国家。これで慢心し、向上心を捨ててはいけない。もっと広範に世界とのかかわりをみつけ、経済的・短期的利益を超えて、世界に対して健全なリーダーシップを発揮できるようにならなくてはいけない。-国際社会の中での新しい国づくりを斬新な視点で考えた話題作。
ミミズの気持ちにもならずに、切られたミミズが痛がるはずはないとしてしまうのは、あまりに人間の側の都合にあわせた自然観だ。それを「科学的」「客観的」とする傲慢な見方を排し、生物の世界を素直にながめれば不思議だらけ、わからないことばかり。わからないことがなぜわからないのか、生き物の側に立って生物界を考えるシリーズ第一弾。
禁書必至の貸本/長い“死に際の伝言”/猫探偵が目をつけた男/いつも来る白い貴婦人/あべこべの密室と消失した作家/透明人間の足跡/「オリエント急行」に消えた女性。評論も含む本格の精髄をここに。
人間心理の裏側や盲点をつくクイズやパズルが満載!問題を解き、楽しみながら心理と頭脳を鍛錬できるトレーニングブック!!トリッククイズ、図形パズル、マッチ棒クイズ、発想力ドリル、そして、間違いさがしなど、右脳が鍛えられる問題の数々。アイデアが磨かれ、創造力のほか、分析力・集中力もアップ。常識やマンネリズムを打ち破り、脳が刺激され、頭がよくなる!ビジネス・日常生活にも役立つ柔軟な思考力が身につく一冊!もう、頭がサビつくことなし。
話題のサイエンスマジックをイラスト&解説つきで伝授!“科学のうんちく”も満載!!この1冊があればあなたもサイエンステイナーになれる。
ライブドア事件とは、「ライブドアが巨悪をなした」という事件ではなくて、「ライブドアが巨悪をなしたと人々が思い込んだ」という事件である。似た例として、中世の魔女狩りがある。これは「魔女がいる」という事件ではなく、「魔女がいると人々が思い込んだ」という事件であった。かつてバブル期には、「永遠の右肩上がり」という妄想を、国中が信じていた。そして現代では、「詐欺師たるライブドア」という妄想を、国中が信じている。いずれにせよ、国中が妄想を信じている。それはいわば「裸の王様」という状況である。そこで、「王様は裸だ」と叫ぶのが、本書だ。
「心の世界」と「物理的な世界」は異なるものだと「私」は思っている。しかし実際には、五感でじかに接触している(と感じる)有形の世界と、私たち一人ひとりの中にある(と思える)心の世界は、どちらも同じように脳が創り出す「錯覚」にすぎない。脳は何を隠し、何を伝えているのか。脳イメージング研究の先駆者である著者が、古今の心理学実験や臨床研究の科学的成果をふんだんに盛り込みながら、脳と心の関係を明快に解き明かす。
必ず若返りの効果が出ます。最低3ヶ月から8ヶ月、焦らずに継続する努力を。誰でも今日から実践できるいちばん経済的な美容健康法。
迫真の文学賞ドキュメント。私たちはどう考え、何に投票したのか。本格ミステリ作家クラブ10周年記念。
人生、勝ち続けることはできない。人は誰しも負けを経験する。では、勝者と敗者を決定付けるポイントは何だろうか。それは「負け方」だ。多くの日本人は「負けない(失敗しない)こと」を是とし、官僚に象徴されるように、時には「3勝1敗」の人物よりも「0勝0敗」の人物が出世することさえある。しかし、実際にビジネスの現場において、どちらが「できる」人物であるかは、自明の理だろう。成功する人は「負け方」を知っているのだ。本書ではベストセラー『ツキの法則』の著者、谷岡一郎氏が成功に結びつく負け方について、ギャンブルを例にしながら分かりやすく解説した。敗者諸君よ、君たちは敗北を誇れるか。