「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の艦長は、なぜ“見た”はずの船を見落したのか。ヒラリーはなぜありもしない戦場体験を語ったのか。-日常の錯覚が引き起す、記憶のウソや認知の歪みをハーバードの俊才が科学実験で徹底検証。サブリミナル効果、モーツァルト効果の陥穽まで暴いた脳科学の通説を覆す衝撃の書!
華麗なるトリック、日常の謎、暗号…最新ベスト11。
プロが選んだ最高の本格ミステリがこの一冊に。
日本SF作家クラブ創立五〇周年を記念するアンソロジー。第二巻には、一九七三年から一九八二年に発表された全十篇を収録。「浸透と拡散」の時代に生まれた日本SFの飛躍をご堪能あれ。
悩み方には、上手な悩み方もあれば、下手な悩み方もあります。先行き不透明な今の時代、下手に悩んでしまうと、一歩も動けないような事態になりかねません。「答えのない時代」を上手に生きるための「悩み方の作法」をお届けします。
ベテランと新鋭の豪華競演、作家23人の書き下ろし短編。
現れては消える数々の疑似科学。私たちは、科学の仮面をかぶったニセ物をどう見きわめ、いかにつきあっていけばいいのだろう。本書では、疑似科学の問題点や科学と疑似科学をめぐる考え方を整理するだけではなく、疑似科学を信じてしまう傾向を、「ニセ物なのに信頼のおける科学だと思い込む誤信念」ととらえ、その核心に迫る。宏観異常現象による地震予知や血液型性格学をはじめとして、疑似科学に共通してあらわれる特性を鋭くついた決定的な入門書。
買い物をするとき脳はどう働くのか。「お金の正しい使い方」「自分への投資」とは何か。現代貨幣経済を生き抜くための知恵が詰まった一冊。
城館で名探偵が競演/落語を巡る怪事件/歌謡曲の見立て/胡乱な句作/残虐シーンに微笑む美女/ピアノ練習の怪/エロチックすぎる怪物/路地の死者の伝言。屹立する謎に、非情の論理が唸りをあげる。
ハートが踊る、ヘビが回る。脳はなぜだまされるのか。
森の奥深くにある別荘で起こった密室殺人、覆面レスラーの悲しい殺意、2本の鍵が握る、遺言の行方…。本格ミステリ作家クラブが厳選した、ファン必読のアンソロジー。
本格ミステリ作家クラブ、夢の競作!新鋭から大御所まで28人の作家が趣向を凝らした本格最先端の作品を収録。
あらかじめ分かっていたとしても、人は錯覚してしまう。むしろ、常に生じる錯視を利用しているからこそ、3D映像などが成立している。人は、なぜ、どのように、錯覚しているのだろうか。なぜ地平線近くの夕陽は大きく見え、高速で回転する車輪は逆方向に回っているように見えるのだろう?曲がって見える直線、揺れて動くように見える図、実在と違って見える写真など、さまざまな事例を示しながら、錯覚について分かりやすく解説。知覚のミステリーを解きながら、日常に潜む錯覚リスクについても論じる。
脱成長論、人口減少・市場縮小論、公共投資主導型成長論、反TPP論ー。ひょっとしてあなたも信じていませんか。しかし、もっともらしく聞こえる経済論の多くは間違いです。日本を衰退させる危ない議論を一刀両断する。
中国の防空識別圏は許せない、など、日本社会に横行する錯覚とトリックを見破る。「個人の幸福」に焦点を当て、最初にまず知らなければならないトリックを紹介。最後に「どうしたらよいか」という方向を示した。