情報セキュリティ対策は、企業の目標の達成を確実にするためのビジネスリスクマネジメントである。このような視点で情報セキュリティ対策を考えるとこれまでとは違ったアプローチができるようになる。本書では、この部分に焦点をあて、情報セキュリティ対策を今一度見直すことにより、これまでとは異なる情報セキュリティ対策の推進を提案している。
所得税、法人税、相続税から消費税、地方税まで、日本の税制の仕組みはどうなっているのだろう。なにが問題で、どう変えるべきなのだろう。専門家や政治家・官僚の手にもっぱら委ねられがちな税の問題を市民の目線で検討すると、気づかなかった世界が見えてくる。消費税の大幅引上げが取り沙汰される現在、必読の書。
「社長の仕事」のなかでも、最大のものは「決断」である。新規事業への進出、不採算部門からの撤退、事業の再構築など「決断」の中身はさまざまだが、「決断」しなければ会社の進路は定まらない。「やる」か「やらないか」、それを決めるのはトップの強い意志である。事業に対する熱意だ。「決断」に際して求められるのが「先見力」である。
アメリカの人気数学者が、株式投資で大失敗。その体験に基づいて、あらゆる投資理論を実にわかりやすく解説。他に類のない投資理論の超入門書。
本書では、子どもが学習材と出合う場面を、もっと多様で、もっと子どもが喰らい付いてくるようなものにするための工夫を10のポイントに整理して紹介した。
見れば見るほど深みにはまる錯覚の世界。エスプリの利いた解説は読んでたのしく、日本版だけのCG図版も多数収録。
悪天候や飲酒運転、車道を横切る通行人、様々な状況が交錯して起きる交通事故。鑑定人は、虚実入り交じった情報を冷静に見極め、車の傷、スリップ痕、死体の傷跡などから、事故の一瞬の真実を明らかにしなければならない。数々の事故が、難解なパズルを完成させるように鮮やかに解明されていく。
計算は算数の基礎です。しかし、計算問題の効率的な解き方を、学校では教えてくれません。ではどうするのか?そう、お母さん、あなたが教えるのです。子供を算数好きにするには、親が一緒に楽しく勉強することが大事です。ミスを極力防いで点数アップをはかるための裏ワザが満載の本書でコツを学び、毎日の家庭学習にお役立てください。
本書は、わが国の精神分析の領域で、ここ10年くらいの間に刊行された著作をふり返って、最もクリエイティブでしかもすぐれてアカデミックな研究書の一つである。一見読者に近づきやすい語り口になっているが、決して本書は入門書ではない。むしろかなり高度の、著者北山修によるウィニコットWinnicott,D.W.の研究書である。
鳴海章『花男』-特殊な経緯で結ばれ普通の家庭を作った男を惑わす、妻と自分の「心に潜む謎」。桐野夏生『グレーテスト・ロマンス』-絶望から逃れるため、獄中の男は妄想を紡ぎ続ける。やがて、妄想の女から一通の手紙が届き-。野沢尚『ひたひたと』-少女時代に受けた心の傷から逃れられない女。その傷を与えた少年が当時のままの姿で現れた。三浦明博『声』-竿も持たずに釣り場に現れた男が尾行してきた…。バンブーロッドが取り持つ男の友情。赤井三尋『秋の日のヴィオロンの溜息』-来日中のアインシュタイン博士のバイオリンがすり替えられた。ケースはそのままなのに、なぜ。
親も学校の先生も会社の上司も教えてくれなかったお金の話。他人にいまさら聞けないお金の常識を私が教えます!78%の人が知らないお金の法則。
メイクには種も仕掛けもあった!目を大きく見せたり、小顔にしたり…キレイの秘密は、すべてが目の錯覚のなせるワザだったのです。簡単でキレイになれる「メイクのからくり」をたっぷりとお見せしましょう。
館に吊るされた主人/甦る不吉な記憶/産婦人科医からの奇妙な依頼/両腕を切断された死体/錯視画に隠された秘密/遺跡の密室殺人。幾多の謎に名探偵達が競演する!刺激的な評論も収録した画期的アンソロジー刊行開始。
禁書必至の貸本/長い“死に際の伝言”/猫探偵が目をつけた男/いつも来る白い貴婦人/あべこべの密室と消失した作家/透明人間の足跡/「オリエント急行」に消えた女性。評論も含む本格の精髄をここに。
凝縮されたミステリの最前線がここにある!本格達人10人による、ファン必読の傑作短編集。