日本人なら誰でも、貯金は素晴らしいと教わってきたはずだ。しかし、カネを貯めこめば貯めこむほど、市中に出回るカネは減るから、経済全体が縮小されていく。その昔、江戸っ子は宵越しのカネは持たないと言われた。その江戸っ子が、ある日全員で儲けた金の5%を貯金したとする。翌日は、全員稼ぎが95%。翌日も5%ずつ貯金していけば、なんと10日で当初の6割以下にまで経済が縮小してしまうのである。これが現在の日本の不況の根本原因だ。なのに、あいかわらず多くのエコノミスト・経済学者はとんちんかんなことを言っているし、そもそも言っていることが全員違う。本当に正しい原理は何なのか?本書は、経済学が根本で誤解(錯覚)している点を指摘し、新たな視点で経済構造を解明する。誤った常識から目覚めたとき、日本が抱える経済の諸問題は解決され、人々はより豊かに暮らすことができるのである。
人間心理の裏側や盲点をつくクイズやパズルが満載!問題を解き、楽しみながら心理と頭脳を鍛錬できるトレーニングブック!!トリッククイズ、図形パズル、マッチ棒クイズ、発想力ドリル、そして、間違いさがしなど、右脳が鍛えられる問題の数々。アイデアが磨かれ、創造力のほか、分析力・集中力もアップ。常識やマンネリズムを打ち破り、脳が刺激され、頭がよくなる!ビジネス・日常生活にも役立つ柔軟な思考力が身につく一冊!もう、頭がサビつくことなし。
双子の兄のアリバイ/墓地から消えた女/密室好きの警部/呪いの公家伝説/保育士の不信/見えない墜落死体/華麗な“貴族探偵”/髑髏が跳ねる坂/女達の交換殺人。魂を震わす不可能犯罪が炸裂する。
社員は優秀。経営幹部も知恵者ぞろい。何をするべきなのか、社内のだれもが理解している。ところが、だれもそれを実行していない。それどころか、反対の行動ばかりをくり返して身動きがとれなくなっている。-いったいなぜだろう?やり方を知っているだけでは不十分だ。才気だけでは知識を活かせない。すばらしいアイデアも、読んだり、聞いたり、考えたり、書いたりするだけでは「ただのアイデア」で終わってしまう。目には見えなくても確かにそこにある「知識と行動のギャップ」を埋めないかぎり、どれほどすばらしい経営理念を掲げ社員研修を重ねたところで、あなたの会社は変わらないのだ。では、どうすれば肝心の「実行」に結びつけられるのか?答えは、本書の中にある。
1日1問、数のパズル。あなた中に眠っている“数学脳”を引き出す。
城館で名探偵が競演/落語を巡る怪事件/歌謡曲の見立て/胡乱な句作/残虐シーンに微笑む美女/ピアノ練習の怪/エロチックすぎる怪物/路地の死者の伝言。屹立する謎に、非情の論理が唸りをあげる。
過去に浅野温子主演で人気を博したドラマを、『冬のソナタ』のチェ・ジウ主演でリメイクし、大ヒットとなっている韓国ヴァージョンのサントラ盤。チェ・ジソンなどによるヴォーカル曲と、使用BGMが収録。
90年代初頭にデビューし、シンガー・ソングライター、ギター&ベース・プレイヤーとして台湾の音楽シーンにしっかりとした存在感を刻むホワン・ピンユエン。その真摯にして誠実というな人柄そのままの、柔らかく暖かく、聴き手の胸の奥に染みこんでくるような歌声。
台湾出身のポップ・シンガー。アコースティックなサウンドをメインに艶やかで優しい歌声が響く。ジャケットのルックスからもわかるように、従来の華やかなイメージとは異なるしっとりとしたシンプルさがアルバムの表現にも広がっている。安らぎの欲しい人へ。★
60年代から活動を続けるジャズ・ベーシストの第一人者が80年に残したセッション盤。時代のせいかフュージョンの残り香を漂わせており、スピードと躍動感は満点。かきむしるような弓弾きでのプレイは『ビッチェズ・ブリュー』あたりに通じる呪術性も。
アダルト・ポップス、AOR、そしてそんな音楽が醸し出す、マイルドな心地よさが多分にあるのだが、それだけに留まらないのが彼らしく、タイトル曲や(1)には、環境問題を始めとする今の社会の病巣に対する問題提起が、ストレートに歌い込まれている。
千住明が88〜97年に作曲したTVドラマや『わが心の銀河鉄道〜宮沢賢治物語』をはじめとする映画などの音楽を集めた作品集(抜粋である)。初CD化作品が10曲も収録され、千住作品を一気に聴くとそのサウンド、メロディに彼の色がすでに明解に出ている。
全集には思わぬ恩恵がある。今まで耳にしたこともない作品にお目にかかれるからだ。ロッシーニが書いた24曲の序曲のうち大半はそうした部類のものだろう。マリナーのジューシーな歌いまわしとメリハリの利いた演奏がその真価を際立たせる。まことに重宝。