所得税、法人税、消費税、相続税、地方税。日本の税制は複雑でわかりにくい。何が問題で、どう改革すべきなのだろうか。政治家や官僚、役人に委ねられがちな税金の仕組み。市民の目線で見直せば、その改善の糸口が見えてくる。税制の基礎を解説するとともに、改革への課題を指摘する。好評書の新版。
かけひき術は交渉の場所から態度、話の切り出し方、部下の操縦法、上司の落とし方、イメージの演出、さらに劣勢を大逆転する一言など、実に多彩なテクニックがある。「かけひきの達人」たちが実戦で培ってきたノウハウを、著者の経験をもとに整理。
静止した絵が動いて見えたり、曲線だと思ったら直線だったり、あなたが見ている現実の大部分は錯覚なのですー。脳は、なぜだまされてしまうのか。その謎を解くために、気鋭の神経科学者が実際にマジシャンに弟子入りし、マジックを通して認知科学実験を敢行!その奮闘ぶりと研究の成果を、ベストセラー『脳のなかの幽霊』の共著者がつぶさに綴る。錯覚の不思議をおもしろく解説した異色の脳科学ノンフィクション。
同じ色が違って見える!?止まっているのに動いて見える!?錯覚の不思議を体験。
吉野家vsすき家“最終戦争”の行方は?“高価格”スタバはなぜ人気なのか?“ファミレス”からなぜ家族が消えたのか?-。
「はやぶさ」一番列車の中で、川口淳一郎が目撃した“自由な発想”とは!?HOWをいくら積み上げてもWHATは生まれない。1パーセントの閃きがなければ、99パーセントの努力が無駄になる。「勉強のプロ」には決して辿りつけない、フロントラインに立つ方法。
本格ミステリ最前線。至高の10作品を収録。
デザインセンスを磨く前に、知っておきたいことがある。
本格ミステリ作家クラブ、夢の競作!新鋭から大御所まで28人の作家が趣向を凝らした本格最先端の作品を収録。
悩み方には、上手な悩み方もあれば、下手な悩み方もあります。先行き不透明な今の時代、下手に悩んでしまうと、一歩も動けないような事態になりかねません。「答えのない時代」を上手に生きるための「悩み方の作法」をお届けします。
現れては消える数々の疑似科学。私たちは、科学の仮面をかぶったニセ物をどう見きわめ、いかにつきあっていけばいいのだろう。本書では、疑似科学の問題点や科学と疑似科学をめぐる考え方を整理するだけではなく、疑似科学を信じてしまう傾向を、「ニセ物なのに信頼のおける科学だと思い込む誤信念」ととらえ、その核心に迫る。宏観異常現象による地震予知や血液型性格学をはじめとして、疑似科学に共通してあらわれる特性を鋭くついた決定的な入門書。
プロデューサー・おちまさとは、なぜ毎日走るのか?なぜフルマラソンを走るのか?そこには秘密があったー。企画を生業とする著者が、走りはじめて気づいた「驚くべきランニング企画術」と「ランニングとプランニングの相似」。そのすべてがこの1冊に込められており、読めば走りたくなり、走れば企画が勝手にあふれてくるという、2012年版「企画の教科書」になっている。ランナーも、走らない人も、企画・アイデアと無縁ではいられない現代ビジネスマンにとっては、必読・必携の書がついに登場。
最高の音で楽しむために!
『日本書紀』などの六国史に散見される「渡嶋」「越度嶋」の比定地は、北海道なのか。「上・下」「前・後」の地名の付け方は、すべて大和朝廷を中心としたものなのか。従来の研究者が何ら疑問を持ってこなかったこれらの地名には、何が隠されているのか。本書では、多元史観(古田武彦)を視座として、地名の謎を徹底的に調査することで、古代日本の新たな姿を提示する。
本格ミステリ作家クラブが傑作だけを厳選したアンソロジー。ミステリ読みのプロたちが自信を持ってお薦めする年間ベスト10。
こだわりを捨てることで可能になる省電力工場、ディズニーを目指さないサービス、生産技術がイノベーションを生んだ富士フイルム、技術者の意地の活用に成功した三菱電機と日亜化学、意外な選択で組織統合を成功させたコニカミノルタと富士ゼロックスー。浅知恵の「常識」を超えた現場発の智恵。
日本SF作家クラブ五〇周年を記念し、一年一作五十作家で構成する究極のアンソロジー。第一巻にはクラブが発足した一九六三年から一九七二年までの十年間に発表された作品より、光瀬龍の“宇宙年代記”シリーズ「墓碑銘二〇〇七年」、詩情溢れる星新一の逸品「鍵」、IFを突きつめる筒井康隆SFの代表作「おれに関する噂」など全十篇を収録。今なお瑞々しい日本SF黎明期の傑作をSFの未来に紡ぐ。