街を散策しながら、日本の歴史と魅力を体験しませんか。
なつかしい江戸の面影と緑深き古都・鎌倉を訪ねる。
ルック、ドレスから繊維織物、業界用語まで、イラストで知る最新ファッション事典。ジャンル別にひと目で分かる、ユニークな部門別配列編集。便利で調べやすい、和文・欧文索引つき。
東国の武士たちが集った歴史の舞台、伝統と町の暮らしと豊かな自然が溶け合った町、鎌倉ー鶴岡八幡宮の裏手に住む著者が語る、鎌倉暮らしのすべて。一人歩いた浄智寺、駆込寺法を教えていただいた東慶寺、花見に集まる大仏の高徳院、家族で出かける江ノ島神社…どこか優しげな鎌倉の社寺。門付けにこられる僧や御用聞きの思い出、孫たちが集まる夏のにぎわい、やぶさめや薪能、花を見に来る友人たち、祭りで活躍する見知った顔…四季の暮らしの中に見る鎌倉。谷戸と切通しと海にしっかりと守られながら、気取りのない古都の暮らし。鎌倉ゆかりの文士たちとの思い出や、歴史の栄華や悲劇を拾いつつ、鎌倉のありのままの姿を綴り、沢田重隆の絵が古都の趣きと山から海へと連なる風景を見事に捉える。生活者の目から、これまでにない姿を描き出した、暮らしの中の鎌倉論。
歳時記をこえた、料理歳時記。旬とは、展開料理とは、そして、めりはり、感応、ものの本質とは。人間の心をさぐるー。「正しいものを食べることで仕上がってゆくはずの人間の幸せ」を見つめつづける料理研究家の、待望の甘辛エッセイ集。
日本の木造建築は歴史的に見て、構造が第一、意匠は構造に基づいて自然についてくるものである。純粋に意匠材として発生したのは入り口を示す長押ぐらいなものであろう。(長押は、その後、柱を繋ぐ構造材となり、貫が使用されるようになると、再び意匠材として用いられることが多くなる。)「蟇股」もそのように構造材として使われ始めたものである。構造材としての蟇股がどのようにして意匠材として変化して来たのか、意匠材としてどのように成熟して来たのか、土谷氏の興味はそこにあったろうと思われる。
四方を山と海に囲まれたもののふの都鎌倉。幕府が置かれ、寺院や館が立ち並ぶ往時の姿を、現在も偲ぶことができる。切通し、やぐらなど、北条氏ゆかりの地を中心に紹介する散策のための決定版。
中世武家興亡の古都鎌倉。頼朝の創業、比企・畠山・和田・三浦氏や北条家の栄枯盛衰、足利氏の興隆…それはまた合戦の歴史でもある。寺社・旧蹟・名所、合戦に因まない所はなく、往古を知れば鎌倉散策の興趣も増すに違いない。
鎌倉幕府の功臣で「武士道精神」の実践者であった景時の実像。