83歳、実業の第一線を退いて始めたのは、特別養護老人ホームでの傾聴ボランティア。日常のレールから滑り落ちる老人たちをたすけるはずが、老いて純化されてゆく姿、神の手に帰ってゆく手順、生きていることの意味、を認知症の人たちから教わることになる。異色のエッセイ。
知っていますか?鎌倉幕府滅亡後の「鎌倉」。鎌倉“通”なら知っておきたい鎌倉府鎌倉公方…武家政権の特別区、鎌倉の奥行きを探る。
ご家庭の美術館ーーあなたの美術教室【第1特集:百人一首】藤原定家によって鎌倉時代に編纂された『百人一首』。その和歌の雅な言葉の響きから現代の画家たちが情感豊かに描き出した作品の数々をご紹介します。【第2特集:私の干支の絵】平成から新しい時代に変わる年。12名の画家がそれぞれの干支をモチーフにした作品をご紹介します。
明治・大正の海軍軍人八代六郎の生涯に学ぶ今に生きる「武士道」
交通は人間社会の発達に重要な役割をもち、各時代の政策・制度の下、そこに生きた人々に多大の影響を与えた。古代から近世までの水陸交通の実相を、豊富な図版とともに平易に解説。日本交通史の画期的名著を新装復刊。
歴史学が長年見過ごしてきた鎌倉時代から戦国時代における「軍事のリアル」とは何か?「少人数で大部隊に勝て!」「奇襲攻撃を良しとせよ」戦前の軍事研究にはある種の物語性(ロマン)が持ちこまれていた。しかし、重要なのは歴史観に左右されない史料分析と科学的思考に基づく軍事史研究だ。群雄割拠すさまじい戦国時代の地政学的要因や武将たちの知略から、近代の「皇国史観」や「万世一系」の思想戦にまで迫る意欲作!
公家から武家の政権へ“橋渡し”的な役割を果たした平清盛没後、平家は壇ノ浦の戦いで滅亡する。代わって成立した源氏の武家政権では、血なまぐさい陰謀と暗殺が繰り返される。度重なる戦で庶民は疲弊し仏教による救済を求め、現代につながる鎌倉仏教が開かれていく。“井沢史観”で読み解く日本史のスーパースターたちの伝説、待望の第2巻。
給料をサイコロで決めている上場企業が考えた新しい「幸せの指標」。