野原にひとり生まれたりんごの木は、りすや小熊、きつねにねずみなどと友だちになり、お月さまに見守られながら、風や雨に耐えて成長します。そして、感謝の気持ちを届けます。一本のりんごの木を通して、生きることの素晴らしさを語りかける絵本。童話が大好きな作家三木卓「わすれられないおくりもの」のスーザン・バーレイの世界をむすぶものがたり。
一九三九年夏、モンゴルの惨禍。機密文書解禁。現地証言続出。日本軍暴走-「人間の死」だけがそこにあった。封印された真実を見つめなおす歴史ルポルタージュ。
NHK大河ドラマ「北条時宗」の舞台を歩く。作家永井路子がたどる歴史・風土エッセイ集。
縁起、本尊、寺宝から用語解説、散策地図まで鎌倉のすべての寺をこの一冊に。
武家の都「鎌倉」の歴史的古層を掘り起こす。時代をさかのぼりながら、史蹟からのメッセージを読み解く。歴史は「鎌倉」になにを見つけ、残し、そして創ったのか。
権謀術策うずまく覇権争いの舞台から、霊験あらたかな信仰の世界まで、伝説や説話が語り伝えてきた歴史の真実とは…写真家とめぐる鎌倉の歴史浪漫。
中世の鎌倉街道、近世の五街道から現代の高速道路網までを通観し、近代化によって交通ネットワークが構築され、さらにクルマ社会の出現によって改めて道路のあり方が問われるまでの歩みを辿る。
菅原道真の怨霊感知に端を発する天神信仰の展開ならびに諸相については、これまで多くの研究成果が蓄積されているが、今これを天神縁起成立(=十二世紀末頃)以前に限っても、研究の根拠となるべき文献史料の取り扱いについて、またそこから導き出される信仰史的事実の確定や意義づけ等々について、結論は必ずしも一様ではなく、なお基礎的検討の必要性が少なくないように思われる。そこで本書においては、延喜三年(九〇三)二月二十五日の道真薨去以後、鎌倉時代半ばに近い建長元年(一二四九)までに限って、天神信仰の信仰史的事実に関する各種文献史料を博捜した上で、それぞれの史料が示す年代を整理して編年順の年表として提示し、併せて各事項ごとの根拠となる史料の本文をも掲載し、もって上記期間における天神信仰の成立と展開を通観しうるとともに、今後の研究の基盤固めをも目論んだものである。
建築家と建てるこだわりの家、実現できます。限られた予算で建てるテクニックの数々。狭小、ローコストでも素晴らしい家ができる!20軒の家にあふれる創意工夫のアイデア。
緑と海に囲まれ長い歴史の跡がのこる鎌倉。その魅力を自分の見方・感じ方で発見してもらうためのガイドブックです。北鎌倉から鶴岡八幡宮までを丹念に案内したあと、「鎌倉時代のまちづくり」「海」「戦い」「信仰・伝説」「女性史」「環境・景観問題」の六つの窓から鎌倉を紹介します。修学旅行や総合学習のお供にも。
鎌倉幕府の功臣で「武士道精神」の実践者であった景時の実像。
鎌倉在住の詩人と写真家が慣れ親しんだ小路をそっと教えます。
源氏が開いた「武士」の時代、絶え間ない権力争いに歴史は何度も大転換しそうになる。力をつけてきた武士とやけに生きのいい朝廷が入り乱れたこの時代、人々はどんな歴史を刻もうとしたのか?史実とエピソードで読む鎌倉・室町時代への招待状。
山の音を聞く川端康成、海棠に見入る小林秀雄、化粧坂を歩む立原正秋ー文士の面影に出会える本。