鎌倉・由比ヶ浜にある浄泉寺。住職だった父親に代わり、息子の凛太郎が継いでいる。しかし、寺の運営に全く関心がない彼は、アルバイトの僧侶を雇い、気ままにサーフィンを楽しむ日々。ある日、身体中キズだらけの女子高生が寺に駆け込んで来る。家族には相談出来ないと言い張る彼女を見捨てることも出来ず、凛太郎は渋々宿坊を貸すハメに。家出の原因を探っていくと、友人関係のトラブルだと分かり、解決に向けて動き出す。
日蓮の処刑を止めたのは神仏か?それとも宇宙人か?「竜の口の法難」のUFO伝説、-その真相を徹底解明!またひとつ、歴史の秘密が明らかに。
〓(てつ)とは、多言のこと。筆蹟は、無声にして多言である。光明皇后筆と伝わる正倉院宝物『楽毅論』は、果たして女性の手によるものであろうか。1300年前の筆蹟に耳を傾けた著者が、ついにたどり着いた真の筆者とは…。丹念な研究に基づく画期的論考。
初の武家政権を鎌倉に創設し、弟の義経を死に追いやった冷徹な政治家とされる頼朝。平治の乱や石橋山合戦など、相次ぐ命の危機で負った心の闇に迫り、伊豆・鎌倉・平泉などゆかりの地を訪ね、波乱の生涯を描き出す。
鎌倉の辰巳邸で開かれているスープ教室は、二〇一六年一月で二〇周年を迎えた。入会希望者は年々増え続け、いまでは入会まで一〇年を待つ生徒も珍しくない。そこでは四季折々の素材を使ったスープのつくり方はもちろん、卒寿を超えた辰巳芳子が自らの経験から培った食、家族、自然、社会環境との向き合い方、人生哲学が熱く語られる。この本は、そこで語られたすべてのことばを丁寧に記録した辰巳初の講義録。さながら教室にいるようにスープのつくり方とともに、人としての“生きていきやすさ”のすべてがわかる。
本編全16巻に付した解説・注は、紙幅の関係もあり、必要最小限度の事項に簡潔な説明を施すに止めた。それらを補完して、現代語訳の読者がさらに進んで原文の魅力に触れるための手がかりを提供する。さらに、『吾妻鏡』から広がる鎌倉時代の政治と法、社会と文化などの多様な問題を平易に解説。『吾妻鏡』と鎌倉時代への理解がいっそう深まる最終巻。
都内の大学生が、独り暮らしの自宅で服毒死した。急行した十津川警部は、現場で江ノ電の玩具に気付く。犯人のメッセージではと考えた警部は、江ノ電に乗車し手がかりを探す。数日後、江ノ電が女性を轢いたと知らせが届く。だが、被害者はすでに絞殺されていたことが判明。さらに、その女性のものと思われるバッグからも、同じ江ノ電の玩具が発見され…。連続殺人犯に挑む名推理。長編旅情ミステリー。
鎌倉山の片隅に佇む「おやつ処みなと」に正月がやってきた。売れない小説家の柚琉は妹の和花やアイス作りの達人の犀川さん、腐れ縁たちに引っ張り出され、カルタに興じていた。そんな時ー。「湊柚琉さんですか?お願いがあるんです。どうしても、助けなきゃいけない人がいて」何かに導かれるように延命の依頼が舞い込む。しかもそのお客は、柚琉を指名してきた。命を“与える”死に神の存在と正体を、誰が教えたのか。さらに和花の幼い頃の秘密が明らかになり…。シリーズ待望の第2弾。
毎年200名以上の通訳案内士を輩出するCEL英語ソリューションズ講師陣が、かんたんな英語でちゃんと伝わるガイドフレーズを伝授!浅草寺、明治神宮、鎌倉、川越などー英語で東京近郊の名所を案内してみよう!
雪弥が花月香房と香乃の前から姿を消した。バイトも辞め、連絡も取れなくなってしまったのだ。真意を知りたい香乃だが、積極的に動くこともできず落ち込んでいた。友人たちによると、雪弥は顔色も悪く、思い詰めている様子だという。それを知り、戻ってきてもらうために行動しようと決意した香乃は、原因は雪弥が過去に起こした事件によるものだと知って…?
ひなたぼっこ、遅めの朝食、読書、花火、梅を干したりー家の中でも外でもない、豊かな場所と12の家族の暮らし方。
まっしろなゆきのなかに、かまくらがひとつ、ぽつんとたっています。ここは、おばあさんのかまくらレストラン。ゆきのふるふゆのあいだだけ、あいています。おしるこたべたら、ぽっかぽか。3歳から。
超!詳細な地図で歩く36courses。