庭園の歴史を詳説し、二百以上の名園を豊富な写真をまじえて紹介した。
頼朝はなぜ弟義経を抹殺したか。頼朝が建てた巨大な寺院とは?実朝はなぜ日本脱出を試みたか…。権力闘争や人間模様を映しだした数々のドラマなどを掘り起こし、謎の部分を大胆に推理しながら、鎌倉の新しい「魅力の鉱脈」をはじめて明らかにした、史都のタイムスリップ案内。
大仏は二代目?三代目?そして、どんな方法でつくられたのか?なぜ奈良の大仏のように大仏殿がないのか。駆込寺・東慶寺に逃げ込んだ女性は、どのように保護されたか。明月院のアジサイは昔から咲いていたのか。田谷の地下寺院はだれが掘ったのか。江の島の洞窟はどこまでつづいているのか。史都・鎌倉の数々の謎に迫る異色の書。
二階堂日美子は知人の椎野緋呂子から相談を受けた。姪の美雪に脅迫電話があったというのだ。美雪は女流最高位戦に挑む十七歳の天才棋士。日美子は第一局の開催地・京都に同行するが、そこで美雪の対戦相手・園田乙女を訪ねようとした市井重子の存在を知る。そして重子を訪ねた日美子は、そこで彼女の死体と「カモ川」の血文字、そして風景を写した一枚のポラロイド写真を発見する…。長篇ミステリー。
古代の「クニ」から、鎌倉幕府盛衰の要因まで、千年の歴史の流れを人物でつかむ最高の入門書。
鎌倉の伝統行事と新しい行事を季節ごとに美しい写真と正確な解説で案内。
湯けむりに浮かぶ人間ドラマを、美しき女将が描く恋の日乗。
日美子と鎌倉を歩いてみませんか?-彼女が生まれ、育ち、そして幾多の事件の舞台となり、解決後に暖かくその傷を癒やしてくれる古都と海岸。ミステリアスで謎に満ちた鎌倉を、厳選してご紹介します。さらに、“日美子誕生”のエピソードを伝えるエッセイをはじめ、シリーズの全貌がこの一冊でわかるデータも満載。さあ、日美子の世界へ出発。
戦後世界史のなかに現代朝鮮を位置付け北朝鮮社会主義理論の特徴を解明する。
近年の考古学的成果を踏まえ、絵図と文献史料を中心に武家の首都・鎌倉の実像に迫る。本書はまず、将軍御所の移転と都市機能の変化との関係、中世鶴岡八幡宮などを考える。さらに、諸社寺の境内絵図から町並みや四境、鎌倉と新仏教との関係を探り、祇園会の賑わいを通じて町衆の姿などを明らかにし、これまで知られなかった中世都市鎌倉を再現する。
鎌倉武士が躍動した“鎌倉”。多くの文人が愛した“鎌倉”。今、その息吹を感じる。鎌倉の散歩コースと散歩事典。
御家人や地頭の兵力や経済力、所領相論や財産相続の実態、武士の心得や合戦の作法など、実例をあげながら解説し、鎌倉武士の世界の全貌に迫る。