長期にわたって停滞を続ける日本経済。混迷から抜け出せないのはなぜなのか。本書では、その解明を歴史に求め、経済システムを支える日本人の「資本主義の精神」を探究する。強欲な金儲け主義への嫌悪感、ものづくりへの敬意や高品質の追求、個人主義ではなく集団行動の重視など、欧米はもとより、中韓など東アジア諸国とも異なる特質を明らかにする。そのうえで現代日本の経済システム改革への指針を示す。
律令制を崩壊させた干ばつ、日蓮が記録した天変地異、寒冷化が可能にした新田義貞の鎌倉攻めー。日本人が異常気象や気候変動に起因する災難にどう立ち向かってきたかを、豊富なエピソードと緻密なデータで描き出す異色作!
最新の研究成果をもとに、複雑な機構や政策を豊富な図版とともに解説!
ノンフィクションの書き手としてノーベル文学賞を受賞した作家の創作の道のりと極意。その全貌を、ペテルブルグ、ミンスク、シベリア、チェルノブイリ、福島でのNHK同行取材記録のほか、充実した講演・対談・評論によって明らかにする。「ドキュメンタリー文学」の手法とは何か。『戦争は女の顔をしていない』や『チェルノブイリの祈り』はいかに書かれたか。
平氏を打倒し、「鎌倉殿」の世へ。そして、激動の北条氏の時代へー140年以上の朝廷(公家)と幕府(武家)の二元権力の実態とは?コラム“そのころ、世界では?”で世界史もグッとつかめる!
源頼朝が平家を滅ぼし開いた鎌倉幕府は、濃密な人間ドラマに満ちている。頼朝が北条政子と激しい恋の末に結ばれた伊豆山神社、後に袂を分かつ義経と対面した八幡神社、幕府の崇敬を集めるも実朝暗殺の地となった鶴岡八幡宮。13の地を舞台に、歴史時代小説の手練れが切れ味鋭い筆をふるった。
「武家の古都・鎌倉」が世界遺産として認められないのはなぜかー都市鎌倉の通史からその実像を見る。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」時代考証チーフが、平安末期から鎌倉時代に活躍した人物たちの虚像と実像を一人ひとり徹底解説。源氏将軍、執権北条氏はもちろん、梶原景時、畠山重忠、三浦義村ら御家人から、後白河、後鳥羽など法皇・上皇、貴族まで。さらに政治・文化や武士の生活、戦いに関する最新研究と併せて、この時代の複雑な人間関係や出来事の背景がすっきりわかる一冊!
鎌倉大仏付近の丘の上で撲殺体が見つかった。神奈川県警捜査一課の吉川元哉は、幼馴染で鎌倉署刑事課強行犯係の小笠原亜澄とまたしてもコンビを組まされる羽目に。殺されたのは美術館学芸員の鰐淵貴遙で彼はある美人画を熱心に研究していたという。関係者を訪ね歩く亜澄と元哉は絵画に隠された驚愕の真実へと辿り着くが…。
ページを開くたびに、心の中で幸福のパン種が膨らみます。
石の組み方、庭木の植え方、ホーキ目のつけ方、水のあるなし…等々「日本庭園」を見る時、それぞれの意味がわかるようになる本。
あなたも使いますか?「私だけだろうか」「ていたらくぶり」…。「モーニング娘。」の「。」は何を意味するか。食品の名前の意外なおもしろさを発見する。「魑魅魍魎」「雷電霹靂」…おそろいの部首が続くことばを集める。男女のことばの差は本当になくなってきているかなど、巷ではやる表現やことばを楽しく分析。
ラブラブです。ペンギンが奏でる、6つの恋の物語。