鎌倉・由比ヶ浜にある浄泉寺。住職だった父親に代わり、息子の凛太郎が継いでいる。しかし、寺の運営に全く関心がない彼は、アルバイトの僧侶を雇い、気ままにサーフィンを楽しむ日々。ある日、身体中キズだらけの女子高生が寺に駆け込んで来る。家族には相談出来ないと言い張る彼女を見捨てることも出来ず、凛太郎は渋々宿坊を貸すハメに。家出の原因を探っていくと、友人関係のトラブルだと分かり、解決に向けて動き出す。
毒舌家で変人の書道家、東雲清一郎。筆跡鑑定も行う彼は、書を愛しているのに、書を避けている。しかしー客の目を引く見事な書店ポップ、鎌倉の寺社を巡った御朱印帳、祖父が読みたいと望んだ特別な小説、少年が誰にも見せたくなかったメモー気持ちに嘘はつけても、文字は偽れない。文字に秘められた想いを、清一郎は明らかにしていくが…。古都・鎌倉を舞台に、文字と書、人の想いにまつわる事件を描く大人気ミステリー、第3弾!
海と山と街と。あなたを惹きつける特別なカフェが必ず見つかります。豊富なフォト&エッセイで綴る、贅沢なカフェ案内。
鎌倉に暮らすミステリー作家・一色正和のもとに嫁いだ亜紀子は、その生活に驚くばかり。ここ鎌倉では、人間も幽霊も魔物も神様も仏様もみんな仲良く暮らしているらしい。鎌倉署の捜査にも協力する夫・正和は、小説の仕事に加え、多趣味でもあり忙しい。亜紀子の理想とはちょっと違うが楽しい新婚生活が始まり…!?しかしある日、病に倒れた正和が目を覚ますと、亜紀子の姿が消えていた。夫への愛にあふれた手紙を残してー。映画ノベライズ版。
東雲清一郎は、大学生活のかたわら書家として活動し、筆跡鑑定も行う超絶イケメン。だが、中身はトゲトゲなハリネズミのような毒舌家だ。おしゃれなカリグラフィー、図書館本の落書き、離別した父からの手紙、そして過去からのメッセージー「気持ちに嘘はつけても、文字は偽れない」。そう断言する彼の秘密が、また一つ明らかになっていく…古都・鎌倉を舞台に、文字と書、人の想いにまつわる事件を描く大人気ミステリー、第4弾!
日本史の重要人物が、かわいいマンガで楽しく学べる!サイズが大きくなって読みやすい!ぜんぶふりがなつき!わかりやすい解説つき!
強いきずなで結ばれた兄弟の生きざまを描く古典「曽我物語」。曾我兄弟の父のかたき・工藤祐経は、鎌倉殿(源頼朝)のお気に入り。しかも、鎌倉殿と兄弟のあいだには、祖父の代からの因縁がある。かたきを討とうとすれば、鎌倉殿に、かならず命をねらわれるー。先のない人生とわかっていながら恋に落ちる兄・十郎。まっすぐに目的を果たそうとする弟・五郎。二人の運命は?小学上級・中学から。
鎌倉幕府を打ち立てた源頼朝が没すると、政治の実権を握ったのは北条一族だった。有力御家人を次々に排除し、揺るぎない権力を築き上げていく。義時の執権就任による地位の確立から、朝廷と兵刃を交えた承久の乱、泰時の御成敗式目制定と評定衆による合議制、時宗によるモンゴルとの交戦を経ながら、なぜ130年にわたって勢力を維持できたのか。敗れた御家人や朝廷の思惑にも注目しながら、執権北条氏の新たな像を提示する。
鎌倉幕府が滅亡したのは偶然が重なり合った結果だった。あるいは室町幕府は応仁の乱ののちも強かに存在感を発揮し続けていたーいずれも、最新の研究で議論されている論点であり、一般的な日本中世史の常識を覆す説が近年次々と発表されている。本書では、新進気鋭の中世史研究者たちが、それら最新の学説をまとめて二つの幕府の実像を明らかにする。巻末には、どちらの幕府が強かったかを議論する座談会を収録。近年の中世史ブームに一石を投じる、すべての歴史愛好家注目の一冊。
「英雄」とは決して呼べない素顔をもつ若き執権・北条時宗と、そんな彼を支え将軍権力を立て直すべく大胆な改革を試みた硬骨の政治家・安達泰盛。二人が中核を担う十三世紀の日本に、ユーラシアを席巻したモンゴルの嵐が迫るー。血なまぐさい権力闘争に明け暮れる鎌倉政治史を外交、宗教、絵巻や彫刻など多様な視点から立体的に編み上げた労作!
鎌倉幕府のトップである「鎌倉殿」に仕えた武士、すなわち御家人たちはどのような人々だったのでしょうか。どのような生活をし、社会の中でどのような役割を果たしていたのでしょうか?古文書や絵巻物などの史料をもとに鎌倉武士の実像を明らかにします。
-鎌倉に響いた豊穣の歌声と歓喜の拍手
今年3月に開催した13年ぶりのソロライブが待望の映像作品化!!
原 由子キャリア史上初となるLIVE Blu-ray&DVDリリース決定!
◆昨年ソロとして31年ぶりのソロ・オリジナルアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』をリリースし、高い作品性が
各メディアで大きな話題となり、現在に至るまでロングヒットを記録している。
その渾身のアルバムを携えて、今年3月6日(月)と7日(火)にワンマンライブが2日間開催された。
会場キャパシティの10倍以上の応募が殺到し、チケットは即日完売。
会場で観ることが出来なかった多くのファンの要望に応える形で2日目は急遽ライブビューイングも行われるなど、
開催前から大きく注目を集めていた。舞台は幽玄の地“鎌倉”。
ソロミュージシャンとして、そしてサザンオールスターズとしても「鎌倉」にまつわる楽曲を数多く届けてきた原 由子にとって、縁深くゆかりある場所。
そんな特別な地で13年ぶりに行われたソロライブは、まさに“スペシャルライブ”と謳うにふさわしく、
44年の音楽人生を経て実ったミュージシャン原 由子の豊穣の歌声が会場を包み込み、割れんばかりの歓声と拍手が轟いた。
◆サザンオールスターズメンバーのライブとしてはコロナ禍以降初めて、マスク着用での声出しも可能となった記念すべきライブでもあり、会場には格別の熱が充満した。
誰もがあの感動をもう一度味わいたいと思う中、事前に映像作品化の予定はなかったが、圧倒的な感動と興奮の渦に巻き込まれるかの如く作品化の話が進行。
公演を観ることが出来なかった多くのファンの要望に応えつつ、今この時代に残すべき映像として、ソロキャリア初となるライブ映像作品のリリースが決定!
◆本作はスペシャルライブの模様を完全収録!ライブタイトルにもなったアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』の
全楽曲に加えて、ソロの代表曲である「花咲く旅路」、「京都物語」はもちろん、「恋は、ご多忙申し上げます」、
「あじさいのうた」などソロデビュー初期の曲、「ハートせつなく」「じんじん」などの人気ナンバー、
さらにはサザンオールスターズ名義のリードボーカル曲「鎌倉物語」「私はピアノ」など、数々の楽曲を披露した模様が収められている。
さらにアンコールの最後にはサプライズで桑田佳祐も登場!「いつでも夢を」をデュエットで披露している。
デビュー当時から変わらない唯一無二の声質でうたわれる歌は瑞々しく、かつ44年の音楽キャリアを経て増した円熟味は、まさに今だからこそ出せる味わいだと言って間違いない。
また、キーボードのみならず、アコースティックギター、ハンドマイクで演奏している模様は、
既存の原 由子像をアップデートする新鮮さに溢れている。
これまでの原 由子の音楽人生を、“鎌倉”という所縁の地で辿っていくような、全音楽ファン必携の映像作品!
完全生産限定盤ボーナストラックに最新曲MV、本人インタビューで振り返るメイキング映像収録!
さらに全64Pの豪華フォトブックが同梱!!
◆完全生産限定盤に追加収録される形となったボーナストラックは、最新アルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』に
収録されている「ヤバいね愛てえ奴は」「鎌倉 On The Beach」「スローハンドに抱かれて (Oh Love!!)」の
3曲のミュージックビデオに加えて、アルバム制作そしてライブの舞台裏に密着した映像と共に原自身が
一連の活動について語った「Making of “婦人の肖像 (Portrait of a Lady)”」が収録される。レコーディング風景や
ライブのリハーサルの模様など、貴重な映像が満載!
◆さらに完全生産限定盤には「スペシャルライブ2023 “婦人の肖像 (Portrait of a Lady)” フォトブック」が
同梱されることも決定!スペシャルライブで撮影された写真を収めた全64ページの大ボリュームで、
ライブ当日の1日を写真で振り返ることのできるファン垂涎の1冊になっている!
フォトブックは大判サイズの三方背BOXにBlu-ray / DVDとともに格納され、インテリアとして
飾っておきたくなるような、アーティスティックなデザインも必見!
御成敗式目は一二三二年、鎌倉幕府三代執権の北条泰時により制定された。源頼朝以来の先例や武士社会の道理(慣習や道徳)に基づくとされ、初の武家法として名高い。主たる対象は御家人だったが、その影響力はやがて全国規模に拡大する。画期的と評されるこの法はどのように生まれ、なぜ広く知れ渡ったのか。主要な条文を詳しく解説し、受容の実態や後世への影響を視野に、「最も有名な法」の知られざる実像を明かす。
栗原はるみ77歳、私の「人生を決めた料理」を選びました
ささやかでも自分の好きなものに囲まれた生活は、
それだけで明るく、幸せな気持ちになる。
今年3月に77歳になった栗原はるみが、
改めて向かい合ったのは、「私が好きなもの77」。
そしてメイン特集は「人生を決めた料理」。
2万以上あるレシピのなかから選び抜いた、
料理家としてのキャリアを代表する料理とは?
別冊付録はたっぷり野菜を食べたいときにぴったりな、
「サラダとドレッシング」のレシピをまとめました。
他にも鎌倉旅の特集など、盛りだくさんです。
●特集『人生を決めた料理』
これまでも、そしてこれからもずっと作り続けたい、
料理家として大切に作ってきた料理、自分が大好きな料理、
家族との思い出のある料理。厳選して63レシピ紹介します。
・私が好きなレシピ、ベスト3
・変わらず好きなのは、根菜
・たくさん食べてもらいたくて、いつもの料理で人を呼ぶ
・揚げ物がを食べると、元気が出る
・簡単に、焼きたてのパンを食べたくて
・母から引き継いだ味、夫との思い出の味
・相手を思って作る、とっておきのお菓子
・いつも、冷蔵庫にあるもの
・めんどうなことが、おいしくなる
・暑いときも寒いときも、いつもあんかけ
・ないと心配になる、鶏肉、えび、そして豆腐
●特集『日々の暮らしを支えてくれるもの』
インテリア、おやつ、文房具、人生を変えた習い事……。
毎日を笑顔で機嫌よくすごすために、
好きなものに囲まれた暮らしを。
●料理特集『チャーハンって、すごい!! 』
知っておくと、絶対に便利!
残り物でできる簡単なものからごちそうになるものまで、
家で作るからこそおいしいチャーハンのレシピ集。
●旅特集 『鎌倉へ、小旅行。』
都心から日帰りでも充分に楽しめる鎌倉旅。
名店から地元の人が通う店まで、
栗原はるみが見つけたお気に入りの場所とは。
●別冊付録『自由に、サラダ&ドレッシング。』
パリッとフレッシュな野菜をたっぷり食べたい。
そんなときにぴったりなサラダとドレッシングのレシピを
はじめて小冊子にまとめました。
サラダをおいしく食べるための基本的なコツもお伝えします。
物を透視する先天的な“眼”の才と直感が対象を眺め、いじり、抱き、そして離れて再度見入って掴み取る。“物が見える”とは何か。“美の窮極”とはどんなことか。批評家、本の装幀家、陶器鑑賞家青山二郎の一体なにが小林秀雄、中原中也ら昭和の文人達の心をかくも捉えたか。彼らの隠れた精神的な支柱であった“昭和の異才”の芸術、文学へ向けた自由闊達な批評。文庫版初収31篇。