「呑んだ、食べた、うまかった!」と仲間で騒いだ若い頃の居酒屋巡りももちろん結構。しかし、歳を重ねた身には一人旅こそ快適。あるのは誰気兼ねなく好きに過ごせる時間だけ。口開けまで、と気になった美術館を巡り、名所の碑文・銘文をじっくり眺め、常連ばかりの喫茶店で一休み。そうして土地をより深く知ったのち、これと決めた名店でやる一杯の美味さよー孤高の居酒屋評論家がたどり着いた居酒屋旅がここに。
鎌倉の旧家、里井家の長男・幸太郎が鈍器で撲殺されたのを皮切りに、銃殺、毒殺と次々に恐るべき殺人が行われる。探偵事務所を営む手島利明とその恋人、輝子の2人は、莫大な財産目当ての凶行とみて調査を進め真相に迫る。里井家の少年がもらした「宝探し」のひとことが指し示す凶悪無類の真犯人は一体、誰か?
ただ「花」といえば「桜花」を指すといわれるほどに、春爛漫の桜は日本人に格別の意味を持つ。ようやく長い冬が去り、光あふれる春の訪れ。その証しとして美しい薄桃色の花が万朶と咲き匂うとき、私たちの春の歓びは極まる。桜と日本人のかかわりの歴史を、上古より現代まで七期に分け、桜花にまつわる逸話・詩歌・人物のあらゆる事柄についてまとめた。国文学研究の第一人者による比類なき“桜”讃歌。
保元・平治の乱を上限とし、応仁の乱を下限とする3百年間に活躍した人物3,000人を網羅。本邦唯一の鎌倉・室町人名事典の完全縮刷版。
都市・農村・家など人々の生活する場の諸相と、芸能・文学・宗教などそこでの行為を具体的に眺めながら、自我のめざめた「個」の時代を生き生きと描く。
「桜」から、何を思いうかべますか?麻衣子は、やっぱり“恋”。だって、日下くんと、花の咲きほこる中を散歩できるから。“桜餅”って答えたのは、もちろん美奈子。でも、これが今回の事件のキーワードに。鎌倉の旧家で、執事を務めていた長谷老人が殺された。金沢へ桜を見に出かけたはずの老人の身に、いったい何が起きたのだろう。現場に散りばめられた桜の花びらと、旅行カバンに残されたお土産に、驚きの真相が。
本書は江戸時代から鎌倉時代へと遡ることで、日本史の“なぜ”を解明する好著である。
本書は、奈良時代から現代まで日本語がどのように変遷したかを明らかにしたものである。
恋と科学。幽霊と発明。解剖学者のメスが、見えない世界を快刀乱麻に腑分けしてご覧にいれます。
まるでマイアミビーチのような暖かそうな海になんだかのんびりと、幸せそうに歩いているペンギンたち。私は、絶対にこの場所に行って見たいと思いました。